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今日も人生はライフ

60代主婦の日常はけっこうビジー。

音訳校正は手書きでOK----覚え書き

2020年04月30日 | 音訳(点訳)

録音された音源を聞く方法は、主に二つある。

  *DR-1という録音再生の専用機で聞く。音源の入ったCFカード
   をじかに使うので扱いには慎重さを要する。

  *音源ファイルをPCに取り込んでPRSという編集ソフトで聞く。

オリジナルの音源を損なうのが怖いので、私はPCに取り込むやり方
を最近は採用している。

ただ、聞くのにはパソコンを使っても、校正作業そのものは「鉛筆と紙」
という前時代的なツールを使うところが、ちょっと面白いのである。

使う用紙はこれ。

原本の該当するページ・行を示し、音訳者の読み方と訂正した読み方を
併記する。親切な校正者は、原本の方にも薄~く鉛筆で印をつけてあげ
たりする。印を薄~くつけるのは、図書館からの借りものである原本を
きれいに返却するためだ。

あと、音訳者がとても上手だったり、本が面白かったりすると、校正を
忘れてつい聞き入ってしまうのは私の悪い癖。


気を取り直して音訳校正

2020年04月29日 | 音訳(点訳)

やることがないなあ、出かける用事も今は全滅だし、マスク
を作るのも飽きちゃったし…と思案していた矢先、Hさんから
2次校正のための小説原本とメモリーカードが届いた。

気の滅入る日々だけど、いやこういう時だからこそ Hさん、
録音作業を着実に進めていたのね。私もグダグダ言っていないで、
校正作業を頑張るよ。

    *********

校正作業の手順としては、まず録音音声が入っているCFカード
の中身を自分のパソコンに取り込む。それ以降CFカードには
触らない。万が一にも破損したり中身を消しちゃったりしたら
取り返しがつかないから。

校正はもっぱらパソコンの中でやる。その際使うのがPRSという
録音ファイルを編集するソフトだ。パソコン録音自体も、この
ソフトを使って行うのです。

これがその画面

 


点訳の引継ぎ------覚え書き

2020年04月16日 | 音訳(点訳)

例年なら、定期総会が終わり新役員への事務の引継ぎも
とっくに終わっているはずの時期である。だが、今年は
総会は開けない、議決は書面で、その結果もメールで送る…
という進行だから、対面での引継ぎ作業など望むべくもない。

この分だと、すべてをメールのやり取りで済ませることに
なるかもしれない。それならそれで、できるだけ分かり易い
資料を作って次の人へバトンタッチしたい。

  ****************

私が作るのは、毎年数回行われる講習会の出席者名簿の原簿
である。
たかが出席者名簿なんだけど、これがなかなかやっかい
なのだ。
昨年私が前任者から引き継いだ名簿は、正会員、準会員、
休会中
の会員、講座修了者、これら全てが別々のリストになって
いた。

前年度の準会員は正会員に”昇格”し、今年講座を終えた受講生は
準会員になる、という具合に毎年会員の異動があるので、それら
まとめて使い勝手のよい名簿に作り直す必要がある。

役員になったばかりでなーんにも分からない私だったけど、
第1回目の講習会が迫って
くる中、とにかく名簿だけは完成
させなくてはならない、と必死に
作業したことを覚えている。

その苦労を、新しい役員さんに繰り返させるわけにはいかない。
すぐに使える完成名簿にして引き継がなくては。

 


会計監査------覚え書き

2020年04月03日 | 音訳(点訳)

地元の、会員数100名に満たない小さな「点訳・音訳サークル」
だが、
規約に則って毎年総会を開く。今年は一ヶ月の延期が決まり、
開催は5月下旬の予定となった。

それはそれとして、総会資料は作成しなくてはならない。私は音訳班
の会計監査役なので、点訳班の同じ役のDさんと
ふたり、会計監査の
仕事をする。

会計係から帳簿類を受け取り、作業開始だ。

やることは、

 ① 出納帳の収入支出の各項目について、領収書や出入金 
   伝票と逐一照らし合わせる

 ② 出納帳の計算が合っているかチェックする

 ③ 出納帳の数字と預金通帳残高・現金が合っているか
   チェックする

さらに言うなら、お金の使い道が適正か、不正はないかなどを公正
な目で判断するということなのだろうが、わがサークルの会計

不正の余地はない。

悲しいほどに限られた予算の中、活動に必要なお金をキチキチと
使っていることは一目瞭然なのである。最後に会計報告書に署名
捺印して作業は終了した。

 

 


総会も中止?

