私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

「吾輩は猫である」と挿絵④

2009-08-19 08:40:48 | Weblog
 昨日の最後の猫の挿絵ですが、
 「あれは猫じゃあない。犬だ」
 と、あちらこちらの猫様方からの声が届いています。その理由はと問いただすと、いずれも
 「我ら猫族らしき動物が描き込まれているというあの挿絵を、あんたはよう見たんか。・・・ろくに見もしないで、あれを勝手に猫だと、決めつけているあんたの常識を疑う。不届き千万な、猫の風上にもおけないやつじゃ」
 と。やけに威勢のいい返答です。続いて、こうも大声で怒りをあらわにしながらおっしゃるのです。

             
 
 「第一、われら猫族はあんな不道徳な行いは決してせん。後始末は必ずする動物だ。昨日ぐらいから、やたらに大声を出しって『責任だ。やれ責任だ。お前たちがやったことに対して全然責任を取ってはおらんではないか』などと、お互い責任をなすりつけ合って、あたりかまわず大声を振り回しているあんたらの同族とは、ちいとばかり違うのだ。責任は、どんなことがあろうと、必ず果たすのが、我等猫族の誇りなのだ。あの絵の中にある、ケヤキか何か知らんが、大きな木の前に、平気で、湯気の出ている何やら生暖かい一物をぽとりとほっぽり出しておいて、後片付けもせんと、知らんぷりして、それも堂々と、どこか他所へ行くなんてことは猫族にはとてもできない行為なのだ。あんな不道徳な真似をせいと、例え命令されてもできないのが我等猫族なのだ。それがまた猫族の誇りでもあるのだ。あんな衛生感覚の欠如した猥ら極まりない行為を平気でやらかしている者は犬族に決まっているのだ。自然環境をやたらと壊す美化の精神のない、地球に優しい環境をなんてことをいつも言っているくせに、言った矢先から、どんどんと壊しているような、どこかの輩と同じ程度の衛生感覚の乏しい犬族のしたことに間違いない。だから、あの挿絵の中の生き物は犬に間違いない」
 と、言うのです。そう言われるとそうです。猫様に対して誠に失礼をいたしましたと、しょうらしく謝りでもしようかと思います。