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今日も人生はライフ

60代主婦の日常はけっこうビジー。

母のメール修行

2014年11月24日 | 母と伯母

妹と私が入れ替わり立ち代わり特訓しているのだが、母は
なかなか
携帯メールをマスターすることができないでいる。
とにかく入力画面に
たどりつくまでが大変で、文字入力を
熟練するなんてまだ当分は
無理な話。

とりあえず、私たちからのメールを読んだと返信するための
「了解です」を教えた。それから、お礼の言葉くらいは覚えて
おきたい
という本人の希望で 「ありがとう」の入力も練習する。

   *******************

物は試しと母宛にメールを送ってみた。

   「明日お母さんのところへ行くね」

返事は期待しない。そもそも受け取ったメールを開いて読める
かどうか
だって怪しいんだから。だが、まもなく返信が------

   「了解です」

おお、すごいじゃん。それではと重ねて送信。

   「頼まれていた車いす用のクッションが届いたので
    持って
行きます」

すぐに返信--------

   「ありがとう」
   「車で送ってもらうので、9時半頃に着くからね」 
   「了解です」
   「メール送れるようになったのね。よくできました」 
   「ありがとう」

わぁ~びっくり。しかも 「了解です」と「ありがとう」のふたつを
使い
回せば、何とか用は足りるんだ、とちょっと感動。


伯母の願いは

2014年11月13日 | 母と伯母

「この歳になるとね、やっぱりあなたのお母さんといつでも会える
ところで暮らしたいと思うの」

91歳になった伯母、4年前まではヘルパーさんの助けを受けながら
自宅で楽しく気ままに暮らしていた。だが、骨折入院をきっかけに
ひとり暮らしが難しくなり、退院後は有料老人ホームへ入居となって
4年の月日がたったところ。

その伯母が今望んでいるのは妹である母と同じ老人ホームへ移り
たいという
ことである。だが、その実際を本人はどの程度理解して
くれている
だろうか。

  メリット1  姉妹が同じ屋根の下で暮らすことになるのでいつでも
         会える。

  メリット2  近くなるので、私や妹が伯母の元を訪ねる頻度が
         上がる。

だが、デメリットも無視するわけにはいかない。その最大のものは、
ホームの雰囲気の違い。伯母の居るホームはとにかく行き届いて
いる。アットホームな雰囲気。身内がなかなか訪問できなくても、
すべてを飲み込んでしっかり対応してくれている。


それに対して、母のホームは
何と言ったらいいか、かなり庶民的で
ざっくばらんなサービス体制とでもいうか。必要なことはやってくれ
るし、決して悪いわけじゃないんだけどね。そのあたりは、言葉で
説明することが難しいから、伯母にうまく伝わらないのだ。

母の近くに移ったはいいけれど、生活の面で伯母に後悔をさせる
ような
ことになったとしたら私たちもつらい。転居に簡単には踏み
切れない理由はそこにある。妹と私は会うたびに「どうしようか」
と頭を悩ませているのです。


母の気苦労

2014年11月02日 | 母と伯母

老人ホームの母を訪ねると、私が荷物を置く間もなく まずこの質問が
飛んでくる。「何時まで居られる?」 これは娘の来訪を喜んで少しでも
長く滞在してほしいという気持ちから発せられた問いであろうか。

いや、実際のところはそれほど単純ではないと私はにらんでいる。

娘が来てくれて嬉しいという気持ちは大前提。いろいろ話したいこと
相談したいこともあるしね。しかし、長居は無用なのだ。

私の配偶者への遠慮、暗くなると車の運転が危ないという心配、
とにかく気苦労が絶えない母は、制限時間を設定した上で、それを有効
に使おうと考えているのだろう。

その日話題にしたいと思っている事柄をびっしりメモ用紙に箇条書き、
話が済むと横線で消していくっていうのは、なんだか会議をやっている
みたいな気分になる。

でも、そんな母の姿を確認するたびに、まだまだ母は大丈夫 と胸を
なでおろしている私なのです。


移送作戦

2014年10月23日 | 母と伯母

「作戦」とはいかにも大げさではある。だが、車いすの伯母を神奈川県
から
千葉県へ日帰りで往復させるのはそれなりに大変で、けっこう綿密
なプラン
が必要だった。

伯母が入居するホームの了解をとり、介護タクシーの手配は10日前に
完了。さらに、この「日帰り旅行」について伯母の記憶を定着させる
ため
前日にホームを訪ねる。ここまでが前準備。

