ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/7日 鞍掛山あるき その3:鞍掛山”山頂”と別に最高地点を経由して尾根道を下っていく

2015-06-09 07:07:01 | 草花
鞍掛山はちょっと分かりづらい山です。
と言うのは、山頂とみなせるところが三箇所あるからです。
1つは三角点の設置された場所で、そこの標高は883(882.6)メートル。前の記事で紹介済みです。
2つ目に”山頂”として、それなりに整えられている場所で「鞍掛山883m」の看板がある場所
3つ目はこの山で一番高い場所で、標高888mの地点です。

この3つ全部を訪問しておかないと鞍掛山をきちんと歩いたことにならないような気分になってきます。
今回は2つめの”山頂”で、休憩タイムを入れてから、午後4時20分に下山を開始します。
稜線を歩いて仏坂峠を目指します。

”山頂”の東屋 ↓

”山頂”は樹陰の細長い平地になっていて、こんな東屋もあります。荒天時に助かりますね。



”山頂” ↓

ここでベンチに腰掛けて休憩を入れます。大汗を掻いていますので、水分補給などをしておきます。



ヤブレガサ ↓

この場所にヤブレガサが生育していたことは記憶していました。



ナルコユリ ↓

ナルコユリ(アマドコロかはっきりとは識別できなかった)はしおれかけた花をつけていました。



”山頂”看板 ↓

”鞍掛山883m”と書かれた看板を後にしたのは20分後の4時20分でした。登りに急いで来ましたので、くだりは通常ペースで大丈夫そうです。
日が落ちる頃に仏法僧が鳴きだすことを期待しながら、仏坂峠目指して歩きます。



再び三等三角点 ↓

”山頂”ピストンがこれで終わり、主稜線を南進して行きます。



まだ平坦な尾根道 ↓

暫くの間は平坦な尾根道を歩きます。あたりは植林帯です。



馬桶(かいば)岩 ↓

主稜線から少しだけはずれたところに馬桶岩(かいばいわ)があります。干天時にこの水を汲み出せば雨が降るという言い伝えがあるそうです。



シロモジ ↓

道に沿ってシロモジが低木化して、その様子はまるでマラソンランナーを迎える観衆のような状態で出て来ました。 葉が特徴的ですね。



イチヤクソウ ↓

ここのイチヤクソウは去年の花穂が枯れて立っていました。今年の花はお休みのようです。



エイザンスミレ ↓

こんなところでエイザンスミレの株を見てしまいました。でも葉が5つに別れたように見えます。
ヒゴスミレの生育は聞いたことがありません。



凄い植林 ↓

思い切り植林していますね。日は西に傾き始めています。



最高地点 ↓

この場所がこの山の最高地点で888mの場所です。



宇連山 ↓

傍に木々の切れ目があり、そこから宇連山を見ます。一番高いところがそれです。



最高地点の標石 ↓

一番高いところなのに三角点ではないようです。ここから急な、まるで崖のような道を下って行きます。



急勾配 ↓

木に掴まりながら下っていきます。



フタリシズカ ↓

フタリシズカの花がやっと咲いていました。



貧乏山の前を通過 ↓

急勾配は終わり、山道はやや鞍部になっていて、この左手に重機で山体をいじっている痕跡がありました。明治37年にこの付近から土砂崩れを起こし、それは山津波となって麓の村と千枚田を飲み込み大惨事を起こしたのでした。



ガクウツギ ↓

また山の中に入って行きます。


ヤブレガサ ↓

ここでは花の穂を伸ばし始めています。







コメント (4)
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