ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/7日 鞍掛山あるき その2:山道に取り付き、主稜線めざし登っていく

2015-06-08 07:33:08 | 草花
山裾歩きでは、始めの県道から林道に移り、千枚田の見える展望台からは、道は人が歩けるだけの幅員の山道になります。
いよいよ山に入っていくことになります。
あとから分かったことですが、山に取り付くや下り勾配は一切なくて、大変効率的に高度を稼いでいくことになります。
結果的には1時間で高度差460mを稼いで、一気に主稜線に乗り上げてしまったようです。
今回はその一時間分をダイジェストでレポートいたします。
民家の庭先 ↓

山道が始まってすぐに民家の庭先に出ました。このまま横断するのも「ちょっと・・・」と思い、よく見るとこの庭の真下を迂回する道がつけられていました。



庭の下の道 ↓

民家の庭はこの石垣の上にあります。ここも明治におきた土砂崩れの被害地なのでしょうね。



石垣にテイカカズラ ↓

石垣には上部にテイカカズラが咲いていました。



竹林 ↓

山道は巻き気味に続いていきます。民家近くですので竹薮も出てきます。タケノコの大きくなったものも見えています。



水場 ↓

山道が山裾を巻いているうちに水場が出てきました。この水場が登りで最後の場所になるようです。
小生は飲料水をたっぷり持ってきていますので、これには拘りません。
しかし、この水が、千枚田の美観を作る一つの要素になっていることを思うと、感慨深いものがあります。



かしやげ峠 ↓

この峠から登り勾配が増し、山道らしくなります。



かしやげ峠 ↓

この峠の”おしながき”ですね。こんな場所にも武田信玄の伝承があるとは意外でした。



峠から ↓

峠からは、始めのうちは、山斜面を抉ったような道を進んでいきます。長い年月で道がどんどん掘り下げられていったように感じました。



コアジサイ ↓

ここでもコアジサイが顔を出してきます。



植林帯 ↓

それから植林帯の中に入って行きます。



テンナンショウ属 ↓

今の時季にお約束の花が出てきました。



植林帯が続く ↓

歩いても歩いても・・・・延々と植林帯が続いている感じがしました。



カシワバハグマ ↓

長く植林帯を歩いていましたので、この植林帯が切れたら、主稜線が近づくということに期待して、頑張って歩きます。仏法僧の鳴く時間に仏坂のトンネルまで下りておきたいので、少しだけ早足で歩いています。
道端にカシワバハグマが出てきました。



モチツツジ ↓

植林帯が終わり、あたりは潅木帯になってきました。早速モチツツジを見つけました。



マルバウツギ ↓

標高800mを超すところまで来たので、マルバウツギの花も新しくて、清楚な感じが増幅されています。



ガクウツギ ↓

標高800m付近の場所でも咲いています。



潅木帯 ↓

山頂部の主稜線が近づき、あたりの樹の構成要素が変わりました。緑に包まれる感じで歩いています。



ヒメシャラ ↓

ヒメシャラノキを見ると、上を見上げて花を探しますが、まだ時季が早いようです。



稜線到着 ↓

主稜線に到着しました。ここから山頂までは、2分ほどしか掛かりません。山頂までピストンするようにします。



三角点 ↓

稜線に出会ったすぐ傍に、標高882mの三等三角点があります。
コメント (8)
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