2020年03月29日 | 音訳(点訳)

密閉、密集、接近の3要素を避けなくてはならないとすると、
団体の定期総会などは、中止または延期の対象にしっかり当て
はまってしまう。県センターの点訳部門と音訳部門はすでに
集会の中止を決め、「書面(メール)議決」に切り替える予定
だと聞いた。

うちの地元の点訳音訳サークルも、小さいとはいえ一応定款を
持つ団体だから、総会を開かなくてはならない。どうするのか
なあ。まず会場が確保できないわよね。例年会場として借りて
いる図書館の集会室は、休館期間が5月まで延びたからたぶん
使えないだろうし。

とはいえ、役員の皆さん、新年度に向けての準備だけは粛々と
進めている。総会が
どういう形になるにせよ、点訳も音訳も
その活動は待ったなしなのである。

 


校正----覚え書き

2020年03月08日 | 音訳(点訳)

長編小説の音訳校正に取り組んでいる。1次校正は終わっているが、
見落とされた誤読はまだけっこうあるので安心は
できない。
もっとも、誤読や言葉の落ちなどは 原本との聞き比
べを注意深く
行いさえすれば、私にもそう難しい作業
ではない。

難しいのは、文意を伝える読み方ができているかどうかの判断で
ある。例を挙げると

  【原文】彼の言い方は、どこか挑発的で、意地悪く指摘
      するように聞こえる。

「挑発的で」のうしろの読点を無視、逆に「意地悪く」のあとに
間を空けてしまうと、意味がきちんと伝わらない。

あるいは

  【原文】私は、母を負ぶって出かけた。

助詞の ”を” に続く言葉の頭が不明瞭だと、「母をぶって出かけた」と
聞こえ
かねない。

   *********

これらが音訳者の読み癖だとすると、一冊の本の中に数えきれない
ほど登場するということになる。どこまで厳しくチェックすれば
良いのだろう。音訳者の費やした何百時間もの時と労力を思うと、
つい大目に
見てしまいたくもなる。

音訳の訂正録音作業は、点訳のパソコン訂正に比べると、はるかに
面倒
なのだ。訂正前後の声の調子が極端にバラつかないようコンディ
ションを整えるのって、すごく大変。音訳は実に”生もの” だなあって
思う。


どうする?点訳

2020年02月27日 | 音訳(点訳)

久しぶりといえば、点訳から遠ざかってずいぶん時が経って
しまった。しっかり身についた上でのブランクというわけでは
ないから、もはや初心者未満である。

もともと、ぜひやりたいと思っていたからではなく、とんだ
勘違いと呆れた粗忽で受講してしまった点訳講座。本来の目的
であった音訳の講座を受け直したりしているうちに、気がつけば
2年の月日が経過していた。

音訳との両立は難しい、点訳からはこのままフェイドアウトして
いくしかないだろうと思っていた矢先、
行きがかりで「点訳
グループ」の役員を引き受けることになり……
相変わらず点訳と
つかず離れずの関係が続いている。

私ったらいったい何をやっているんだろう。さっさと撤退すれば
いいのだ。分かってはいるんだけどねぇ。
改訂された新しいテキスト
『点訳の手引き(第4版)』を買っちゃったしなあ。


だから言ったでしょう

2020年02月13日 | 音訳(点訳)

地元の「音訳ボランティアの会」に入って、早いものでもうすぐ
5年になる。いわゆる中堅メンバーと呼ばれるようになった。
10年選手、15年選手がゴロゴロいる世界だから、まだまだ
”新米” のふりをして甘えちゃっているけれど、たまーに「新しい
に教えてあげてね」と先輩から託されることがある。

そんな新人さんの一人から

  「べに丸さん優しいし、教え方もよく分かる」

と言われた。そう、確かに私は優しいかもしれない。そのむかし、
自分が傷ついた体験と同じことを他人に課すことだけ
はやめようと
肝に銘じているからね。

   ********

20数年前、娘の就学を機に再就職した職場で私を指導してくれた
先輩のKさんは、とてもきつい人だった。

   「ここ抜けてる。だから言ったでしょ! ちゃんと聞いて
    ないから」

   「この欄にはこういう書き方はダメって、前に言ったはずよね!」

確かに物覚えの悪い自分に責任がある。厳しく指導されるのがいやな
わけではない。
ただ、「だから言ったでしょ」「前に言ったはず」
自らの不甲斐なさを情けなく思っている者に、さらなる追い打ちを
かけるような言葉の数々…… 私はその都度少しずつ傷ついていた。

