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今日も人生はライフ

60代主婦の日常はけっこうビジー。

新聞のコラムを読む

2018年07月08日 | 音訳(点訳)

「春秋」「産経抄」「天声人語」「編集手帳」そして「余録」。
全国紙の第一面に毎朝掲載されるコラムの名称だ。

音訳ボランティの活動のひとつに、このコラム1ヶ月分を録音
して登録会員に送るというものがある。といっても、
5紙全部
ではない。当番に当たった人が自宅で購読している新聞を
読む
という、いささか中途半端な情報提供なんだけど。

今月は私にその番が回ってきた。我が家は毎日新聞なので、
読むのは
「余録」である。私が新聞コラムを読むのは初体験だし、
サークル
で毎日新聞を取っているのはうちだけだから、聞いて
くださる
会員さんにとって「余録」は珍しいかもしれない。

   *******

私だけの感想かなあ。「余録」って何だか難しいのである。
何を伝えたいのか分からない内容がけっこうある。

サッカーW杯の盛り上がりを言いたいのだとは思うんだけど
中国の故事らしい「庚申待ち」の話を導入に持ってくる必然性
ってあんまりないような気がする(4日)。

分断の政治を憂えているらしいが、冒頭にドイツ若手哲学者の
著書だとか、「セカイ系」という造語とかを引っ張ってきても
結びつきがイマイチ不明(1日)。

あまり高尚ではない私の理解力を以てしては、なかなかに難物
なのだ。もち
ろん、全部が全部というわけではないけれど。

   *********

この際だからと、他新聞の過去の録音を一通り聞いてみた。
いちばん分かり易いと思ったのは「編集手帳」。主題がはっきり
している。表現も平易だ。新聞コラムとして有名なのは「天声
人語」
だけど、私に言わせてもらえば、短文を書くお手本に
するなら「編集手帳」がオススメ
です。


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読み方の癖

2018年07月04日 | 音訳(点訳)

音訳講座の最終課題は70ページのブックレット。まずは
全体の3分の1(45分ぶん)を録音して提出したのだが、
その校正が戻ってきた。

もちろん無傷で返ってくるとは思っていなかったけれど、
コメントがびっしりと書かれた4枚もの校正票を前にして
ちょっとへこむ。

でも、懇切丁寧な指摘とアドバイスがありがたい。
校正者って、音源を聞いてただ誤りを見つけるだけじゃない

んだ。音訳者と同じくらいのエネルギーを費やして原本を
読み込み、図表の説明や挿入箇所なども考えてくれるのね。

大変な作業だ。

  *********

私の読み癖が改めてはっきりとした。講座受講中に何度も注意
されたのに直っていない。

   ~手助けする道具いったら
   ~すべきだ叫ばれていた

こういう文を読むとき「と」のピッチがピョコンと上がって
しまう癖。
「と」の前で一息入れるせいなのだ。フラットに
するためには区切らないで続けて読むこと。

この癖を克服するのはけっこう大変です。さ、がんばって
訂正訂正。


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口中音とお腹のグルグル

2018年06月19日 | 音訳(点訳)

音訳の録音時に気をつけるべきことはたくさんあるのだが、
その中で、
自分の意思ではどうにもならないことが二つある。

ひとつは「口中音」というもので、口の中の唾液が ”チッ
チッチ”
という異音になって音声にくっついてきてしまう現象。
ひどい場合 
”ニチャッ” という粘液質の耳障りな音が録音
されてしまうことも
あって、ショックを受ける。

当然やり直し~。

これといった解決策はないらしいのが実に困る。水を飲んで
口の
中の粘りをとる、腹式呼吸での発声を徹底する、など
いくつか案は
あるのだが、完全に口中音を払しょくすることは
難しいのよねぇ。

逆にまったく心配のない人もいるってことは、口腔の構造
とか、体質とかの
問題になってくるわけで、もはやお手上げ
かも。

もうひとつは、お腹がたてるグルグル音。必ずしも空腹時とは
限らない
からやっかいだ。食べてから間もないと腸の活動が
活発になるせいで
グルグルいうし、お腹のすき過ぎはもちろん
ダメだしね。

マイクの性能が良いおかげで、どんなにささやかな雑音も
しっかり拾ってくれちゃうのです。


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助手を務める

2018年06月08日 | 音訳(点訳)

地元音訳サークルの勉強会に出かけた。4回目ともなると
編集作業にはだいぶ慣れてきたと自分でも思う。という
わけで今回は
インストラクションのアシスタントだ。

「人に教えるというのは、すごく勉強になるから」と言わ
れて、
そうかもしれないと思う。

マニュアルの手順通りに作業をしてもらうのは、そう難しい
こと
ではない。問題は、トラブルがあったときなのだ。

  「取り込んだはずのファイルが行方不明に
   なっちゃった。
どうやって探すの?」  

  「先頭の無音を処理したはずなのに、通して聞いて
   みたら
録音の音が聞こえない!」

えっ、えっ、どうしてそうなるの? こちらも一緒にオタオタ
しながら解決方法をさぐる。確かに学ぶことが多いです。

 
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のんびりしてはいられない

2018年05月29日 | 音訳(点訳)

センター職員さんとの1回目の打ち合わせが終わったので、
原本の
最初の数ページを音訳(サンプル録音)した。録音
レベル、音量、
書誌情報などが適切にできているかをチェ
ックしてもらうためで
ある。

これにOKがでると、次はもう少したくさんの量(時間にして
40分
ぶんくらい)を録音して提出する。再度のチェックを
受けたら、あとは
一気に最後まで録音し、校正に回すという
段取りだ。

   *******

この課題を一刻も早く終わらせたいと思っている私は、せっせ
とセンターへ通っている。最終期限は今年いっぱいなのだが、

せっかちな性格の悲しさ、そんなにのんびりと進めるつもりは
ない。  

実は、急ぐ理由はもうひとつある。猛暑の夏の録音室はきっと
地獄に違いないと思うからなのだ
。背後にエアコンの音が入る
のはまずいので、しばらく
部屋を冷やしたらスイッチを切る
のが望ましいと言われている。

あんな狭い密閉空間にエアコンなしなんて、考えただけで
うんざりではないか
。夏が来る前に何とかしたい…


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見えているものだけを伝える

2018年05月03日 | 音訳(点訳)

課題図書の下読みが終わり、センターの職員さんとの打ち合わせ
に行ってきた。写真や図表が多いので、それらに
どんな説明をつけ、
どこへ挿入するかがポイントになる。


写真1枚1枚、図表ひとつひとつ、しっかりと教わった。

学んだこと……とにかく見えていることだけを説明すべし。余計な
解説は無用であるということ。


たとえば、介助用の車椅子。

  「ひじ掛けが後ろへ跳ね上げられ、足乗せ台が開閉式に
   なっていて、車椅子への乗降がやりやすくなっています

下線部は私の解説になっちゃっているからカット。見えている
事実のみを説明すればいいってことね。

あるいは、エアポンプ付きの床ずれ防止エアマット。

 「空気を送り込む機械が接続されているマットレスです」

「空気を送り込む」の部分は、たぶんそうだろうなあと思った
私の想像
だから、当然カット。「四角い機械が接続されている
マットレス」が
正解というわけ。

一事が万事こんな調子で、自分の「口数の多さ」がいやになって
しまうけれど、音訳者の主観を排することがとても大事なのだと
理解しました。その難しさもね。

 


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図表&固有名詞

2018年04月18日 | 音訳(点訳)

最終課題であるブックレットの下読みが終わった。70ページほどの
薄い本なのに、図表や写真が20数個。最初はどうなることかと思った。
だが、やっているうちにだんだんコツがつかめてきたみたいで、一通り
説明文を作り挿入し終わった今、妙な達成感を感じている始末。

いやいや、本番はこれから。センター職員さんとの打ち合わせ、サンプル
録音、本式録音、校正、訂正…とまだまだ長い道のりだ。

一方、苦戦したのが固有名詞の読み方。特に、資料を提供している
企業とか、参考文献を発行している団体の名前って、調べる手立てが
意外に少ないのだ。

「研究所」がついている名称に出くわすと、思わず「うぇ~っ」となる。
”ケンキュウジョ”なのか、それとも”ケンキュウショ”なのか。
どっちだっていいじゃないかぁ…などと侮ってはいけないのである。
声に出して読むわけだからね。

ちなみに、PHP研究所や三菱総合研究所は ”ショ”で、社会事業研究所は
”ジョ”ですって。何か法則があるのかなあ。命名者の単なる好みだったり
して。


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鉛筆

2018年03月26日 | 音訳(点訳)

