ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/11日に歩いた鳳来寺山 その4:玖老勢(くろぜ)峠から先は稜線の東海自然歩道を進む

2024-06-17 04:47:25 | 草花

玖老勢(くろぜ)の集落から歩いてきた道は、初めは簡易舗装の広めの道でしたが、それが舗装のない地道になり、道幅も狭まり、歩いてのみ行ける道になり、つぎに細い山道に代わり、それもやがて倒木などの混じる心細い道となり、傾斜も強まり、やがて玖老勢峠直近ではジグザグを切って登っていくようになりました。

炭焼き窯の跡 ↓

峠に至る急登の直前で古い炭焼き窯の跡を見ました。もう70年くらい前に使わなくなったことでしょう。

 

 

コナスビ ↓

家の近くの公園でも見た花ですが、こちらが本来の生育場所なのでしょうね。

 

 

玖老勢(くろぜ)峠 ↓

稜線に乗り上げると、そこが玖老勢峠で、稜線上の道は東海自然歩道となり、今回の山旅ではこの自然歩道

を歩くことになります。時間は10時50分となっていたのでここで昼食休憩を入れます。

 

 

歩き始めは東海自然歩道の鉄の階段 ↓

(東海自然歩道は、八王子と大阪・箕面を結ぶ1都8県2府に及ぶ全長1697.2kmの自然歩道で、1970年から整備が始まり、1974年(田中内閣)に完成した長距離自然歩道です。)

昼食後に歩き始めますが、この鉄製の階段もおそらく設置当時のままのものと思います。

まだ問題はなさそうで、これから後、何度もこの類のものが出て来ます。

 

 

両脇にシダ ↓

両脇にシダのある場所は今回はこれが最初で最後のことでした。

 

 

ホソバシャクナゲ ↓ ↓

 

花は終わっていました。このホソバシャクナゲの特徴は比較的低所で生育していることと、

(下の画で)細い葉の裏側にはビロードのように毛が密生していることです。

 

 

ツルリンドウ ↓

花も実もありませんが・・・・

 

 

岩尾根 ↓

尾根上の道は、このように岩の露出している場所がたくさんあります。

 

 

カキノハグサ ↓ ↓ ↓

 

 

カキノハグサは東三河地方の奥地の山に特有の植物ですが、花の時季は済んでいました。

上の画では実が2粒ほど見えています。

奇跡的に花が咲いていたのは真ん中の画のものだけでした。

下の画では少し引いて生育環境なども写しました。

コメント (6)    この記事についてブログを書く
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お早うございます (縄文人)
2024-06-17 06:23:20
● 佳境かな第4弾の山歩き
       玖老勢峠や羊歯の見事よ

そうなんですか!!玖老勢峠は東海自然歩道なんですね、
そういえば八王子(高尾山)の中を歩いたような気がします。

   ●  小石の間良く生まれしやコナスビの
              四枚の葉っぱ五弁の花よ
          

東海自然歩道はどこまで歩を進めるのやら?
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縄文人様へ (ぶちょうほう)
2024-06-17 11:57:24
縄文人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
玖老勢峠に到着したらもう昼飯の時間になっていました。公共交通j機関で乗り継いでやってくるとどうしても時間が遅くなりますね。
峠のベンチで昼飯を食べてからは東海自然歩道を辿っていくことになりますが、この先ずっとこの道を歩き、それは下山路のJR飯田踏切に出会うまで、三河大野駅の手前までお付き合いすることになりました。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2024-06-17 12:21:03
コナスビは道端のものは踏み潰されるので草丈が低いですが、先日山中で見たものは20センチくらいありました。仰るようにそれが本来の姿ですね。
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東海自然歩道 (おみや)
2024-06-17 15:03:10
東海自然歩道良いところをあるかれましたね。
カキノハグ、めずらしい花が見られましたね。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2024-06-17 22:59:38
多摩NTの住人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
山の中で見られた花は草丈が20センチもあったのですか。そんなに背の高いのはコナスビからオオナスビに名前変えした方が良さそうですね。

この植物は小さいながらもどこか生真面目さみたいなものを感じます。
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おみや様へ (ぶちょうほう)
2024-06-17 23:02:41
おみや様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
カキノハグサはこちらの地方で見る草で、生育圏はそれほど広くはなさそうですね。
小生も三河以外では見た記憶がありません。
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