もちろん、Kさんに悪意はなかったはず。だが、相手の心に刺さって
しまうトゲに気がつかないという想像力の欠如は、やっぱり罪ではない
だろうか。

私は、人に何かを教えなくてはならないとき、心を傷つけることだけは
ないようにと、いつも注意をはらうのである。


広報の音訳------覚え書き

2020年02月11日 | 音訳(点訳)

市の広報紙を録音する作業は、毎回4人一組で行う。
録音者は3人、残りの1人はパソコンで編集する役目だ。
メンバー表のトップに名前のある人が、その回のリーダー
ということになる。

リーダーは忙しい。まず、市から届いた原稿の下刷りを全部
読んで時間を計ったら、それを3人に振り分ける。単純に
分量を平等にするわけではなく、内容の難易度を考えて、
難しい記事はベテランの ”読める” 人にとか、新しい人には
読み易いところをとか、考えなくてはならない。

次に、下読みをした各メンバーから上がって来た疑問点を
まとめて、市の担当者に問い合わせる。それをまたフィード
バック。もちろん自分の分も読んで録音しなくっちゃ。

   ********

発送当日の作業も盛りだくさんだ。持ち寄った録音データを
みんなで聞き、修正作業をする。この段階で上がってきた最終
原稿に訂正があれば、大幅に録音し直さなくてはならないこと
もあるからめんどくさい(訂正がけっこうあるのよねぇ)。

完成したデータを編集担当者がパソコンに取り込んであれこれ
やっている間に、発送の準備をする。名簿と宛名カードと郵袋、
そしてディスクをそろえ、それぞれの数も確認。

編集の終わったデータがCDにコピーされたら、それを発送する
数だけダビングする。ダビングしたCDは、冒頭部分だけだが、
必ず一枚ずつ録音チェックをしなくてはならない。間違っても
空のCDを送るなんて失態はご法度だ。

ここまでくると、ようやく先が見えてきて緊張が少しほぐれる。
年に何回か回ってくる「広報当番」は、音訳ボランティアの柱
ともいえる仕事だし、失敗は許されない作業だから、私などは
とにかく力が入りまくって、無事に終わるとドカッと疲れます。

 

 

 


口中音に悩む----覚え書き

2020年02月03日 | 音訳(点訳)

わずかではあるのだが、私の録音音声には口中音が混ざること
がある。
文と文との間に唾液の「プツッ」という音が聞こえると
耳障りだ。


いろいろ対策は取るんだけどねぇ。歯を磨き、洗口液で口腔内を
さっぱりさせて録音に入る。途中、水で口を洗いながら細心の
注意を払って読む。唾液をサラサラにするのに効果があるらしい
耳下腺マッサージを
してみたりもする。だが、口中音をゼロに
することはなかなか
できない。

同じ悩みを抱える音訳者はやはり存在していて、ネットの中を
探してみると、みんな涙ぐましい努力をしているのが分かるから、
ちょっとだけ元気が出る。

    *************

そんな中、PRS(PLEXTALK  Recording  Software)の録音設定を
工夫する方法を書いている人がいた。覚え書きとして記録して
おこう。

 * サウンドブーストを「なし」にする。
     これは、PRSの取説にも書いてある標準設定

 * ノイズレベルを高い方の「-20db」に設定する。
     これは、取説にはないイレギュラーなやり方らしいが
     バックノイズをカットする効果があるという。フレーズ
     が切れやすくなるという副作用はあるんだけど。
     
いずれにしても、PC録音をする場合のやり方だから、音訳を続ける

気持ちがあるなら、そろそろDR-1からパソコンへの移行を真剣に
考えないと。

 

 

  

 

 


新聞の閲覧

2020年01月29日 | 音訳(点訳)

音訳サークルで使う新聞の過去記事を探しに、近所の図書館
へ出かけた。
勝手知ったる新聞の閲覧室…と足を向けたら、
その場所は
コピー室に模様替えされていた。

案内カウンターの若い女性に尋ねると意外な答えが。

 「レファレンスカウンターで閲覧を申し込んでください」

えぇ~、いちいち申し込むんですか~。以前はあそこの部屋
で縮刷版を自由に読めたはずなんですけど……と言ってみる。
すると、後ろから年配の女性が顔を出した。

 「半年以内の新聞なら自由に閲覧できますよ。
  場所が変わって奥の方になっちゃったんですけど」

と指さす。そうそう、縮刷版は自由に見られなくてはね。
案内係なんだからちゃんと勉強してね。と若い女性に向かっ
て心の中でつぶやく私。

教えられた場所へ急いだが、そこで私は自分のミスに気がつく。
探したいのは今月の新聞だった。まだ縮刷版にまとめられて
いないヤツ。入り口近くのロビーへUターンだ。ズラリと並んだ
棚の中に、ナマの新聞がしっかり陳列されていました。

