ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/30、31日 徳本峠 霞沢岳 上高地 その7(最終記事):徳本峠に戻り、梓川沿いまで下り、上高地まで歩く。

2017-08-09 07:16:51 | 草花
霞沢岳の頂上は360度の展望ということでしたが、湧き出した雲にその眺望が遮られ、只暑いだけの山頂でした。
日差しを遮るものが無かったので、熱射病を恐れて、気持ちを急がせて山頂を後にします。

今回はカメラを首からぶら下げて歩いていましたが、その重さが2kg近くあり、それを耐え難いほど暑苦しく感じたので、頂上から戻る途中でザックにしまい、背負い込んでしまいました。

そのために徳本峠に戻った時の画像や、徳本峠から梓川沿いに下るまでの画像が一切ありません。
首にぶら下げたカメラを重いと感じたことはありましたが、暑苦しいと感じたのはこの時が初めてのことでした。
山頂から焼岳 ↓

こうしてみると、焼岳が大正年間に噴火して土石流を梓川に落とした様子がわかるように思いました。
このあとすぐに、山頂を下ります。



山頂を撮る ↓

山頂滞在があまりにもアッサリしていたので、反省し、少し戻って山頂の写真を撮っておきます。



ミヤマハンノキ ↓

峠まで戻る道では来るときに見落としていたものを撮るようにします。
ミヤマハンノキの若い実を見つけました。



イワツメクサ ↓

来るときに良い株が見えなかったので、戻るときに撮ろうと決めていました。



オンタデの雌花 ↓

これをイタヤメイゲツと記述しているのをネットで見ました。さて、オンタデでしょうか、それとも?



コケモモの実 ↓

往きでは花を見ましたが、コケモモの実もありました。



K1ピーク ↓

K1ピークに戻り、山頂からの道を懐かしみます。



上高地 ↓

眼下を見ると上高地の上高地温泉ホテルあたりでしょうか?よく見えています。



常念岳方面 ↓

常念岳と蝶ヶ岳方面が雲にトリミングされた感じで不思議な見え方をしています。

カシバードで山名確認 ↓




常念岳をズーム ↓

ズームしても常念岳のピラミッド形状だけが見えて、前常念岳は見えて来ません。



ウラジロナナカマド ↓

その6ではタカネナナカマドの実を見ましたが、今度はウラジロナナカマドの実です。



ハクサンフウロ ↓

朝一番でここを通った時、花は後向きでしたが、今度はこちらを向いてくれています。



クロツリバナ ↓

稜線上の水たまりのところで、今度は水際を歩きました。そこで、見たことのないものを見ました。
家に帰り、図鑑で調べて、どうやらクロツリバナの実のようだと判りました。



オオバユキザサ ↓

オオバユキザサも青い実をつけています。



ジャンクションピーク ↓

朝はここで日の出を迎えながら朝食をとった場所でした。

この後カメラをザックにしまい込みます。

徳本峠に戻り、預けていたリュックを回収し、休憩してから上高地に向けて下って行きます。
カメラはリュックの中にしまい込みましたので、この間の画像はありません。


梓川沿いを歩く ↓

峠から山を下り、梓川沿いを歩く中で一度だけ休みを取りました。その時にカメラを出して、写真を撮りながら歩くようにしました。



明神岳 ↓

梓川の対岸に見えるのは明神岳の屏風岩でしょうか、ここら辺のことには不案内の田舎もんですので、悪しからず願います。



小梨平 ↓

小梨平のキャンプ場に着くと両側はテントが張られていて、若者たちや家族連れでにぎわっていました。



河童橋 ↓

河童橋の界隈は以前のように中国人観光客でにぎわうことはなくて、喧騒はありませんでした。



河童橋の上流 ↓

河童橋の上流は梓川の清流とその上部に岳沢の眺めの一部が見えていました。
しかし、有名な穂高吊尾根の眺めは雲に閉ざされています。



離れてみる梓川と河童橋 ↓

河童橋から少し離れて、梓川の眺めを見ます。この時、梓川では上流で工事が入っていて、水に少し濁りが入っていました。



バスターミナル ↓

ここで歩行部分は終了です、あとはバスに乗って車を置いた島島まで戻ります。
バスを待つ間、ここで飲んだ水は冷たくて美味しかったです。




二日目の歩行数 ↓

二日目の歩行数も随分伸びました。一日目と合わせると七万歩近くになり、これでは疲れるのも無理ないと思いました。

バスに約一時間乗り、島島で降りてからは、自力運転で家まで帰ります。
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れさまでした (山ちゃん)
2017-08-09 07:49:36
ぶちょうほうさん、こんにちは!
いや~あっ、二日目も3万歩超えとはお疲れさまでした。暑さがかなり応えたようですね。一応、穂高と焼岳は正面に見えて、他の山岳展望が物足りないですが、高山植物が結構多かったのが救いじゃないでしょうか?
この島島から上高地へのルートは知りませんでしたから、一度は歩いてみたいものです。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2017-08-09 09:08:35
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
このシリーズの最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
上高地というところはバスの発着基点にもなっているのですが、信州側と、飛騨側の連携が取れていなくて、袋小路になっているような感じです。
本当なら新穂高と上高地の間はバスを上手に使いたいところですが、それが上手くいきません。
苦肉の策で島島に車を置いて山に入り、上高地からバスで島島まで戻るということにしました。