音訳講座の最後の課題は、70ページほどのブックレットの
完全音訳。図表や写真がてんこ盛りで、ものすごく勉強になり
そうな原本だ。

図表や写真を本文のどこに挿入して、どんなふうに説明するか
ひとつひとつプランを立てなくてはならない。それを制作ノート
に書き出していく。原本への書きこみも当然、たくさん出てくる
に違いない。

原本に書きこむ場合の鉛筆はBか2Bですよ、と先生が念を押す。
消しゴムをかけたとき、なるべく跡が残らないようにするためだ。

鉛筆を使うなんて実に久しぶりのことだ。しかもBや2Bは
持っていないから、文具店に買いに行く。昔ながらの鉛筆が
ちゃーんと売られていた。

録音はデジタルだけど、下準備はノートに鉛筆というアナログな
作業というところが、何だか面白いなあ。

高品質の鉛筆は一本140円もする。この際だからと奮発。

 


それぞれの不安

2018年03月17日 | 音訳(点訳)

楽しかった音訳ボランティア養成講座は、もうすぐ終了する。
参加メンバーはみんないい人たちだった。難問にぶつかるたび
励まし合って乗り越えた。

そんな日々ももう終わり。これからは、一冊の本をひとりで
仕上げて
いかなくてはならない。もちろん、センターの職員
さんと打ち合わせを
しながらではあるし、校正者の存在も
あるから全くのひとりぼっちでは
ない。でも基本的には
「孤独の作業」になるのよね(私は好きだけど)。

Xさんは言う。

  「サポート役の人と常に二人三脚でやれたらいいん
   だけどなあ。
ひとりっきりでは、とても不安だわ」

Yさんは言う。

  「録音のために毎回センターへ通ってくるのは難しい
   かも。
自宅でやれればいいんだけどなあ」

それぞれの思いを抱えながらも、修了課題の一冊だけは何と
しても
終わらせらないとね。すべてはそれから。


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演技は不要

2018年03月11日 | 音訳(点訳)

音訳ボランティア講座の中で、「サピエ図書館」にすでにアップ
されている録音図書の一部を聴かせてもらったことがある。

小説の一節が聞こえて来た途端、受講生たちの間に微妙な空気が
流れた。何と言ったらいいのか……演技過多? 感情入れすぎ?
はっきり言って違和感があった。

音訳というより朗読に近い、それもプロフェッショナルではない
中途半端な「朗読風音訳」。

    ********

サピエ図書館には全国から音訳データが上がってくる。共通の
ルールに則ってはいるけれど、自治体ごとの個性はやっぱり出て
くるんだろうなあ。

今はだいぶ改善されたらしいが、ある県から提供されていた録音
図書は、イントネーションやアクセントにかなりの問題があり、
物議をかもしたことがあったという。

そういう意味では、わが県の録音基準は厳しい方かもしれない。
それだけに、受講生たちの悩みや迷いも浅くはないのであるが…


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デイジー編集ソフト

2018年03月06日 | 音訳(点訳)

音訳サークルのメンバーの多くは、自宅のパソコンにデイジー図書
制作
用のソフトを入れている。雑誌や新聞の録音当番に当たったとき、
自分のうちでゆっくり編集作業をすることができるからだ。

   「べに丸さんもどうぞ。コピーできる人数はまだ
    何人分か残っているから今のうちよ」

と勧められてはいたのだが、頑なに辞退してきた。

理由はふたつ。

 *自宅で編集作業などやりたくない。自分が当番のときは、誰か
  
できる人に頼むことにする。

 *すでに私のパソコンには「点訳編集ソフト」が入っているので、
  ソフト同志がケンカしそうでヤダ(そんなことあり得ないんだけど)

どちらも、まともな理由ではない。正直なところは、音訳サークルの
活動に腰を据えて取り組む気があるのかないのか、自分でもはっきり
しないうちは、あまり深入りしたくないと思っていたからなのだ。

だが、ついに私のパソコンにも「デイジー図書制作ソフト」が入った。
さあ、これから編集作業を覚えるわよ、と自分を叱咤する。点訳との
二足のわらじ問題は未解決なんだけどねぇ。

 
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二兎は追えない

2018年02月24日 | 音訳(点訳)