ホテルが取れなかったので、当日の早朝迎えに行くつもりでいたが、
これは
妹夫婦が引き受けてくれた。ドライブ好きの妹夫が彼女を伯母の
ホームへ送る
ためだけに車を出してくれることになったのだ。妹は介護
タクシーに同乗して
伯母のホームを9時に出発、11時には母のホーム
へ到着の予定である。

その間に私は昼食の調達をする。伯母のリクエストにしたがって、美味
しい
サンドイッチと稲荷ずしを購入すべく開店と同時にデパートへ。
11時過ぎに
は母のホームで合流する心づもり。

    **********

母と伯母、姉妹の語らいの時間はあっという間に過ぎていく。午後3時
には
出発しないと伯母のホームでの夕食に間に合わない。帰りの介護
タクシー
には私が同乗して伯母を送り届ける。無事ホームのスタッフに
バトンタッチ
して帰途につくころにはすでに外は真っ暗であった。
千葉の我が家まで2時間
かぁ。

伯母も母も楽しみにしていたこの一日、滞りなく終了してまずはめでたい
こと
でした。妹と私二人の協力体制で何とか実現できたイベントだと思う。
母たちと
同じように私たち姉妹もずっと仲良くありたいもの。ふたりの
超長寿まで見習い
たいとは正直思わないんだけどね。


カテゴリーを追加する

2014年10月14日 | 母と伯母

母と伯母の話については、ずっと「家族」の分類で書いていたが、
気がつけばけっこうな数になっている。特に、母が私たちの住む場所
に近い
老人ホームに入居してからは交流が密になり話題も増えてきた。

そこで 「母と伯母」 のカテゴリーを追加することにした。

母87歳、伯母90歳、もう一人いた伯母はすでに他界しているから 
現在は2人きりの姉妹である。伯母はずっと独身で働き続けた人。
今や身寄りと言えるのは私の母だけになってしまった。

だからというわけじゃないけれど、私も妹も、母の何かをするときは
伯母のこともセットで考える癖がいつのまにか身について…

 


宿が取れない

2014年10月05日 | 母と伯母

他県の老人ホームに入居している伯母(母の姉)に、母の住むホームへ遊びに
来てもらうことになった。認知症ではないが、短期記憶がかなり怪しくなっている
伯母。外出の予定をあまり早く知らせておいてもすぐ忘れてしまうから意味がない。
前日に確認するのがベストだ。

それで、私がその役目を引き受けることになった。とはいえ、伯母のホームは
私の住む場所からけっこう遠い。往復にたっぷり4時間はかかる。しかも外出の
当日は朝8時半には出発したいから、やはり老人ホーム近くに宿をとるしかないと
考えた。

いちばん近くて便利なのは「ホテルМ」。電話すると満室とのこと。少し遠いけど
まあまあ便利な「KPホテル」。やっぱり満室。じゃあ、ぎりぎり許容範囲の駅近く
にある「EMホテル」。うゎ~満室。

ここでようやく気がついた。予約しようとしていた11日は三連休の初日ではないか。
こんな間近になって申し込んだところで予約が取れないのは当たり前のことだった。
ぼんやりにも程がある私。

こうなったら、往復4時間の道のりを二日連続通うしかない。迎えと送りも入れて合計
3往復です。


ま、いいか

2014年10月01日 | 母と伯母

人工透析に使っているカテーテルがうまく働かなくなったため、母を血管アクセスの
専門外来に連れて行った。使い始めてちょうど1年たつのだが、そろそろカテーテル
の管が詰まり
を起こすなどの問題が発生する頃ではあるらしい。

 診察の結果、造影剤をカテーテルに流し込むことによってクリーニングすれば、
また使えるように
なるだろうとのこと。母ともども安堵する。

 麻酔も不要だという簡単な手術は一時間ほどで終わり、戻ってきた母。首を傾げ
ながら言う
ことには…

   「手術をしてくれたH先生ね、時々『ま、いいか』って言うのよ。  
   何だか心配」

母によるとこんな感じだ。造影剤の種類をAにするかBにするか迷った末Aにした
あと
「ま、いいか」。注入する量を20にするか30にするか迷った末20ミリリットル
に決めて「ま、いいか」。あるいは、モニター画面を
見ながら「う~ん、ま、いいか」

え~、大丈夫なの?

