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今日も人生はライフ

60代主婦の日常はけっこうビジー。

ノートテイク----屋外ではどうする?

2011年03月08日 | 要約筆記&手話

難聴者団体の支部友の会と、地元要約筆記サークルとの合同行事に、
「お出かけ例会」 というものがある。春のお花見、夏の川遊び、秋の
博物館見学…、要するに一緒に外へ出かけて楽しもうという企画だ。

もちろん情報保障は必要だから、サークルメンバーはホワイトボードや
ノートテイク用のバインダーなどを持参する。当然のことながら、屋外では
机も椅子もないのでノートテイクは立ったまま、あるいは歩きながらやら
なくてはならない。けっこう大変。

そこで、こんなものを作ってみた。屋外用ノートテイクバインダー!

クリップ付きのバインダーに穴をあけ、割りピンでノートの背表紙を留めつける。
リング式のノートが好都合だ。筆記したページをどんどん右側へめくっていけば
いい。実はこれ、
ある要約筆記者のブログで紹介されていたのを真似したのだ。
まさか、特許とかないわよね。

すごい工夫だと思う。4月の 「お出かけ例会」 でさっそく使ってみるつもりです。


これが東京方式?

2011年02月17日 | 要約筆記&手話

都内で開催された、ある講座に参加した。出席者の半数以上が難聴者であるため
手話と、OHPによる情報保障がつく。講師の話に耳を傾けながらも、やっぱり要約
筆記のスクリーンを見つめてしまう私。とても上手だなあ、と感心しつつながめていた。
そのうちに気付いたことがいくつか。

ひとつ、文章を完結させずに止めてしまうというやり方。
「突発性難聴という診断を」 「聴力の限界を知ることだったかも」 こういう表記が
当たり前のように続くことにちょっと驚く。もし私が書くとしたら 「突発性難聴という
診断を受けた」 「聴力の限界を知ることだったかもしれない」 何とか頑張ってこんな
風に書くだろうなあ。

でも、内容のぎりぎりの骨格が分かればよいとするなら、こういう表現も大いに有りと
いうことなのだろう。

それから、名詞と助詞との泣き別れがタブーではないということ。
「補聴器の選択」 と書きたいところを 「補聴器」 で行の余白がなくなってしまった
場合、私が習ったのは 「の」 という助詞をぶら下がりで行末に書くという方法。
でも、東京の要約筆記は 「補聴器」 と 「の」 が行をまたいでしまってもOKと
いうやり方だ。同じようなケースが何度も出てきたけれど、すべて泣き別れの表記
だった。

そしてもうひとつは、 とことん要約して書くという作法。
話者の話が一区切りつくまで書き始めないという度胸の良さにびっくりした。話の
要点を絞りこみ、骨組みだけを書いていく。まさに、究極の要約、というか意訳である。
そこまで刈り込んでしまう是非はともかくとして、話に追いつくという意味ではすごい
と思った。

要約筆記の 『東京方式』 などというものが実際にあるかどうかは知らないけれど、
確かに、ある種の独自路線に遭遇した、そんな気持ちになりました。


夫、要約筆記を知る

2011年02月08日 | 要約筆記&手話

要約筆記の仕事で出かけた。9時から16時までを3人でやるという、けっこうな
ハード・スケジュールである。

午前の部の山場は朗読劇。あらかじめ台本をもらって読み込んではいたものの、
せりふの連続を要約筆記するのはかなりきつい。聞いているだけだと登場人物の
区別がつかないしね。 サブの人に配役をささやいてもらいながら必死で書いた。

午後の部のメインは講演。スライドを映しながらそれを説明していくという構成だ。
ただ、OHPの光に慣れた目では、暗いステージ上が全く見えないのだ。今どんな
画像が写っているのか、ステージの見える位置にいる引き手にも分からないという
手探り状態。なかなかスリリングだった。

    *****************

へとへとになって帰宅すると、夫が言う。

「要約筆記って大変な仕事なんだね。目の当たりにして、よーくわかったよ」

何と、彼は今日の現場に来ていたのだ。会場はうちの近所だし誰でも出入り自由の
イベントだから、散歩がてらのぞいてみようと思ったのだろう。私たちが汗だくで書い
ているすぐ横のシートに座っていたんですって。 全然気がつかなかったわ~。


