商売をしているわけでもないのに、年の瀬って心がそぞろになる
やっかいな季節だ。大掃除、やる気なし。おせちの準備、とっくに
放棄。いっそのこと早く年をまたいで新年になってほしい。
そんな弱腰に追い打ちをかけるかのように、点訳の2校が戻って
きた。え~、今なの? 思わず恨みがましいつぶやきが。
だが、すぐに気を取り直す。校正者は忙しさをものともせずに
仕上げてくれたに違いない、少しでも早く…と。
ぐうたらな私だって、やらなくっちゃ。「点訳あたま」に切り替えれば
作業は楽しい。3分冊だから、一日1冊ずつ片付けて年内に訂正だけ
でも終わらせよう。
年の瀬に点訳というのもいいかもしれない。ちょっと逃避が入って
いますが。