 


有声音と無声音-----覚え書き

2020年01月24日 | 音訳(点訳)

本来、音訳データを視覚障害者以外の者が聴くことは許され
ないのだが、勉強のために試聴することはできる。実際、人の
録音を聴くのはとてもためになるのだ。

特に、週刊誌などのグラビア写真をベテラン音訳者が表現した
文章は、最小限の言葉で過不足なく描写し尽しているから、
ただもう感心するばかり。

    **************

さて、いくつか録音を聴く中で、実は気になることがひとつ。
無声音で発音すべきところが有声音になっているケースが
ときどき出てくるのだ。

  「失望」S i t u b o  「熟睡」J u k u s u i 

  「ひさし」H i s a s i   「土」T u t i

下線の母音は、無声子音の「K」「S」「T」などに挟まれている
ので、普通は発音されずに無声化するはずなのだ。それが有声化
してしまうと、とても聞きずらいというか、ベタっとした発音と
して聞こえる。

文章の意味を左右するものではないから、無理に直す必要はないと
先生はおっしゃる。無声化すべき部分を有声化してしまうという
のは、生育過程で身についた発声に由来するもので、直すのが
とても大変だからなのかもしれない。プロのアナウンサーって
わけじゃないしね。

ただ、私は気になって気になって…… むしろ、その部分に引っか
かって、”ひそかにダメ出ししてしまう癖” の方を直す必要があり
そうだ。


がんばるふたり

2020年01月13日 | 音訳(点訳)

地元音訳ボランティアの仲間、KさんとGさん。ふたりはこの1年間、
音訳データのパソコン編集を一生懸命練習してきた。

もともとパソコンを使い慣れていないので苦戦の連続だった。画面上の
目当ての場所にカーソルを合わせるマウス操作がうまくいかない。
ファイル名を変更するとか、ファイルをコピーして別の場所に貼り付ける
とかの簡単な作業すら難航する。

編集ソフトへファイルを取り込む際もマニュアルを丸暗記してやろうと
するから、手順がひとつ狂うと一からやり直しになってしまう。それぞれ
の作業の意味をアドバイスしてはみるけれど、却って混乱させてしまったり。

  「編集作業はできる人がやってくれればいいんだけどなあ。
   私は、録音専門でいきたいわ~」

とぼやくKさん。

  「音訳がやりたかっただけなのに、こんなにパソコンをやら
   されるとは思ってもいなかったわよ」

と苦笑いのGさん。

それでも、彼女たちは諦めなかった。まもなく市広報の録音編集を受け
持つ当番が回ってくる。独り立ちのときは近い。

 


お弁当

2020年01月11日 | 音訳(点訳)

点訳の勉強会が2か月に一回開かれる。

今月お願いする講師の先生は魚が苦手とのこと。そうなると
お昼のお弁当は幕の内というわけにはいかない。必ず魚が
入っ
てくるもんね。

昼食手配担当の私は頭を悩ませる。肉は大好きだそうだから、
とんかつ弁当とか焼肉
弁当とかってことになるのかなあ。
できれば、肉ばっかり
ではなく、副菜もバランスよくセット
されていればいいん
だけど。さらに大事なことは、全盲の先生
が少しでも食べ
やすい形態であること。

いくつかお店を回り、「まい泉」のヒレカツ弁当に決めた。
複数個必要なので取り置きを頼む。

試しに一つ買って私が試食。さすが「まい泉」だ。”さめても
美味しいヒレカツ弁当” のうたい文句は嘘じゃなかった~。


 


音訳---何を読めますか

2020年01月08日 | 音訳(点訳)

点字図書館の音訳部から、次年度の「週刊誌音訳」についての
アンケートが届いた。各自の録音形態、活動可能時間などに
加えて「どんな記事を読めますか」という質問があった。

<なんでも読む>を選びたいところだけど、それは無理。
一般的な
記事、書評、コラム、社会面的な記事…このあたり
かなあ。
迷ったのは ”グラビア” という項目。

グラビアに限っては、写真の説明文を音訳者自身が考えて原稿を
作らなくてはならない。難しいのだが、同時に面白い作業でもある。
決して得意な分野とは言えないけど(むしろ苦手かも。私の説明って
くど過ぎるらしいんだ)、それだけに気持ちが動く。

締め切り日が来るまで悩みそう。