センターの点訳部門から、原本が届いたという知らせが来た。
点訳メンバーは、言わば早い者勝ちで、その中から自分が点訳
したい本を
選ぶ。私も、さっそく1冊決めたいところではある
のだが…

音訳講座がまだ終了していない段階では、うかつに新しい点訳を
始めるわけにいかないかもしれないと、迷っているのである。

講座の最終課題として、本を一冊選んで音訳しなくてはならない。
録音、校正、訂正と進めて行き、一冊の音訳図書を仕上げるのに
どれくらいの日数がかかるのだろう。

点訳と音訳を並行してできるだろうか。まずは音訳の方をきっちり
片付けてから点訳に戻るべきではないか。でも、ブランクが
長くなると
点字を忘れてしまいそうで心配だしなあ。

と、悩むのだけは一人前の私。軸足をどこに置くかさえ定まって
いない有様では、けっきょく虻蜂取らずになってしまうよね。

 
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校正の苦労を知る

2018年02月13日 | 音訳(点訳)

音訳ボランティア養成講座、今回は「校正の要領」である。

もちろん、音訳実績ゼロの私たちが、当面ひとさまの音訳データを
校正することはあり得ない。講座のテーマは「校正の苦労を知る」
とでも言ったらいいのかな。

校正の実際を学ぶことで、誤読の多すぎる音訳や処理のいい加減な
音訳
が、いかに校正者を苦労させるかってことを知っておくべき
なのだ。
校正が短時日で済めば、それだけ早く音訳図書を利用者に
届けることも
できるわけだし。

未熟な点訳で校正者に迷惑かけっぱなしの私には、本当に耳の痛い指摘。

音訳者が心がけるべきは、しっかりと下調べをし、聞く人の立場に
なって分かり
やすい処理作業を行う。これに尽きるのだと肝に銘じる。

   *************

点訳の校正と少し違うなあと感じたのは、音訳校正は、場合に
よって
正解がひとつではないということ。発音の不明瞭さ、ポーズや
イント
ネーションの不適切、アクセントの違和感……こういうもの
って、どこ
までが許容範囲なのか、校正者によって違っていたり
するからね。

音訳者と校正者が直にやり取りをしないという原則は、このあたりの
難しさから来ているものなのかもしれない。センターの職員が間に
入って最終的な判定をすることで、トラブルを回避するのだという。

講師の次の言葉に、大きくうなずく受講生たち。

  「校正者の方が立場が上だとか、指導的な役割を持つとか、
   決してそういうことではありません。音訳者と校正者は、
   より良い
音訳図書を作るための車の両輪なのです」



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やり直すほどに

2018年01月20日 | 音訳(点訳)

音訳講座の課題を録音するためにセンターへ出かけた。課題の
長さは、せいぜい15分くらいのものだが、やり直す時間を見越して
ブースは4時間分予約してある。

1回目の録音。聞き直すと、少し音量が不足しているかもしれない
と感じた。
声のトーンも沈んでいる。初回だから、どうしてもさぐり
ながらの読み方になるのよね。

機械の音量調節はいじらず、マイクとの距離で調整してみる。
少しだけ声を張って2回目の録音を試みた。

音量レベルは良くなったが、1回目に比べて読み方がバタバタして
いるような気がしたので3回目に挑戦。うーん、どうかなあ。
何ヵ所かアクセントに失敗しているし。

4回目。だんだんわからなくなってきた。何だか声に疲れが出て
きた
ような気もするし。

結局最初の録音がいちばん良かったのではないかという恐ろしい
結論に達した。往々にして1回目がいちばん上出来だったりする
ものなのである。

とりあえず、今日はこの辺で止めておこう。


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図の説明に悩む

2018年01月09日 | 音訳(点訳)

訂正と仕上げの終わった点訳ファイルをセンターに送って、まずは
肩の荷をひとつ下ろす。次はいよいよ音訳講座の課題を何とかする番だ。

やっかいなのは、資料として挿入されている「図」である。たとえば
こんな図があったとして、

聞くだけで概要が分かるように「図」を具体化するのは、けっこう
難しい。どの範囲まで説明すればいいのか、どういう言葉で描写すれば
きちんと伝わるのか。

翻って、点訳の場合はどうするのだろう。未熟な私は、挿絵や図表を
多用した作品を間違っても選ばないから未経験のまま。
実際のところ、見当もつきません。



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