ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/09日 砥神山・相楽山・御堂山・国坂峠・五井山・赤坂山・宮路山・御津山歩き:その2:フェンスを開けて山に入っていく

2024-05-13 04:45:23 | 草花
この山行で歩いたところは、部分的に見れば、過去に何度も歩いた場所ではありますが、JRの駅からJRの駅まで、山並みを一本線で通して歩いたことはなかったのです。
自分の現在の体力ではキツイと感じてはいましたが、それでも海岸に近い低山なので。危険なことはあるまいと思って、「お試し」的な要素も入れてこの山旅をデザインしてみました。
そんなことですから、どうしてもキツければ途中で切り上げて下山する・・・・という選択肢も持って出かけてきています。
しかし、最近は入山時のアプローチや下山後の一般道歩きが長く、多くなって来ました。
これはひとえに田中陽希さんのスタイルに倣っている部分も大きいと思います。
ナワシロイチゴ ↓

山に入ろうというのに、ナワシロイチゴが出て来ます。


山裾の道 ↓

この辺で山がぐっと近づいてきた感じになります。


車道歩きの最終盤 ↓

またフェンスが出てきて、いよいよ奥まった感じが強くなります。



ここから入山 ↓

フェンスを開けて入ると、ここから「登山」が始まります。


コクラン ↓

歩き始めてすぐにコクランの株を見ます。


ほぼ照葉樹 ↓

海岸の近い暖地性の山ということで照葉樹が多いようです。


タブの大木 ↓

タブの大木があり、そこに「縄文の岩屋」と案内がありました。


「縄文の岩屋」 ↓

この大岩にまつわる何らかの痕跡があるはずですが、岩を一回りしてもそれを見つけられませんでした。
今回の目的は考古学的なことではないので拘らずにその場を後にします。


ロープ付き ↓

坂道に、(親切なことに)、ロープがついています。


今度はモノレールと手摺り付きの石段 ↓

この地は蒲郡ミカンの産地であり、収穫時にはモノレールが活躍しますが、これは別の用途に使うようです。
どうやら山頂近くにある神社の関連で使うのではないかと見ました。
手摺りも参拝者用だと思われます。ステンレス製のがっしりとしたものでした。



岩組み ↓

道端のこの岩に「くぐり岩」という表示がしてあり、小生を挑発してくれます。そのお誘いに乗って、岩くぐりをしましたが、これは相当な難物でした。


お地蔵様 ↓

その「くぐり岩」で.這いつくばって難儀している小生を澄ましたお顔で見ています。


影山庄平さんの関連物 ↓


顕彰碑 ↓


辞世の歌 ↓

影山庄平さんを知りませんでしたが、高名な国士だったようですね。敗戦の玉音放送の10日後に割腹自殺をしているのですね。
その時の辞世の歌は「国憂う やたけ心(弥猛心=いよいよ勇み立つ心)の極まりて静かなるかも神あがるとき」となっていますが、
この石碑の辞世は「混沌をひらきて今や天地の始発の時と祈り行くなり」 とあります。 一体辞世の歌とは複数あるのでしょうか。
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6 コメント

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Unknown (縄文人)
2024-05-13 07:53:23
お早うございます、相変わらず山登り励んでいられます!!
手すり付き石段を登れば!!??の岩組み…。

  ◎ この岩は千代に八千代にさざれ石
         チョイト違うや7枚重ね (縄)

縄文・昔人チョイと早トチリしたようで、さざれ石は、岐阜のようでゴザラッタ!!
石豊富、手摺り付きの石段~これはお見事全てが石で出来上がって~~!。
影山正平さん知りませんでした。

砥神山のと砥石の原石
この山から「砥石の原石」が出るようですね!!ググったら有りました‥・・!
あまりにも石が豊富なもので・・・・。
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縄文人様へ (ぶちょうほう)
2024-05-13 09:58:32
縄文人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
田中陽希さんには遠く及びませんが、一般道歩きの要素を取り入れて、その中間に「山歩き」を挟み込み時間を掛けて、やっています。

さざれ石は仰言る通り、伊吹山麓にて産します。
各地に「子抱き石」なるものがありますが、あれと似たような造岩過程なのではないでしょうか。

この山の名前に「砥」がつくことについては「砥石」がそのもとになるとは今の今まで気が付きませんでした。
というのも小生が昔から良く歩いた本宮山にも「砥鹿神社」があって、ここでも「砥」の字が使われていたので、その関連ではないかと軽く考えていたからです。

(この砥神山には山頂近くに砥神神社が鎮座します。)
発音すれば「トガミ神社」と「トガ神社」で、非常に似通っていますね。

とまれ、山名の由来を教えて下さりありがとうございました。
ググるっていうのも重要なことですね。
小生は岩の隙間を「クグ」ってみましたが、擦り傷を作るなどして、相当手こずりました。

影山正平さんは59歳で亡くなっていますが、その歳で「翁」付けされていますね。
今の世でしたら「鼻垂れ小僧」呼ばわりされかねない年回りではないでしょうか。
ああいう立場の人たちにとって、敗戦というのは命を擲つほどの重たいことだったのですね。
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ミスしてまった~ (Craft.Suzuki)
2024-05-13 12:40:30
昨日は失礼いたしました!深夜まで聖書を読んでいて、投稿時に失態を晒すことになってしまいました。

さて、辞世の句、写真を拝見していて、朝ドラよろしく言えば「はて?」ですね。「辞世の句」をどう定義するかによって意見が分かれるのかもしれませんが、死を悟って残す、或いはその人の生前最後の歌、そうとらえれば複数あるのは変!ですよねぇ、普通・・・凡人な私でした(汗)。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2024-05-13 16:29:44
ナワシロイチゴが目立つようになりました。あれで咲いているのですね。三河三谷は「みたに」ではなく「みや」でしたね。降り立ったことはありませんが名前だけは知っていました。
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Craft.Suzuki様へ (ぶちょうほう)
2024-05-13 17:39:01
Craft.Suzuki様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
聖書を読まれていたとは、凡人どころか”大清仁”(清い御仁)ではないでしょうか。さしづめ安城のミスターでしょうね。
”ミス”はミスターのやったことですからノーカウントですね。ドンマイ・ドンマイです。
辞世が二つあるのは確かに不思議ですね。
恐らく世間向けのものと自己弁解的なものとがあったのではないでしょうか。
それにしても死をもって人生を強制終了するとは、(この人の場合は特に)あってはならないことだったように思いました。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2024-05-13 17:45:46
多摩NTの住人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
この付近に温泉地があって「三谷(みや)温泉」と物心ついたときから言い習わしていますので、逆に私たちとしてはあの有名な劇作家・映画監督の三谷幸喜さんを思わずミヤコウキさんと発してしまいます。

ナワシロイチゴはこの花姿から、実がなるまでの期間がほかの植物よりも短いように感じています。
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