要約筆記の熟練

2011年02月01日 | 要約筆記&手話

要約筆記関連の大きな研修会に参加した。出席者の半分は中途失聴者や難聴者
だから、当然のこと要約筆記付きである。意図したわけではないと思うけれど、いずれ
劣らぬ手練れの要約筆記者が担当していた。

私にとっては、またとない勉強のチャンスである。最前列に座ってその仕事ぶりを穴の
あくほど観察した。早口の講師の話を小気味よいほど的確に要約し、流れるような
ペン遣いでさらさらと読みやすい字を書いていく。ため息が出るような、まさにこれは
要約筆記のだ。

講師から投げかけられた質問にこんなのが-----

要約筆記者のみなさんは、自分が 『熟練者』 であるかどうか意識したことは
ありますか? 難聴者から 「熟練の要約筆記者にやってほしい」 と言われた
としたらどう感じますか。

おそらく模範解答はこんな感じ?

登録試験に合格して現場に出る以上、自信を持って自分は熟練者であると
自覚して仕事をします。

でも、本音は違う。何年もやっている人と1か月前に始めた人とでは腕前が違うのは
当たり前のことだ。いきなり熟練者になれるはずは、絶対にない。場数を踏みながら
少しずつ腕をあげていくしかないのだ。ただ、模範解答の真意はこうではないかと
思う。

自信のない仕事ぶりは利用する難聴者を不安にさせる。失敗してもうまくいかなくても
言い訳や謝罪は無用。自分でしっかり反省し、そして練習を積み、スキルを上げて行く
しかないのだ。


試験問題の再現

2010年12月21日 | 要約筆記&手話

今日の要約筆記サークルは、来年早々に実施される要約筆記奉仕員の登録試験
対策のための勉強だった。今年度の養成講座修了生をゲストに迎えて、模擬筆記
試験をやってみるというプログラム。

さて、配られた試験問題を見てみんなびっくり。公表されていないはずの前回の問題が
そっくり再現されていたからだ。聞くと、メンバーのSさんが作成してくれたという。彼女は
試験が終わって帰宅するや否や、記憶が新しいうちにその日受けた試験の問題を片っ端
から書き起こしたのだという。

何という記憶力! 「250字に要約せよ」 という設問の問題文は約1000文字あった
はずなのだが、それすら見事に再現されていた。ただただ脱帽のひとことである。

それにしても情けないのは私。去年の試験でどうしても思い出せずに書けなかった漢字が、
1年後また書けないってどういうこと? 


手話講座ひとまず終了

2010年12月16日 | 要約筆記&手話

市が主催する手話の入門講座がいよいよ最終回を迎えた。これまでの勉強の集大成と
言ってはちょっと大げさだけど、グループに分かれて手話劇を披露するというのが最後の
学習だ。

私たちは 『浦島太郎』 をやることになった。他のグループも、たとえば 『赤ずきんちゃん』
とか『三匹の子ぶた』 とか 『桃太郎』 とか、要するに手話がお粗末でもストーリーを追い
かけることが出来る童話や昔話を題材にしている。講師から説明されたルールは二つ。
ナレーターはなし、というのと、小道具は使わないというもの。

説明や小道具に頼らず、手話で伝えなさいってことね。

さて、本番当日の朝になって大変なことが分かった。乙姫役のМさんが欠席。ゲッ、どうしたら
いいの? 彼女がいちばん上手だから頼りにしていたっていうのに。ところが、他のグループ
でも赤ずきんのおばあさん役が欠席だの、2番目の子ぶたがいないだの、騒いでいる。 

どうやら、ろう学校のマラソン大会とかち合っちゃって、そこへ子どもを通わせているお母さん
たちはマラソンの方へ行かざるを得なかったというわけらしい。急きょグループを組みかえ、
足りない役を助っ人で埋めて何とかやっつけたというドタバタ劇になってしまった。とはいえ、
最後まで楽しい講座でした。

