久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

いろいろ考えさせられます

2011-03-15 11:53:58 | Weblog
 このたびの東北地震、被災地の皆さんにはどうお見舞い申し上げたらいいのか分かりません。突然こんなことが起こるなんて、前日まで皆さん、何事もなく過ごしてこられていて突然のこと、本当にショックは大きいと思います。今、こちらで出来ることは小さいことですが、それぞれ出来ることをしていこうと思っています。

 昨日、東京にいる姪から電話があって、初めて東京の大変な状況が分かりました。スーパーやコンビニなどで商品が足りなくなってきているそうです。姪が言うには、トイレットペーパーは近くには全然売っていない、ということです。
 また、計画停電には大変困っているそうです。生活の方は何とかしても、通勤、仕事に大きな影響が出て、これからどうなるんだろうと不安がっていました
 今日、東京の友達からのメールでは、通勤に行きは2時間、帰りは4時間もかかって、仕事にならないと言っていました。

 今回の地震で、原子力発電のことも大変心配しています。皆さんは、今回の東京電力と福島原子力発電所の関係はご存じでしたか。東京など関東地域に原子力発電所はなく、柏崎も含めて、すべて他地域に立地されています。勿論、私が住んでいる福岡県も原子力発電所はなく、佐賀県や鹿児島県に立地されている原子力発電の電気を使っているわけですが、同じ九州なので、発電所のことは知っています。
 ですが、東京の人がどれだけ、自分の地域になく、他地域、他県に原子力を立てて、そこからの電気を使っているか知っているでしょうか。

 しかし、確実に今回の計画停電などで分かったことは、今のところ原子力の電気なくしては、生活も経済活動も成り立っていかないというということです。このことは、皆分かったのではないでしょうか。

 それにしても、ニュースからの情報だけですが、地震や津波による事故であることは分かっていますし、初めてのことで東電も混乱しているのでしょうが、何とも東電の説明の足りなさ、誠実さが伝わってこないなーと思うのは私だけでしょうか
 また、計画停電の発表をしていて、やめになったり、変更するということへの説明が全然ないと思います。電気は貯めれないので、思ったよりも計画していた時に消費電力が少なければ、停電をやめるということなのでしょうが、国民は混乱すると思うんですが。そのような説明は全然ないのでは
 東電の企業体質ですかねー。だいぶ前ですが、東電のデータ改ざん事件などのことを思い出します。

 国も隠し事なく、誠実に、現状を説明し、国民の理解を得、日本を皆で復興させていこうというメッセージが大事ですよね