時々NHKのTV番組で田中陽希さんのグレートトラバースを見ています。彼の頑張りに、思わず引き込まれてしまいます。
しかし、その中でいつも不本意に思っていることが3つほどあります。
1つは:危険そうで通過に注意を要する箇所をさも最大限に危険な箇所のように大げさに表現すること。
2つは:登るのに要した時間をことさら自慢げに、「コースタイムの半分ほどで・・・云々」と言及すること。
3つは:山頂に到達したあとは、下山するまでのことを省略していること。
これはすべてにおいて田中陽希さんの責任ではなくて、番組制作側の姿勢の問題だと思います。
1の危険度の表現については、大げさすぎても過小評価をしてもどちらも適当ではないのです。
2の体力強調表現も山でのスピード競争を助長しかねなくて、これを皆がやるとマナーの崩壊や環境破壊にもつながりそうです。
3については山登りは家を出てから家に戻って来るまで・・・・ということであり、ましてや登りよりも下りのほうが危険が潜むといわれるくらいですから、下りの行程は、それがたとえ往復登山であっても、省略するべきではありません。
公共番組で名山歩きの放映を300座も重ねると、放映期間も長くなり、再放送などで繰り返して放映しているようですから、影響力も増大します。皆の登山行動に相当影響を与える筈でしょうから、ここはひとつ、NHKの報道姿勢に敢えて苦言を呈しておきます。
そんなわけで、この記事では「山頂」到達後の、登山口に下山するまでを記述することにしました。
この記事の記述範囲 ↓
石鎚神社のある「山頂」から天狗岳まで往復して、「山頂」から登山口の土小屋に戻るまでの記述になります。
「山頂」の石鎚神社 ↓
石鎚山「山頂」 ↓
石鎚神社のその背後にある石の祠 ↓
石鎚神社のある「山頂」とされる峰はどうやら弥山という名前があるようです。ここの標高は最高点の地図表記よりも10mほど低い
1972mのようです。
ここの最上部にある石の祠にも御参りをしておきます。
200mほど先に最高地点の天狗岳 ↓
200mほど先に胸のすくような尖った岩峰が目の前にそびえているのですから、感動ものです。
TVなどでたびたび見て憧れを持って心に残していた光景を目の当たりにして、「これは行くしかない」と思いました。
昼飯に少しだけ口を付けて、その頂まで往復することにします。 予測した所要時間は30分ですが、実際には40分かかりました。
それでは天狗岳ピストンに掛かります。
ナイフリッジ ↓
途中の岩稜は結構怖いナイフリッジになっていて、補助のアンカーや鎖などが付いてはいません。
背後に石鎚山神社のある弥山「山頂」
リンドウ ↓
そんな岩場にも律義なことにリンドウの花の蕾が準備されています。
天狗岳頂上 ↓
ぶちょうほうもの ↓
憧れの頂に着き、そこで記念写真を撮り(この画は花咲き案内人さんが撮影)合って、山頂を辞します。
戻りの岩稜から弥山の石鎚山「山頂」を望む ↓
「山頂」神社のあるあの峰だって、ここから眺めれば高度感は抜群です。
石鎚神社のある石鎚山「山頂」にて昼食を完食します。
下り始め ↓
神社のわきから下山を開始します。この時時刻は午後1時50分。
成就社と瀬戸内海 ↓
成就社のあそこまでは次回再訪するとすれば、使うところかもしれません。山から見下ろす瀬戸内海の眺めは、今回はこれが最後となったようです。
天狗岩にお別れ ↓
憧れを抱いてきた天狗岩でしたが、そのままの気持ちと感謝の念を持ってお別れの挨拶をします。
フガクスズムシソウ ↓
長年の間ぜひ見ておきたい花であり続けたこの野生ランですので、もう一度別の角度からカメラに収めます。
桟道 ↓
今回の山行では鉄製・木製のこういう桟道に何度も助けられて無事往復をすることが出来ました。
イケマ ↓
往きに気づかなかった花に、花咲き案内さんが復路で気づいて指し示してくれました。
土小屋 ↓
車を駐めて、歩き始めた土小屋(地名です)に着きました。
建物にはモンベル・フレンドショップとあり、レストラン・コーヒーショップとも添え書きされていました。
帰着は午後4時35分ですからこれもゆっくりペースでした。
車に乗ってきた道を帰ります。
UFOライン ↓
来るときにガスっていたUFOラインでしたが、帰り道ではこんなに晴れ上がってくれました。
この後、今夜泊まる、坂出市の旅館まで送っていただき、そこで感謝のお別れをしたのは確か午後9時頃でした。
翌7/28日に旅館の車で坂出駅まで送っていただき、JR電車で瀬戸大橋を渡り、電車を乗り継いで、午後二時過ぎに帰宅できました。
