ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

近所で咲いていた花:イヌマキ ナツツバキ フェイジョア

2015-06-03 08:23:00 | 草花
ネットのお友達のページでその花を見て、もうそんな季節になっていたか、「それなら我も・・・・・」と言う思いで公園に出かけたのは、ナツツバキの花を見るためでした。

でも、その時はつぼみが膨らんではいましたが、花は開いていなくて、空振りでした。そんな”空振り”を二度してから、(三度目の正直とはよく言ったものです)、公園を訪れること三度目にしてやっと花が綻びていました。

この木をシャラノキ(沙羅の木)とも呼ぶ場合があります、
山地に生えるヒメシャラと言う木も、似たような花を咲かせますが、名前に、”ヒメ”を冠するだけに、花はぐっと小ぶりですが、木の背丈は見上げるような高木に育ちます。
先日も山に入ったときにヒメシャラには出会ってはいたのですが花を見るには至りませんでした。

公園の往復で見かけた花をアップします。

ナツツバキ ↓







ナツツバキもヒメシャラもどちらもツバキ科ナツツバキ属です。



フェイジョア ↓





フェイジョアはフトモモ科という聞きなれない科目に属します。南米原産の熱帯果樹だそうです。
果実には甘い芳香があり食用になります。



マキの木↓



イヌマキ・ラカンマキはマキ科マキ属の常緑針葉樹で、生垣などに使われています。
コメント (4)
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5/26 御堂山・相楽山・砥神山 その2:御堂山山頂・観音寺・ボダイジュ・アオキ・シライトソウなど

2015-06-03 07:03:50 | 草花
山の中を歩いて、稜線に出たら、そこはもう御堂山の山頂直近の場所でした。
山頂に着き、富士山が見えるという方角に目を凝らしますが、この時期の事ですから見えてこなくて当然のことでした。
眼下に三河湾の景観を眺めたあとは山頂を辞して、次に目指す相楽山に向かいます。
この場合に選択肢が二つあり、尾根から直接相楽山に向かうか、それともいったん中腹まで下ってから、登り返すか、の二者択一となります。

今回はボダイジュの花とシライトソウに早く出会いたかったので、中腹まで下る道を採りました。
ナルコユリ ↓

御堂山の山頂に至る稜線歩きでナルコユリが出てきました。花は付いていません。


御堂山山頂 ↓

やや暗い中に御堂山の山頂はあります。


城跡 ↓

ここに小規模のお城があったということを説明した石碑があります。


三河湾 ↓

富士山方面を向いて写真を撮ります。この空では富士山が見えっこないです。



山頂の霊神様石碑 ↓

山頂にふさわしく霊神様が祀られています。


階段下り ↓

手摺つきの石段を下りていきます。お金が掛かっていますね。


昔の参詣道 ↓

かつては篤い信仰心のあった名残が、道の端に頻繁に現れてきます。


まるで花のよう・・↓

カシ類の木の新芽がまるで花のように見えました。


ヒトツバ ↓

この山行で唯一出会ったヒトツバでした。


センリョウ ↓

この山には何度も入っていますが、センリョウの木には気づきませんでした。


観音寺 ↓

山頂から、急斜面を下って、観音寺(無人)まで下ってきました。


観音寺 ↓

お参りを済ませてから、縁側の日陰で昼ごはんを食べます。今回はお湯を沸かすことなく、パン食で済ませます。


境内のシイの木 ↓

境内の隅に大きなシイノキがあります。



シナボダイジュ ↓

お寺さんの参道の石段を下りると、車道沿いにボダイジュの枝が見えています。まだつぼみのようですから昆虫の訪問はありません。 今は誠に静かな花咲き前になっています。



ムラサキシキブ ↓

ムラサキシキブもまだつぼみでした。



アオキ ↓

アオキの赤い実は今も残っていました。
これから山道に入って行きます。


倒木にテイカカスラ ↓

入った山道はもう通う人がなくて、荒れ果てていました。倒木が何本も道をふさぎ、通るのに苦労しています。
倒れた木の幹にはテイカカズラも一緒になっています。こういうのを一蓮托生と言うのでしょうか。
びっしりと着いた気根が尖っていて障ると痛いですね。これで木に取り付いて伝い登っていくのですね。



シライトソウ ↓

この道を使った目当ては、このシライトソウでした。
ところが倒木によって環境が変わり果て、日当たりが良くなってしまい、もうこの場所での生育は困難みたいですね。



シライトソウ ↓

個体数が激減していました。こういう場合でも、「自然に」、「ありのままに」、「手をつけずに」を貫くとやがてなくなってしまいますね。
今回は何もせずに通り過ぎます。



相楽山に取り付く ↓

御堂山の山体から抜けて相楽山に取り付きました。振り返ると御堂山は緑のマントに身を包み、名残を惜しんで見送ってくれています。
コメント (2)
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