半年後に開かれる基礎過程は、入門のようなわけには行かず相当厳しいらしいけど、頑張ら
ないとね。

 

 


全国障害者スポーツ大会

2010年10月25日 | 要約筆記&手話


国体とセットで行われた『全国障害者スポーツ大会』が無事終了した。

私が情報保障ボランティアとして参加したのは、フライングディスクという障害者
スポーツ大会独自の種目だ。毎朝5時起きはしんどかったけれど、要約筆記を
始めた最初の年に国体にぶつかるとは、なかなかラッキーだったと思う。
何しろ、国体って40数年に一回しか回ってこないイベントなのだから。


競技開始2時間前、準備を済ませて打ち合わせ。



そろそろ集まり始めた選手たちに囲まれる「チーバくん」





これはディスクを飛ばしてその距離を競う「ディスタンス競技」の様子。
もうひとつ、数メートル先のリングにディスクを何回通せるかを競う
「アキュラシー競技」というのもある。






客席での要約筆記のお仕事風景。隣に立つのは手話通訳さん。
競技の間、選手一人一人について要約筆記通訳をしたり、
表彰式に張り付いていて発表された成績をスタンドに知らせたり、
といった仕事も。





表彰式。ここで、事前に準備した選手名一覧が登場。苦労して
作った100枚近い名表だけれど、出番はわずか30秒?


謎の筋肉痛

2010年10月04日 | 要約筆記&手話


数日前から、右の二の腕が妙に痛くなっていたのだが、いったい何が原因なのかすぐには
思いつかなかった。ここのところテニスはさぼってばっかりだし、無理な力を入れるのはご法度
である二胡の弓使いが筋肉痛の原因になるはずもない。しばらく考えた後 「これか?」 と
思い当たったのは、3週間後に迫った障害者スポーツ大会のための「前ロール書き」であった。

屋外競技の場合、要約筆記ボランティアの作業はどうしても素朴な手仕事に頼ることになる。
放送される内容はホワイトボードにマーカーペンで即座に書き取る、競技や招集に関する
決まり文句は厚紙に書いたものをあらかじめ用意しておいて選手に見せる。ろう・難聴の人
たちのために設けられた観客席の特別スペースでは、競技の進行状況や成績を逐一掲示
ボードに書き込んで知らせる。

そのための準備に費やす時間と労力は相当なものである。そのひとつが、担当する競技の
出場選手名の一覧作り。A1サイズの白い紙に油性の太ペンで、一枚につき選手8名の名前と
出身県を書いていく。それを100枚以上作らなくてはならない。この間は、メンバーと分担して
5時間くらいずーっと書いていた。筋肉痛にもなろうというものである。

でも、事前の準備がしっかり出来ていれば、本番当日の仕事はきっとスムースにいくはず。
頑張らなくては。



『DVDで学ぶ手話』

2010年09月15日 | 要約筆記&手話

私には向かない…受講は失敗だったかも…と相変わらず悩み続けているのだが、手話の
授業は容赦なく毎週やって来る。気がつけば、もうカリキュラムの半分近くが終わってしま
った。驚くのは、1人の脱落者もいないこと。要約筆記の時、ポロポロと抜けていって最終的
に残った人数が三分の二、というのとは大違いだ。

全体的な受講者の年齢が一回りは若いというのが、その理由かなあ。

それはともかく、少なくとも基本的なコミュニケーション能力を身につけたいという当初の
目標を達成するまでは、リタイアするわけにはいかない。一旦は落ち込んだけれど、気を
取り直しつつある私なのである。で、特に難しい 「ろう者の手話の読み取り」 が少しでも
出来るようになりたくて買ったのが 『DVDで学ぶ手話の本』 というテキスト。読み取りの
練習ばかりはどうしても相手が必要。ヴィジュアル教材がきっと役に立つに違いない。

しょっちゅう落ち込むくせに、復活するのも意外に早い私です。



入門クラスで早くも挫折か

2010年09月05日 | 要約筆記&手話


習う表現はどんどん増える一方で、覚えるのが到底追いつかない手話講座。入門クラスで
この有様では先が思いやられるのだが、それとは別に、私には無理かもしれないと考え
ざるを得ない要素がひとつある。