    ********

 結論を言うと、H先生の腕は確かだったみたい。翌日の透析はスムーズで、
カテーテルはまた問題
なく使えるようになったそうだからね。「ま、いいか」は
単なる口癖ってことで。




透析…カテーテルとシャント

2014年09月22日 | 母と伯母

週3回人工透析に通っている母だが、シャントではなく「長期留置型
カテーテル」
というものを使って透析している。左腕にシャントを
作ってはあるのだが、人並み
外れて血管が細いためシャントとしては
使いにくいという悪条件。医師からは 
「シャントはカテーテルが使え
なくなった時のために温存しておきましょう」 と言われたのだそう。

カテーテルの先端は心臓にあり、体内を通った管の反対側が胸の下から
外に出ている。その先が血液を取り出す側と体に戻す側とに分かれて
おり、
体外にぶら下がっている。

カテーテルという異物が体内に入っている状態だから、細菌の感染を
防ぐためには 特に入浴時の保護と消毒に細心の注意が必要。
毎回ホームの看護師さんに処置をしてもらっている。

そういった不便はあるのだが、いざ透析、の時には逆にいくつか
メリットがあるらしい。


  * 腕に針を刺す必要がない。したがって針を抜いた後の
           止血も不要。

  * 透析をしている間、両手が使える。

    ***********

ところが先日のこと。カテーテルが不調になり、透析の途中で使用する
ことができなく
なってしまった。急遽シャントを使って乗り切ったのだ
そうだが、母曰く

   「透析がこんなに大変なものだとは知らなかったわ」

何をいまさらの発言ではあるが、3~4時間のあいだ左腕を固定されて
動かせない
というのは想像以上に苦痛なことであったらしい。透析の
患者さんたちは、毎回愚痴
ひとつ言わずその苦行に耐えているのだが。

留置カテーテルには寿命があるので選択肢は3つ。修理するか、手術
しなおすか、
除去してシャントに切り替えるか。血管アクセスの専門
外来を受診することになりました。



謎の小皿

2014年09月17日 | 母と伯母

母は自室の外では車椅子を使っている。週3回通っている透析はもちろんのこと、
ホーム内の食堂への移動、あるいは入浴のための移動、すべて人手を借りて
車いすを押してもらっている。

   ********

さて、先日のことである。車椅子の後ろにくっついている物入れの中に見知らぬ
小皿が2枚押し込まれているのに気づいた母。私に電話してきた。

  「見たこともないお皿が2枚入ってたの。いったい誰が
   入れたのかわからない。
どうしたらいい?」

電話ではらちが明かないので、さっそく母のところへ出かけて行った。確かに
直径
10センチほどのきれいな陶器のお皿が2枚 車椅子の背後のバッグに
収まっている。
ものすごく場違いだ。なぜお皿が? なぜ車椅子に? 
我々だけでいくら考えても
分からない。かといって、誰に聞いたら正解が出て
くるんだろう?

母の日課をひとつひとつ検証した結果、大浴場での入浴中に入居者の誰かが自分
車椅子と間違えて入れたのではないかという結論に落ち着いた。母が車いす
から降り、
しかも目を離す時間と言えば、入浴時以外は考えにくいからだ。

だが、時と場所が推測できても、じゃあいったい誰が何のためにこんなことを?
という
謎に対する答えは見つからない。どこまで行っても想像するしかないので
ある。

浴場では同時に4人の入たちが入浴するのだが、脱衣所に次の番の人たちが待って
いることもある。その中には認知症の人もいるし、大忙しのヘルパーさんの目が
届かない瞬間だってあるだろう。

  「だからね、悪意やいたずらじゃなくて、その人なりの理由とか
   必然があって、何としても大事なお皿を今すぐ
しまっておかなくちゃ、
   
ということになったのかもれないわよ」

気味悪がっている母を安心させるために苦しい説明を試みる。

担当のユニット長さんに事情を伝えてはみたけれど、たぶん真相究明は難しい
だろうなあ。
まあ、こういうこともあるのが老人ホームってことなのでしょう。


♪この広い~駐車場に♪

2014年09月06日 | 母と伯母

ハイリスクな心臓手術と半年の入院生活を経て奇跡の生還を果たした母であるが、
やはり一人暮らしは難しくなった。そこで、妹と私が住む千葉県への転居を決めた
のが、昨年の9月である。