以前穂高-吊尾根-前穂と歩いた時には、車を新穂高に置いて、そこから歩き、岳沢経由で上高地に下りましたが、そこから新穂高まで戻るのに、焼岳越えをしたくらいです。
(この時は至近距離で落雷があったために前穂高の山頂まではいけませんでした。)

島島から徳本峠越えのこの道は、峠での有名な眺め以外は大した景観は得られないとは思いますが、推測すると、秋の紅葉期には沢筋に素晴らしいものがありそうです。
峠から霞沢岳ピストンを入れると山並みの絶景に浴することが出来そうです。
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ロングコース (keitann)
2017-08-09 14:11:23
ぶちょうほう様、こんにちは。

二日間とも3万歩を超える歩きとなり、お疲れも尋常ではなかったと思います。お疲れ様でした。
首に下げていたカメラはなんと2キロほどもあったのですか?一眼カメラを首からぶら下げて歩くのは、私のようにオリンパスの軽いカメラでもかなりの負担になっていますから、さぞお疲れになったことでしょう。
たまにカメラをザックに仕舞い込むと、ずいぶん楽ですね。

上高地への道は私も一度しか歩いていませんが、徳沢から下は山登りと言うより散策とかハイキングに来ている人が多かったような気がします。
上高地がずい分人が少なかったのは7月の月末だったからでしょうか。私が下山した時も上高地は観光地そのもので、沢山の人がいてうんざりしたのを憶えています。
バスは確かに上高地と新穂高の乗り継ぎは不便みたいですね。私も1時間近く平湯で待ち時間がありました。
でも、四国と違い、各登山口にバスが入っているだけでもましなのかもしれません。
歩かれたコースは確かに夏場はちょっと暑いかもしれませんが、紅葉の時は素敵なコースになるかもしれませんね。
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keitann様へ (ぶちょうほう)
2017-08-09 15:31:18
keitann様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
只今午後3時を過ぎましたが、先ほど温度計を見ると室温で34℃あります。
室外では恐らく35℃超えの猛暑日になっていることでしょう。
ということで、今年初めての猛暑日に浸かり込んでいます。

この山行では、第二日目の霞沢岳稜線歩きあたりから、今日の猛暑のような暑さを感じ始めてしまいました。
そんな中では首からぶら下げたカメラがとても暑苦しく感じてしまいました。
ニコンの一眼レフカメラプラス重量級のズームレンズ装着ですので、重さは最強(最悪)だったかもしれません。
結局最後は背負うことにしてしまいましたが、こんな措置をとったのは雨の時や日が落ちた時以外はやったことがありませんでした。

それにしても連日の3万歩超えは身体に負担となりました。
疲れを一週間ほどは引きずったようでした。

徳沢から下流では左岸側で広々としており、昔この場所に牧場があったということが納得出来ました。

河童橋のところで人がそれほど写っていないのは、おそらく時間的な問題ではないかと推測します。
午後5時頃にここを通りましたので、人出は退いた後だったのではないでしょうか。

今後はバスを利用することが多くなると思いますが、首都圏から入ろうとすると随分便利が良いみたいですね。
地方都市からですとやや不便を感じます。

島島から徳本峠を超えて上高地まで通う道は、秋の紅葉期には素晴らしい眺めがあるに違いないと感じています。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2017-08-10 08:02:46
7万歩とはお疲れ様でした。どうぞゆっくり身体を休めてください。上高地には行ったことがなく、焼岳と梓川の位置関係が良くわかりました。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2017-08-10 10:37:16
多摩NTの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
思いがけず? 随分歩行数が伸びました。これでは疲れを持ち越しても仕方ありませんね。

焼岳のことがニュースになりましたね。
噴火が近いのでしょうか。ここの所あまりにも静かすぎましたので、不気味に感じてはいました。
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お疲れ様でした (ぴー)
2017-08-10 22:17:07
霞沢岳 やっぱりいい山です!
頂上は狭い場所でしたのでk1ピークの方がのんびりできますよね。360度の展望は最高です。
山の跡の1人での運転はきびしい物があります。
無事にお帰りで良かったです。
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ぴーちゃん様へ (ぶちょうほう)
2017-08-11 07:46:56
ぴーちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
この日は近くの蝶・常念でもこんな程度でしたので、話に聞いて来た360度の大展望を満喫はできませんでした。
その点で残念な感じはありますが、一番近い・穂高や焼岳が見えたので、半分は満足できました。
K1ピークは眺めの良さそうな場所ですね。

帰路は途中で1時間半の仮眠タイムが入りました。
一人で動いているので、勝手気ままにしていて、元気なら走り通し、眠ければどこででも寝てしまいます。
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