どっさり溜め込んでいたメールマガジン「1日1分英字新聞」、6月10日分まで消化しました。いつものように日本語から英語にしているので、時間がかかるけど、がんばったなあ(自画自賛)。
Nine Arrested for Identity Fraud in China's College Entrance Exams
「中国:大学入試で替え玉受験、9人拘束」
Jiangxi Police arrested nine people in connection with identity fraud where university students were hired to take this year's national college entrance examinations.
中国の江西省警察が、今年の全国統一大学入学試験で大学生を雇った替え玉受験をめぐって、9人を拘束した。
ニュースによっては自分で英語にしてみて、原文とチェックして終わりというのも多いですが、このニュースは「替え玉」という日本語が"identity fraud" という硬い表現だったので、他にどんな言い方をしているのか気になってネットでこのニュースを探してみました。
他に使われていたのがこんな表現でした。
imposter
surrogate examinee
stand-in test taker
私が思いついたのは"ringer"という言葉だったんですがこれもありました。
The two most popular methods of cheating are hiring a ringer to take the test for the actual student, or using wireless communication devices such as hidden cameras and earpieces to communicate with outside supporters.
ringer ということばは「ローマの休日」で初めて聞いたと思います。ここでは「替え玉」ではなく「そっくりさん」という意味で使われていましたが。
他人になりすまして、試験を受けるなんていう日本語は、なりすますというところで、えーっと考えてしまいますが、
Take an exam for other people. と簡単に表現しているニュースもありました。
「替え玉としてテストを受ける」を英語でどう表現したらいいですか?と生徒さんに聞かれて、もし私がtake an exam for other peopleと答えたら、「苦し紛れ」と思われるおそれもありそうだけど、実際、ニュースで使われているんですから、日本語と違って、英語では、普段着の言葉が公けの場でも使われるってことですよね。
アメリカのドラマに『リンガー~2つの顔』というシーズン1だけでキャンセルになったものがありました。私は見てませんがDlifeで放映されました。その時は意味も気にしてませんでしたが。
最新の記事で紹介されている『汚名』はタイトルは知っているものの未見です。イングリット・バーグマンが好きだし名作と言われているので見たほうがいいですね。ケーリーグラントがどうも苦手で。ジョージクルーニーの親せき?ってくらい似てますね。
Ringer はパイロット版の評判は賛否両論だったようですが、結局キャンセルになってしまったんですね。後から後から新しい番組が作られているんでしょうが、こんな風に終わってしまうものもあるのかあ。続けていればヒット作になったかも、、、なんてことも考えてしまいますが。
ジョージ・クルーニー、確かにケーリー・グラント顔ですね。私は彼のいかにもダンディという雰囲気が好きです。現在の映画界ではなかなかいないですから。
お世話になっている、らじこ 先生から「もんがら辞書」の存在と、もんがらさんのご紹介を受けました。
今回ご紹介の
「ローマの休日」は私の好きな映画の一つです。永遠の都、ローマは、本当に素敵な所です!
「ringer」 についてローマの休日の台本によりますと、カフェで2人に偶然居合わせた、友人記者のアービングが、アンに向かって言います。ひょっとして、アン王…?と
Hey,er,anybody tell you you're a dead ringer for …Oh! Well…uh…I guess I'll be going.
解説では「そっくりさん、うりふたつ、クリソツ」字幕も「クリソツ」で、deadは強調の、exactやperfectのこと。a dead ringer はan exact doubleのこと。昔は偽造者、偽金造りを意味した。アンが知らない俗語と言う設定になっていました。アンがジョーに、What's the riger?と尋ねたところ、ジョーがIt's an American term and er,and it means er,anyone who has a great deal of charm.アメリカの表現で、すごく魅力的な人のこと。
とごまかしたため、アンはringerが「魅力的な人」の意味と思ってしまいます。
では、また、もんがらさんのディープな単語楽しみにさせて頂いております。
ありがとうございます。
ラジ子さんとはブログを通していつもお世話になっています。
「ローマの休日」お好きなんですね。私も昔からオードリー・ヘプバーンのファンなので彼女の映画はどれも大好きです。
この後、ringer ということばを勘違いして、グレゴリー・ペック演じるジョーにあなたはとてもいい人ですねという意味で"you are a ringer"と言っていたと思います。
あまり実用的ではないことばの紹介が多いかもしれませんが、またぜひお越し下さい。
夜分失礼いたします。
ええ、ヘップバーン素敵ですよね。永遠の都と、彼女の魅力に、自分の足跡を重ね、タイムスリップしたかのように、引き込まれる感覚を覚えます。
もんがらさん、その先のストーリーまで記憶されているとは!驚きです。geekyですね(笑)
タイムスリップと言えば、デンゼルワシントンのdeja-vuが、当時新鮮で哀愁を覚えました。ご覧になられましたか?
もんがらさんは、ambulance chaser(悪徳弁護士)も、the third degree(警察等のキツい取り調べ)の語彙も、既にお持ちですよね。
浅はかですが、私も主に新聞(過去約8年毎日)や様々なテキスト(NHK英語120冊、他約150冊)、から、単語を集めている途中なのですが、(途中、中語・伊語・独語・ハングル・スペイン語、等(200冊)に寄り道して、これは行けないと、今は英語に絞っているのですが)
「もんがら辞書」の現在の収載語彙数は、いったい、どれぐらいなんでしょうか?宜しければ教えて下さい。20000以上はおありかと存じますが。
好きなジャンルが犯罪物なので、ambulance chaser やthird degree は遭遇度が高いです。
もんがら辞書は今29000をちょっと超えました。年内に
30000を目指そうと思います。
お早うございます。 お返事ありがとうございました。
犯罪物がお好きなんですね。私には24とかも、どうもシュールすぎて。賛否両論のようですが、劇場で観た「John Carter」2012はタイムトラベル物で、私的には面白かったです。
収載語彙だけで29000超とは、恐れ入りましたm(_ _)m
教えてくださり、有り難うございました。
私の手帳では、推定20000超です。これからの励みになります。
紙なんですが(汗)今後も頑張って貯めます。
最近はcar pool(名・動)…[(ガソリンの節約などのために)相乗り(して)通勤・通学する]に感動しました。きっと生活密着語ですよね。努力不足です。
ありがとうございました。