「吾輩は猫である」の挿絵について、あれこれおしゃべりしてきました。でも、どうしても、「吾輩は猫である。名前はまだない」猫氏の挿絵が見当たりません。芭蕉ではないのですが、「ねこや ねこやと尋ありきて日は山の端にかかりぬ」と、しゃれてみましたが、いくら探してもないものはないのです。
探偵ごっこではないのですが、もう一回原点である「ホトトギスの猫」に戻り、ページを丁寧に捲っていきます。すると、その真ん中あたりでしょうか、そこに挟み込んであった小さな紙切れがパラリと床に落ちます。急いで何だっけなと、取り上げてみます。すると、それは、平成8年3月13日の朝日新聞の天声人語の記事の切り抜きでした。それには、『吾輩は猫である』の初版本はなんと300万円もすると書いてあります。
「そうだ。この初版本を見たら何か書いてあるのでは」と思いつきます。
何事でも行き詰ったら原点に帰れかと、自分に強く言い聞かせて、国会図書館のホームページにアクセスしてみました。
ありました。やっと見つけました。猫の挿絵をです。まずは表紙からどうぞ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/dc/3b1999a72eac523963170a28757c1e05.jpg)
上中下の表紙です。どれも不折先生?の装丁だと思うのですが、下は確かに不折先生の絵ですが、上・中は不折先生の絵ではないようにも思えますが、いかがなものでしょうか。
探偵ごっこではないのですが、もう一回原点である「ホトトギスの猫」に戻り、ページを丁寧に捲っていきます。すると、その真ん中あたりでしょうか、そこに挟み込んであった小さな紙切れがパラリと床に落ちます。急いで何だっけなと、取り上げてみます。すると、それは、平成8年3月13日の朝日新聞の天声人語の記事の切り抜きでした。それには、『吾輩は猫である』の初版本はなんと300万円もすると書いてあります。
「そうだ。この初版本を見たら何か書いてあるのでは」と思いつきます。
何事でも行き詰ったら原点に帰れかと、自分に強く言い聞かせて、国会図書館のホームページにアクセスしてみました。
ありました。やっと見つけました。猫の挿絵をです。まずは表紙からどうぞ。
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上中下の表紙です。どれも不折先生?の装丁だと思うのですが、下は確かに不折先生の絵ですが、上・中は不折先生の絵ではないようにも思えますが、いかがなものでしょうか。