退院後すぐに入居したのは住宅型有料老人ホーム。食事と生活相談サービスのみ
がついている高齢者向け賃貸住宅である。原則的には自宅という扱いだから

介護サービスは入居者個人と介護事業者との契約になる。サービスを使った分だけ
支払えば良いので、介護保険の余った部分で車いすのレンタルができたりする。

あまり社交的ではなく、自分のペースで暮らしたいタイプの母にとってはなかなか
暮らしやすい環境だった。だが、なまじ頭も精神もしっかりしているだけに、
「住宅型老人ホーム」の趣旨を過剰解釈、とにかく何でも自分でやらなくてはと
考えるあまり、気持ちの不安が増幅する結果となってしまった。

    **************

何といっても87歳の高齢である。遠慮することなくすべてをお任せできる
介護付き有料老人ホームが
やっぱりいいかも、という結論に達し、今年の7月、
現在のホームへ
転居した。たぶん、母にとっての終の棲家になるだろう。

そして本題。何が嬉しいって、このホームの駐車場の広大さである。いつ
行っても
悠々と車を停めることができるというのは、通ってくる家族にとって
とても嬉しいメリット
だ。まあね、車でないと行きにくい かなりの郊外に
あるってことなのですが。

この駐車場でホーム主催の夏祭り

 

全席指定のテーブルとイスが並べられ開始を待つ。
広いなあ、駐車場。40台は停められる。

 


会費 納め過ぎ?

2014年08月26日 | 母と伯母

まもなく91歳になろうとする伯母は、いくつかのボランティア団体の会員になって
いて
、今も毎年の会費を納めている。もっとも、ここ1,2年は自身で郵便物を管理
することが難しくなったため、私が老人ホームを訪ねるたびに部屋中の
あちこちに
突っ込まれている封書類を引っ張り出しては、いちいち伯母にお伺いを立てる

いう方式に変わってきたのだが…

それらの中に、伯母が定年まで勤め上げた大手出版社の退職者親睦会がある。
先日伯母を訪ねて部屋の大掃除をしたところ、その会の会報が何冊か出てきて
中には未開封のものもあったから慌てて開封した。案の定 会費の納入用紙が
出てくる出てくる。

伯母に尋ねても、いつの分まで納入済みかどうかなんて分からないから、
とりあえず
昨年と今年の分として2年分を送金した。

ここからは、私のうっかりミスということになるのだが、帰宅して伯母関係の帳簿を
確認すると、なんと件の親睦会の会費はつい最近送金済みになっているでは
ないか。
しかも、2年分。わ~、今回送金する前に確かめるべきだった。何重払い
になるのか
知らないけどぜったい納め過ぎだ。

海外医療協力会 ・ 難民を助ける会 ・ ユニセフ ・ 共働学舎 ・ 憲法の会 ・
奈良のお寺の友の会 ・ 
卒業した女学校や大学の同窓会…もう何が何だか。
いやいや、私がもっときちんと
把握しておくべきだったのだ。とにかく、この親睦会
に伯母の会費の納入状況を問い合わせ
てみなくては。


委任状

2014年08月16日 | 母と伯母

遠方の有料老人ホームに入居している90歳の伯母。車椅子暮らしで外出は
なかなか難しい。
必然的に私や妹が代理として行動することが多くなる。
そして、
本人以外の者が何らかの手続きをしようとするとき求められるのが 
「委任状」 だ。

大らかなのは市や区の役所で、ほとんどの場合書式自由だし、署名さえ本人の
自筆ならOK。郵便局は所定の用紙にすべて本人が書かないとだめなので、
けっこう大変。伯母に委任状を書いてもらうために2時間かけて出かけて行かなくては
ならない。おまけに、手が震えて名前を書くのが精いっぱいの伯母だから、委任状
一枚を仕上げるのは大仕事である。