この前の講座で先生から受けたアドバイス。

    「表現は稚拙でもいいんです。まだまだ入門なんだから。何よりも大事な
     ことは伝えたいという気持ち。手先の表現だけじゃなくて、生き生きと
     した顔の表情も忘れないで。もちろん、話している相手の顔をしっかり
     見てくださいね」

私の欠点のひとつは引っ込み思案な性格。自分を出すのがとっても苦手。手話をやりながら
ふと気がつくと、うつむいちゃってる。一所懸命床に向かって話してる。手話の命は 「見ること」 
なのにね。下を向いていたんじゃあ、自分の思いを伝えるどころか相手の言葉を読み取ることも
出来っこない。

私が手話を習おうと思い立ったのは、要約筆記に取り組む過程で、ろうや難聴の人たちとの
日常的なコミュニケーション手段の修得が必要だと感じたからなんだけど、何だか早まって
しまったような気がする。とにかく、これでもかっていうくらい自分を大げさに表現した上で、
相手のことも穴のあくほど見つめなくてはならないという手話は、私の最も苦手とする分野の
ツールだったかもしれないなあ。


サブのお仕事

2010年08月09日 | 要約筆記&手話

要約筆記の派遣先でのこと。

それはある会合の席だったのだが、始まってみるとどういうわけか特定の場所の名前がやたら
出てくる。漢字で書いてもカタカナで書いても字画の多い名称だから、その都度筆記するのが
大変。

けっこうなロスだよ~、などと思いながらロールの引き手をやっていてふと気がつくと、メイン
の人がその名称 (仮に「妙法寺」とする) のカットシートを使っているではないか。
えっ、いつの間に? どこから出てきたの? ------ そう、サブの人が素早く作ってくれて
いたのだ。おかげで 「妙法寺」 が出てくるたびにそのカットシートは大活躍であった。
     
       ***************

会議や座談会など複数の人が発言する場合、要約筆記者に発言者の名前が分かるように
するにはいくつか方法がある。一番助かるのは発言者自身が話す前に名乗ってくれること
なんだけど、徹底しないことも多い。だから、参加者の前に名札を置いてもらうとか、席順を
書いた紙をОHPの脇に貼りつけておくとか、工夫するわけである。

私がメインで書いていた時のこと。10名足らずの参加者だったから席順と名前は頭に叩き
込んでいたつもりだったのだが、ふと見ると、2列目にいたはずの人がいない。途中で席替え
なんかしないでくれ~と焦るわたし。しかし、いち早く気付いたサブの人が、貼りつけてあった
座席表をササッと訂正してくれていた。

***************

やればやるほど難しさや課題が増える要約筆記ではありますが、早くサブとしての仕事を
きっちりこなせるようになりたい、とつくづく思うのです。


手話落語

2010年08月08日 | 要約筆記&手話

市のろう者協会が主催する 「手話落語の会」 へ出かけた。当然、聴衆のほとんどは
ろうの人たちだったが、私のように手話を勉強中という人もけっこう参加していた。読み
取りのための手話通訳者が配置されていて、その仕事の様子をつぶさに観察することが
出来るのも面白かった。

ただ、3人の通訳さんの中の1人がいささか不慣れな様子で、聞いているこちらもヒヤヒヤ。
彼女の番になると落語に集中できなくて困った。手話の技量をみがくことはもちろんだが、
日本語の表現力、さらには幅広い知識というか教養というか、そういうものを身につけること
も大事なんだなあと実感した次第。

『振袖火事』 『八百屋お七』 『姥捨て山』 といったお話を通訳する際、これらのストーリー
を基礎知識として知っていたなら、もう少し違った言葉の選び方になったかもよ、などと思って
しまった。

   
   あるお店で娘のための着物を作りました。きれいな着物ですね。    
   その娘は死んでしまいました。その着物を別の人が買いました。
   その娘も死んでしまいました。もうひとり…の娘も死にました。
            
           (中略)

