林道の緩い登り勾配をゆっくり歩いてきて、歩き始めの標高1000メートルから、今は1500メートルあたりのところに差し掛かっています。
相変わらず山の緑麗しい景色に包まれていますが、高度が上がったことによって花の時季が少しずつ遅れてきているのが実感されます。その第一番手はイカリソウの花の咲き方でした。
イカリソウ ↓
高度が上がって来たので、イカリソウも花が遅れてきて、花を完全には展開していません。
監視路入口 ↓
これは戸台川に三峰川電力株式会社の取水口があり、隧道により尾勝へ導水され、第一発電所に送り込むものですが、この林道から戸台川まで真っ直ぐに下りて行く道です。小生は以前、2度ほどこの道を使いましたが、今回は戸台川の水が多そうでしたので、渡渉時に困難することを嫌ってこの道を取りませんでした。
オトシブミ1 ↓
オトシブミ2 ↓
オトシブミの揺り篭で、この中に卵が産み付けられています。孵化した幼虫はこの木の葉の揺り篭を食べて成長するそうです。
オトシブミの種類によって、使う葉も違うし、出来上がった揺り篭の形も違うようです。
アイズシモツケ ↓
アイズシモツケ(近写) ↓
同じバラ科シモツケ属に、コデマリやユキヤナギがありますが、コデマリは中国原産ですね。
これはアイズシモツケのようです。
鋸岳 ↓
鋸岳が時折姿を見せてきます。
甲斐駒ケ岳 ↓
鋸岳の右には甲斐駒ヶ岳も姿を見せることがあります。甲斐駒の山群は次のCGでお確かめください。
カシバードで描画 ↓
猿面岩 ↓
林道の曲がり角で大きな岩が出てきます。それを通り過ぎてから振り返ると、横向きの猿の顔が現れます。
ミヤマウズラ1 ↓
三河の山で見るものとは違って、葉は小型ですが、模様もくっきりとしていて、緑色も濃いですね。
ミヤマウズラ2 ↓
こちらは三河で見るものに近いと思いました。
沢に出逢う ↓
小さな沢に出逢いましたので、ここで水筒の水を入れ替えます。
マイヅルソウ ↓
まだ時期が早いので花はついていませんでした。
再び鋸岳 ↓
鋸岳に近づいてきています。時間的に逆光線となっています。
甲斐駒ケ岳 ↓
正面の甲斐駒ヶ岳もきれいな三角錐が見えていますが、これも逆光線に近いですね。
セントウソウ ↓
これはセントウソウでしょうね。
コミヤマカタバミ ↓
こちらは亜高山帯から高山帯にかけてみられるコミヤマカタバミです。
タラの芽 ↓
標高1500m付近でまだタラの芽をみました。
フキノトウ ↓
と思えば今度はフキノトウも見ます。 季節を遡っていくような感じですね。
相変わらず山の緑麗しい景色に包まれていますが、高度が上がったことによって花の時季が少しずつ遅れてきているのが実感されます。その第一番手はイカリソウの花の咲き方でした。
イカリソウ ↓
高度が上がって来たので、イカリソウも花が遅れてきて、花を完全には展開していません。
監視路入口 ↓
これは戸台川に三峰川電力株式会社の取水口があり、隧道により尾勝へ導水され、第一発電所に送り込むものですが、この林道から戸台川まで真っ直ぐに下りて行く道です。小生は以前、2度ほどこの道を使いましたが、今回は戸台川の水が多そうでしたので、渡渉時に困難することを嫌ってこの道を取りませんでした。
オトシブミ1 ↓
オトシブミ2 ↓
オトシブミの揺り篭で、この中に卵が産み付けられています。孵化した幼虫はこの木の葉の揺り篭を食べて成長するそうです。
オトシブミの種類によって、使う葉も違うし、出来上がった揺り篭の形も違うようです。
アイズシモツケ ↓
アイズシモツケ(近写) ↓
同じバラ科シモツケ属に、コデマリやユキヤナギがありますが、コデマリは中国原産ですね。
これはアイズシモツケのようです。
鋸岳 ↓
鋸岳が時折姿を見せてきます。
甲斐駒ケ岳 ↓
鋸岳の右には甲斐駒ヶ岳も姿を見せることがあります。甲斐駒の山群は次のCGでお確かめください。
カシバードで描画 ↓
猿面岩 ↓
林道の曲がり角で大きな岩が出てきます。それを通り過ぎてから振り返ると、横向きの猿の顔が現れます。
ミヤマウズラ1 ↓
三河の山で見るものとは違って、葉は小型ですが、模様もくっきりとしていて、緑色も濃いですね。
ミヤマウズラ2 ↓
