地方の三文小説家「東義久」の独白

東義久のブログです。

あのピッグノーズが再開(京都音楽事情)

2007-06-26 23:22:55 | 音楽の部屋
 7月16日の夜、一本の電話が入りました。
 それは久場さんからの電話でした。
 あまりに久し振りだったので驚いていると、
「もう一度、店を開くので……」
 と、少し照れ気味の久場さんの声。
 もう何年になるだろう。
 久場さんは以前、烏丸五条上がるのビルの地下でライブハウスを開いておられ、
 そこは浅川マキなども歌っていた名門だった。
 ある日突然、店を止めてトラックの運転をする、といわれ驚いたものである。
「場所は祇園の石段下辺りに変わるが、店の名前は昔のままのピッグノーズでやろうと思っている」
 とのことでした。
 ピッグノーズといえば、ブルースが好きなものにとってはあの有名な豚の鼻のアンプである。
 それは賛成です、と思わず電話口でいっていた。
 新生「ピッグノーズ」がどんな店になるのか、今から楽しみである。
 また、このブログで伝えようと思っている。

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2 コメント

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はじめまして (豊田 勝利)
2007-09-27 10:09:49
はじめまして。
豊田と言います。先日実家のリフォームを行う際に父の部屋から「夢市場」の本が出てきました。何気なく手に取り後々読み始めるとなかなか面白い、と興味を持ち東さんの事を調べていたときに、母から「この本の作者はお父さんの生徒さんやった人やで」と言われビックリしあわててインターネットで検索しこのブログにたどり着きました。
これから少しずつ東さんの著書を読み続けていこうと思っております。
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ペットのジュニアへ (東義久より)
2007-09-28 01:05:43
びっくりしました。
ぼくの小説を読んでいただいてありがとう。
きみのお父さんは、カッコいい先生でした。
最初に持った担任が、ぼくらのクラスでした。中学生の多感な僕たちには素敵な先生でした。
ぼくにはペットのような教師に出会えたことが、今、思うに貴重な体験でした。
追い追い話せたらいいな、と思っています。
卒業してからは、どちらかというと勉強もせずいいかげんな生徒であったぼくなどにも、どこかで認めてくれていたのか真剣にぶつかってくれた、ぼくのそれまでの教師像を変えた先生でした。
これから、ペットといろんな話しをしようと思っていたときの、突然の訃報に驚いたものです。
チャペルの葬儀は人の多さに驚き、これだけのひとたちになんらかの影響を与えたんだ、と感慨深いものがありました。
そんなペットのジュニアがぼくの拙い小説を読んでくれるという縁に、不思議なものを感じています。
あるがとうね。

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