しかし、その中でいつも不本意に思っていることが3つほどあります。
1つは:危険そうで通過に注意を要する箇所をさも最大限に危険な箇所のように大げさに表現すること。
2つは:登るのに要した時間をことさら自慢げに、「コースタイムの半分ほどで・・・云々」と言及すること。
3つは:山頂に到達したあとは、下山するまでのことを省略していること。
これはすべてにおいて田中陽希さんの責任ではなくて、番組制作側の姿勢の問題だと思います。
1の危険度の表現については、大げさすぎても過小評価をしてもどちらも適当ではないのです。
2の体力強調表現も山でのスピード競争を助長しかねなくて、これを皆がやるとマナーの崩壊や環境破壊にもつながりそうです。
3については山登りは家を出てから家に戻って来るまで・・・・ということであり、ましてや登りよりも下りのほうが危険が潜むといわれるくらいですから、下りの行程は、それがたとえ往復登山であっても、省略するべきではありません。
公共番組で名山歩きの放映を300座も重ねると、放映期間も長くなり、再放送などで繰り返して放映しているようですから、影響力も増大します。皆の登山行動に相当影響を与える筈でしょうから、ここはひとつ、NHKの報道姿勢に敢えて苦言を呈しておきます。
そんなわけで、この記事では「山頂」到達後の、登山口に下山するまでを記述することにしました。
この記事の記述範囲 ↓
石鎚神社のある「山頂」から天狗岳まで往復して、「山頂」から登山口の土小屋に戻るまでの記述になります。
「山頂」の石鎚神社 ↓
石鎚山「山頂」 ↓
石鎚神社のその背後にある石の祠 ↓
石鎚神社のある「山頂」とされる峰はどうやら弥山という名前があるようです。ここの標高は最高点の地図表記よりも10mほど低い
1972mのようです。
ここの最上部にある石の祠にも御参りをしておきます。
200mほど先に最高地点の天狗岳 ↓
200mほど先に胸のすくような尖った岩峰が目の前にそびえているのですから、感動ものです。
TVなどでたびたび見て憧れを持って心に残していた光景を目の当たりにして、「これは行くしかない」と思いました。
昼飯に少しだけ口を付けて、その頂まで往復することにします。 予測した所要時間は30分ですが、実際には40分かかりました。
それでは天狗岳ピストンに掛かります。
ナイフリッジ ↓
途中の岩稜は結構怖いナイフリッジになっていて、補助のアンカーや鎖などが付いてはいません。
背後に石鎚山神社のある弥山「山頂」
リンドウ ↓
そんな岩場にも律義なことにリンドウの花の蕾が準備されています。
天狗岳頂上 ↓
ぶちょうほうもの ↓
憧れの頂に着き、そこで記念写真を撮り(この画は花咲き案内人さんが撮影)合って、山頂を辞します。
戻りの岩稜から弥山の石鎚山「山頂」を望む ↓
「山頂」神社のあるあの峰だって、ここから眺めれば高度感は抜群です。
石鎚神社のある石鎚山「山頂」にて昼食を完食します。
下り始め ↓
神社のわきから下山を開始します。この時時刻は午後1時50分。
成就社と瀬戸内海 ↓
成就社のあそこまでは次回再訪するとすれば、使うところかもしれません。山から見下ろす瀬戸内海の眺めは、今回はこれが最後となったようです。
天狗岩にお別れ ↓
憧れを抱いてきた天狗岩でしたが、そのままの気持ちと感謝の念を持ってお別れの挨拶をします。
フガクスズムシソウ ↓
長年の間ぜひ見ておきたい花であり続けたこの野生ランですので、もう一度別の角度からカメラに収めます。
桟道 ↓
今回の山行では鉄製・木製のこういう桟道に何度も助けられて無事往復をすることが出来ました。
イケマ ↓
往きに気づかなかった花に、花咲き案内さんが復路で気づいて指し示してくれました。
土小屋 ↓
車を駐めて、歩き始めた土小屋(地名です)に着きました。
建物にはモンベル・フレンドショップとあり、レストラン・コーヒーショップとも添え書きされていました。
帰着は午後4時35分ですからこれもゆっくりペースでした。
車に乗ってきた道を帰ります。
UFOライン ↓
来るときにガスっていたUFOラインでしたが、帰り道ではこんなに晴れ上がってくれました。
この後、今夜泊まる、坂出市の旅館まで送っていただき、そこで感謝のお別れをしたのは確か午後9時頃でした。
翌7/28日に旅館の車で坂出駅まで送っていただき、JR電車で瀬戸大橋を渡り、電車を乗り継いで、午後二時過ぎに帰宅できました。