こちらは三河で見るものに近いと思いました。
沢に出逢う ↓
小さな沢に出逢いましたので、ここで水筒の水を入れ替えます。
マイヅルソウ ↓
まだ時期が早いので花はついていませんでした。
再び鋸岳 ↓
鋸岳に近づいてきています。時間的に逆光線となっています。
甲斐駒ケ岳 ↓
正面の甲斐駒ヶ岳もきれいな三角錐が見えていますが、これも逆光線に近いですね。
セントウソウ ↓
これはセントウソウでしょうね。
コミヤマカタバミ ↓
こちらは亜高山帯から高山帯にかけてみられるコミヤマカタバミです。
タラの芽 ↓
標高1500m付近でまだタラの芽をみました。
フキノトウ ↓
と思えば今度はフキノトウも見ます。 季節を遡っていくような感じですね。
このイカリソウは我が家の種に似ていました。
ツートンカラーのお花がついこの間2本目が咲いていました。
冬に葉が枯れますがお友達に頂いた種は葉が残ります。
白いシモツケを図鑑で調べるとアイズシモツケとなっていますが このように垂れた咲いていますね。
初めて図鑑以外で見ましたがなかなか風情がありますね。
我が家は園芸種にて垂れません。
お花はこれからのものが多いですが未来を見る思いで楽しみですね。
イカリソウはこの花の持つ独特の雰囲気がありますね。
葉が枯れる種類かどうかよく判りませんが、山で会うとうれしくなる花です。
シモツケの仲間で苦労しました。推量でアイヅシモツケとしましたが、必ずしも100%の自信ではありませんでした。
しかし、他所から持ち込んで植えたようには見えませんでしたので、この名前の方をとりました。
本当はハンショウヅルの咲くところを見たかったのですが、今回はそこまでは行かずに引き返してしまいました。
林道と言ってもアルプスの標高が1000m以上もの所ですから、山野草も種類が多くて見応えが有りますね。こちらはネームプレートが無いので素人にはさっぱりですが、一つ一つ主張しているのが分かりますね。高度が上がると共に季節を遡っているのも分かります。
今回は森林限界まで行かれたのですか?
甲斐駒もこちらから見ると例のコブが見えませんね。
自分的にはお馴染みの道のつもりでしたが、調べてみると4年ぶりの訪問でした。
植物の種類は山の樹木の下よりも、日当たりと風通しの良いこういう林道沿いのほうが余程バラエティ豊かな感じがしました。
こういうところをバスでスイスイ通ってしまうのがもったいない感じす。
季節の遡及は面白い現象ですね。
そういうことを実感できるのもこの林道歩きの醍醐味かもしれません。
今回は身体がなまっていましたので、標高1500mくらいのところで折り返しました。
もっとも元気の良い時でも北沢峠往復が関の山です。
仮にそこまで行ったとしても標高2035mほどですから森林限界までは未だ500mほど足らないようです。
甲斐駒の摩利支天はこの場所からですともう800メートルほど上空に行かないと見えてこないようです。
こういう歩き方も面白いですね。
この道なら、多摩NTの住人様が走って往復するのにも好都合かもしれません。
カシバードではこのほかにも多機能があり、遊び倒せますが、小生はこの描画機能に限定して楽しんでいます。
甲斐駒や鋸が近いのは当たり前でしたね。こんな山岳展望を見るとウズウズしてきます。特に、鋸は何度も行こうとして実現出来ていない山の一つです。
アイズシモツケは初めて見聞きしますが、遠目にはユキヤナギっぽくて、近くで見るとイブキシモツケにも似ていますね。
今回は朝早めに動きだしましたので、鋸・甲斐駒は午前中は逆光線になります。
午後相当過ぎると良い光加減になりますが、今回は下山してしまいましたので、良い光線下ではなかったのが残念です。
知人が鋸岳をやったという話を聞きましたが、とんでもない下降があるそうです。
高度差25メートルほどのところを、ロープ一本に命を預けて、南無阿弥陀仏の世界だったということでした。
体重が50kgほどの人でしたので、運よくザイルが切れずにもったように思いました。
アイズシモツケとユキヤナギの区別はこれまた微妙でした。
ネット上でこの道沿いでアイズシモツケが生育しているという記述を読み、それを採りました。