一方、委任状ではらちが明かないところ、それは銀行だ。何が何でも本人が窓口へ
行かなければなんにもしてくれない。もちろん方法はあるわけで、口座の解約とか
住所変更などについては郵便による手続き方法が用意されている。
とはいえ、本人確認書類の写しが必要だったりするから、結局2時間かけて伯母の
ところへ保険証を借りに行くんだけどね。

    ************************

先日、母の携帯電話の機種変更をするため、電話会社の窓口へ委任状を持って
出かけたときのこと。委任内容をこと細かくすべて記入しなければいけないのに
一件書き忘れてしまっていた。いっさい融通は利かないらしい。書き直して再度
出直してほしいと告げられた。

私のがっかり具合がよほどひどかったのだろうか。窓口の彼が小声でつぶやく
ように言った
のだ。

   「すべてご本人様に書いていただきたいのですが、同一の手で書かれて
    いれば筆跡鑑定まではしませんのでね」

新しい用紙をもらい帰宅した私、とにかく母から全面的に委任をうけているの
だからと
自分に言い聞かせ、委任状を書き直し窓口へと取って返したのであり
ました。
ふぅ~
    


方法は3つ

2014年08月03日 | 母と伯母

母の携帯電話を機種変更した際、メールを使うことのできるサービスを
付け加えた。本人がやっとメール操作を覚えようという気になってくれた
のだ。母との間でEメールのやり取りができれば何かと好都合である。

まずは母のメールアドレスを決めるべく、設定変更の画面を開く。ところが
いきなり暗証番号の入力でつまづいた。新規契約の際、4ケタの数字を自分で
決めてあったはずなのだが、母は全く覚えていないと言う。当時の申込書は
捨ててしまったらしいし…

母が思いつきそうな数字をあれこれ試してみるが、ことごとくエラーに。
わ~困った。どうすればいいの。携帯電話会社の相談窓口へ電話をすると、
「方法は3つあります」と教えてくれた。

① 端末を持って本人が窓口へ行く……これができれば苦労はしない。車いすの
                          母には相当ハードルが高いぞ。

② 電話口で心当たりの数字をいくつか挙げてオペレーターに試してもらい、
  当たったらラッキーという方法……これはすでにさんざんっぱらやってみた
                        からなあ。

③ 暗証番号を郵送してもらう……なるほど、これがいちばん手間なしかも
                      しれない。

結局三番目の方法で暗証番号をゲットすることにした。それにしても、②の方法って
どうなんだろう。なりすましの他人が偶然数字を言い当ててしまう危険性もあるので
はなかろうか。言い直しは5回までとか、条件がついているのか。
聞いてみればよかった。                  


インターバル

2014年07月25日 | 母と伯母

昨年4月、母は心臓の大動脈弁を人工のものに交換する手術を受けた。
86歳という年齢、糖尿病、じん臓の不具合…山のようなリスクを抱えては
いたが決断した。

半年にも及ぶ入院生活を乗り切り、母は戻って来た。命の代償としての
透析と車椅子の生活ではあるけれど、今そこに生きていてくれるだけで
私たちは嬉しい。

母の頭脳がクリアであることにも感謝。何より、母自身が「生きたい、まだ
死ねない」 と思っていることこそが救いなのだ。

そんなわけで、この日記は一年間以上の空白を作ってしまった。そろそろ
また始めようかと思っています。


母の心臓

2013年01月19日 | 母と伯母

大学病院での検査の結果、手術のための検査入院が決まった。
86歳という高齢、糖尿病の持病、とハイリスクではあるけれど、放って
おいたら大動脈弁の狭窄はどんどん進行して行く。明日にでも突然死
を迎えてしまうかもしれないというのは決して大げさなことではない。

家族としては、座して死を待つよりは、という心境で母の手術を歓迎したい
気持ちなのだ。

「90%大丈夫ですよ」 と担当医から説明を受けた母 「もし10%の方に
入ったとしたらどうなるのですか」 と尋ねたそうだ。そして、もらった答えに
安心したと言う。

   麻酔から覚めないままになるんですって。だったらいいわって
   思ったのよ。眠ったまま天国へ行けるんだったらこれ以上の
   ことはないものね。

「手術の日が決まったら、まず部屋の片づけをするから手伝いに来てね」
とさっそくスケジューリングを開始している。まったく母らしいことです。