ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

散歩の道筋で見た季節の草花たち 3の3(最終記事)と庭の花

2024-05-03 04:30:37 | 草花
カレンダー通りに勤務する形態の企業では、GWの後半部分の4日間となりますね。
小生は、その間は家でおとなしく過ごすことにしています。 
このところTVを見る時間が増えて、政治・経済・スポーツ・文化・犯罪などの出来事もいつもよりは関心を深めて見ていました。
その中で気になったのは少子化脱却・国の活力の鈍化・第一次産業の衰微・エネルギー資源の今後などのことでした。
これらのすべては私たちの世代が現役時代に構築した社会に根差すものですね。
現役時代はただひたすら一所懸命に突っ走ってきましたが、こういう難問を解決することなく次世代にまで譲り渡してしまいました。
これからは昭和40年代のように「行け行けどんどん」の時代ではなく、新しい価値観のもとに、違った世の中を創造しなければなりません。
人生経験を長く持つ私たちの世代ですが、どういう提案を次の世代に差しだすことが出来るのでしょうか。
これを宿題として、庭の花を見ながら、野菜を作りながら、はたまた野山を歩きながら考え続けることにいたしましょうか。

散歩道で見た野の草花:
山吹 ↓

公園の植栽でした。木がこじんまりと仕立てられていて野趣がなかった。


コデマリ ↓

これも公園の植栽。ここのものは盛りでしたが、ほかの場所では花はそろそろ終盤ですね。



ベニイロシャリンバイ ↓

同じ公園の植栽ですが、ピンクに咲くシャリンバイは初めて見ました。


ここから下は我が家の庭で見たものです。

ナミアゲハ ↓

山の神様が盛りを過ぎたビオラの花をちぎって庭に捨てたところにアゲハチョウ(ナミアゲハ)がやって来て、何度も何度も
・・・・実に念入りに拘っていました。おそらく一時間を越えたと思いますが、行っては来て、来ては行ってを繰り返します。


シラン ↓

遅かった我が家のシランでしたが、ここに来てやっと追いつきました。


シャクヤク ↓



シャクヤクは上の蕾の一日後に下のように花開きました。


オモト ↓

オモトの花の媒体はナメクジだということをもう10年ほど前にネットのお友達から教えて頂きました。
それなら心配ありません、(残念なことに)今は害虫のナメクジをたくさん目にするようになっています。


フタリシズカ ↓

ひとつ処に群生していて「シズカ」な状態には見えませんが、名前の由来は静御前の方でしたね。


ヒメシャラ ↓

本当は沙羅の木(ナツツバキ)が欲しかったのですが、縁あってヒメシャラの方が我が家にやってきました。
未だ木は小さいですが、花の蕾は10個ほどはついていて、咲き出すのが楽しみです。


アスパラガス ↓

昨年末に植え替えをしましたが、その時に根がたくさんあるのに驚かされました。
地中深いところまで、太い根を中心から放射状に、それこそ縦横無尽に張り巡らしていました。
これによってあの元気なアスパラガスの太い新芽が出て来るのですね。
移植によって株を痛めつけすぎたので今年の収穫はせずに思うがままにに力を溜めさせてやります。
新芽が育ち、枝をたくさん分岐して花を咲かせ始めました。
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
シャクヤク (おみや)
2024-05-03 05:47:35
おはようございます。
シャクヤクがさいてきましたね。
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お早うございます (縄文人)
2024-05-03 07:59:29
◎ 散策や道筋そぞろ野草かな
      ナミアゲハをば後を追うなり (縄)

花の色がいろいろあるのは、他の花より少しでも目立つようにしているからか~~
花の形がいろいろある様に花にも自己顕示欲が有るのであろうか、
来てもらいたい昆虫達に・・・・・・・・・。
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おみや様へ (ぶちょうほう)
2024-05-03 13:59:10
おみや様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
お寺さんの庭先で花の後に種を頂いてきて、それが育ち、花をつけるようになってきました。
小生的にはヤマシャクヤクが一種類あればそれで足りるのですが。
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縄文人様へ (ぶちょうほう)
2024-05-03 14:12:17
縄文人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
このナミアゲハはとてもビオラの花にこだわっていました。このビオラは花が終わって花の部分を摘み、捨てたものなんです。
花の色はそれこそいろいろありますが、これまで「何のために?」・・・と考えたことは余りありませんでした。
仰言るように種の維持のために、目立ちたいという自己顕示欲の発露なのでしょうね。
それから花の構造も「昆虫達に来てもらいたい」・・・まったく仰言る通りなのではないでしょうか?
植物たちが、それぞれ自分たちの種の維持のためにそうやって進化してきたとしたら、人間の身体能力は植物や動物ほどには進化していなかったことになるかもしれませんね。
人類は独特の文化というものを創り出して、その挙句に種の維持すらも「少子化」ということで危うくなってしまっています。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2024-05-03 16:45:12
世の中はGWですが、この期間は家の周りでおとなしくしていたほうが良さそうです。オモトの花は我が家でも咲きました。ナメクジは見当たりませんでしたが去年やっと果実がひとつ稔りました。どこかに隠れていたのでしょうね。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2024-05-03 17:36:05
多摩NTの住人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
ナメクジがオモトの”媒酌人”だということは多摩NTの住人様から教えていただいたことでしたね。
今朝も我が家では山の神様が何かを踏みつけていたのでどうしたのか?尋ねたところ「ナメクジ」とのことでした。
このうちのいくつかが多摩NTの住人様の御庭に出張してくれると良いですね。
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Unknown (ふらっと)
2024-05-03 20:11:32
 最近精力的に山歩きをされていますね。
ご健康で羨ましいです。小生は膝の故障で低山を除き山は自粛しています。

 それと、自分もぶちょうほう様のブログから情報を得て葦毛湿原で、なんとかキスミレを見る事ができました。ありがとうございます。

 国の衰退についてですが、なぜ政府が米の減反を続け、他の作物への切り替えなどで地方を疲弊させたのか。即物的な考えで、結果食料の自給率は下がり、貿易赤字も増えてしまいましたね。今まで自分の気持ちは、もやもやしていましたが、少しづつ政治が変わる兆しがあり、明るさを感じてはいます。
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ふらっと様へ (ぶちょうほう)
2024-05-04 09:19:31
ふらっと様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
家の建て替えのためにこの二年ほどはそれに没頭していて、山を歩くことが出来ませんでしたので、それの憂さ晴らしもありました。
葦毛・石巻から少し日にちが離れて本宮山を歩き、これで今までのうっぷんは晴れたような気がします。
膝の問題は小生も同じことで、長い下りはストックなしでは下りることが出来なくなってしまいました。
あそこの場所のイチゲキスミレは保護のおかげで何とか安定してきていますね。
盗掘する不心得者が出てこないのは珍しいことですね。

政治の不毛が今の状況を生んだわけですが、細川・羽田・村山・鳩山・菅・野田という保守以外の政権もあったわけですから、どの政権をもってしても改善しなかったと見るのが良いのでしょうか?
ともあれ、昭和30年代から崩れ始めた日本の社会のありよう(精神構造?)が根本的なところにありそうな気がします。
あの頃には少子化なんていう言葉はなかったですね。むしろ人口抑制が奨励されていたように思います。
集団就職・・・・離農者の出現が社会現象でしたね。
これまでに高度経済成長の恩恵をたくさん受けて来ましたが、おそらくあの頃から地すべりは始まっていたのではないでしょうか。
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