   お寺が火事になりまして…えーと着物が燃えて、着物を燃やして?
   町じゅうに広がってしまいました。


うーん、ぶつ切りの文の羅列。予備知識のない聴衆には 『振袖火事』 のお話はたぶん
伝わらなかったのではないかしら。そのうちに見かねた別の通訳さんがサブ的に言葉を補い
始めたものだから、まるで音声多重放送のようになってしまったし…。手話を十分理解する
人たちには、もちろん手話がダイレクトに伝わって大いに受けていたけれど。

手話通訳という仕事、本当に大変です。


手話は身ぶりの延長

2010年07月01日 | 要約筆記&手話


市が主催する 「手話奉仕員養成講座」 が始まった。入門コースとはいえ、参加者は
私のように何も知りませんという者ばかりではないらしい。手話サークルに入って活動
していますとか、勤務先でろう者との接点がありますとか、そのレベルはさまざまなの
である。

ただ一つの共通点、それはみんな元気で前向き、臆せず勉強に取り組もうとしている
こと。

実技の第一回では、身の回りの物を身ぶりで伝える練習をした。「バナナ」 なんていう
のはすごく簡単だけれど 「テレビ」 は難しい。 「自転車・バイク・車」 の違いを身ぶり
で表わすというのはまだしも 「コーヒー・紅茶・日本茶」 この3つの違いはどうすれば
伝わるんだろう。

ひとこと 「テレビ」 と発音すれば事足りる状況と、身ぶりだけを使って分かってもらわな
ければならない状況……この違いはかなり大きい。物に対する細かい観察力と、特徴を
的確にとらえるセンスが必要だ。日頃私たちがいかに 「見ていない」 かということを
感じる。

面白かったのは、苦し紛れの身ぶりのひとつが、偶然にも手話表現と合致してしまった
こと。なるほど、手話って身ぶりの延長にあるものなんですね。


臨機応変

2010年06月28日 | 要約筆記&手話



要約筆記の現場では、時々ちょっとしたトラブルが発生する。多くは想定内の
ことなのだが、事件は起こらないに越したことはないのである。

     ******

OHPを使った、約二時間の要約筆記通訳の4分の3ほどが終ったところだった。
「ここで5分ほど休憩しましょう」 と進行係。
休憩中、OHPの電源をどうするか。つけたままステージの上に白紙を伏せておく
場合もあるし、インターバルが長い時は電源を切っておくこともあるはず。

今回は電源をいったんオフにした。そして5分後--------つかない! ランプが
切れてしまったのだ。つけっ放しにしておいた方が良かったのか、あるいはランプ
の寿命がすでに来ていたのだとしたら、どっちにしても同じ結果だったかもしれない。
とにかく悩んでいる時間はない。急きょノートテイクに切り替えることになった。幸い
4人体制だったから、3人の難聴参加者に2人ずつ付くことが出来て事なきを得た
のであった。

それにしても、私以外のベテラン通訳さんたちはさすがに落ち着いたもの。すばやく
ノートテイクの道具を取り出し、椅子をセット。 順番と交代枚数を身振りだけで打ち
合わせて、さあ いつでもどうぞ。

講座の中でも、いろんなトラブル事例を勉強はしたけれど、やっぱり実際の現場で
学ぶことは、たくさんあります。



障スポ・リハーサル大会近づく

2010年05月21日 | 要約筆記&手話

『全国障害者スポーツ大会』 のリハーサル大会が実施されるのは、5月29日と30日の
二日間。私は、30日の方に情報保障で参加する。このリハーサル大会は、10月の
本番に出場する千葉県選手の予選会も兼ねるのだが、ボランティアの人たちに
とっては貴重な練習の機会となる。

この歳まで生きて来て、ボランティアと名のつくものをただの一度もやったことが
ない私は、そのイメージが全くつかめず、すっごく不安だ。

昨年の秋から積み上げてきた大会向けの講座や説明会もいよいよ大詰めとなり、
この1,2週間はやたらバタバタしている。情報ボランティア全体のための直前説明会
や、担当する競技ごとの集まり、会場の下見…事前に書いておけるものはあらかじめ
準備しておくから、そのための集まりも。