外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

週べ今週号

2009-07-22 20:21:50 | 大学野球
週刊ベースボール今週号は、遊撃手の特集です。

プロ球団別の歴代遊撃手ベスト5のページを見ると、華麗なフットワークと正確無比な送球が今でも目に浮かぶ名選手ばかり。

東京六大学出身者をピックアップすると、高代延博(法政-日本ハム)、鳥越裕介(明治-ソフトバンク)、広岡達朗(早稲田-巨人)、平田勝男(明治-阪神)、鳥谷敬(早稲田-阪神)、一枝修平(明治-中日)、山下大輔(慶応義塾-大洋)らの名前が並んでいます。

人工芝やドーム球場の時代と、土のグラウンドの時代とを単純に比較することはできませんが、それぞれの時代を代表する名選手ばかりであることは間違いありません。

この特集の中で、神宮球場の人工芝についてセ・リーグの遊撃手たちがコメントする記事があるのですが、これが興味深い内容なのです。

ヒザや腰への負担が軽くなった(鳥谷)
以前より疲れやすくなって、試合後は全身がカチカチ(梵)
負担軽減になっている実感はない(井端)

各者各様のコメントなのです。
このような違いは、どこから生じるんでしょうか。

ところで、鳥谷くんが次のように話しています。
「学生時代のイメージで神宮のことはよく聞かれます。」
「でも実のところ四年間汗を流した早大グラウンド(東伏見)の方が、よっぽど慣れているし、愛着があるんですよね(苦笑)」

さすが、学生時代から自己節制に努め、夜まで東伏見で自主トレに励んでいた鳥谷くん。
泣かせることを言ってくれますねぇ。
\(^O^)/



Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キリンとサントリー

2009-07-22 19:16:20 | スポーツ全般
麒麟麦酒とサントリーの経営統合が話題となっています。

ビールとウィスキーの老舗同士の経営統合は、一般には強者連合だと評価されているようです。

確かに、このニュースについては、関心を呼ぶ様々な要素が揃っています。


まず消費者の視点からは、日常生活で馴染み深い両社の商品群が、今後はどのようなブランドで、どのように提供されていくのか興味が湧きます。

もし単に提供されるアイテムが整理されるだけでは、消費者には、さしてメリットはない結果となるかも知れません。

次に、銀行員の視点に立つと、上場企業と非上場企業、東京発祥企業と大阪発祥企業、三菱系とオーナー企業、実に対照的な風土を持つ企業同士の組み合わせです。

単に商品群だけではなく、経営陣、人事、財務など、あらゆる面での見直しが避けられません。

特に海外市場を睨んだ経営統合と言われていますから、大きな見直しをしなければ、経営統合する意味もないことになります。

また、苦境に立っている広告代理店、新聞/テレビ等にとっては、有力な広告主が、また一つ減ることになります。

そして、スポーツファンの立場から見ると、企業スポーツから距離をおいてきた麒麟麦酒と、ラグビーとバレーボールに力を注いできたサントリーという、両社には取組みに際立った違いがあります。

スポーツについては、一般的にはオーナー企業の方がサポートに熱心であることが多いように思います。

この経営統合で、サントリーのラグビーやバレーボールはどうなっていくのでしょうか。

ラグビーやバレーボールのチームを維持することは、かなり経済的負担となっているはずで、これまでサントリーがオーナー経営の非上場企業だから許されてきた側面もあるのではないでしょうか。

三菱系上場企業の麒麟麦酒の経営陣が、金食い虫の運動チームを保有することに対して、どのような考えを持っているのか。

非常に興味深いところであり、少なからず不安も感じています。

Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする