外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

少年忍者 風のフジ丸

2015-11-22 17:10:34 | 映画、テレビ、漫画
大相撲中継が始まるのを待ちながら、ぼんやりとニュースをチェックしていたら、こんな記事に目がとまりました。
外国人観光客に人気のある意外な観光スポットを紹介するものです。
外国人が訪れる 日本の珍名所 - Y!ニュース
この記事の中で、渋谷駅前のスクランブル交差点、居酒屋かやぶき、富士そば秋葉原電気街店と共に、武神館という施設が紹介されています。
武神館とは|東京で忍者修行-武神館道場 青山支部-


記事の中に登場する武神館の道場主 初見良明さんは、昭和40年前後の時期に、小学生たちの大ヒーローだったのです。

あの時期の少年マンガ雑誌で人気のあるトピックスは、プロレス、巨人のON、ゼロ戦と戦艦大和、そして忍者でした。

そんな時代に制作された『少年忍者風のフジ丸』は、1964年6月7日から1965年8月31日にかけてNETテレビ(日本教育テレビ。現:テレビ朝日)系列で全65話が放送されたテレビアニメです。
"アニソン 少年忍者 風のフジ丸 初期 OP" を YouTube で見る

この番組のラストには本間千代子さんを聞き手に、初見良明さん(戸隠流34代目)が忍術を詳しく解説する実写のミニコーナー『忍術千一夜』があったのです。
"武神館忍術 Old Interview: Masaaki Hatsumi "Togakure Ryu Ninjutsu" Bujinkan (martial arts)" を YouTube で見る


忍術に関する初見良明さんの解説を毎週 食い入るように観て、次の日の学校でクラスメイトとワイワイと忍術談義に花を咲かせる。
そんな良き時代でした。

もう50年も昔のことになりました。
========
大相撲千秋楽では、安美錦が勝ち越しを決めました。
ひょっとしたら三役復帰もあるかも知れない状況で、来場所が楽しみになってきました。



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日本のいちばん長い日

2015-08-27 10:31:35 | 映画、テレビ、漫画
オール早慶戦を応援するために名古屋に行った際、時間調整のために映画を観ました。
松竹映画の「日本のいちばん長い日」です。
"日本のいちばん長い日 予告篇95秒" を YouTube で見る


この題材は、1967年(昭和42年)に、東宝で初めて映画化されていまして、私は小学5年生の時に観賞、その後、DVDも買いました。
"2011-0106" を YouTube で見る

↓当時の俳優陣
"日本のいちばん長い日 俳優名鑑" を YouTube で見る


東宝版は、当時すでにカラー時代になっていたにも関わらず、あえてモノクロで製作されており、それが独特の迫力を漂わせています。
また、旧 陸軍省の建物などが現存している時代に撮影されていますから、リアル感が違います。
そして、三船敏郎さんをはじめ、実際に戦争と軍隊を体験された世代の俳優さんたちが出演しているので、その演技は迫真です。

一方、松竹の新作は、CGの活用などが効果をあげています。
そして、昭和天皇の登場場面が多い点が興味深いところです。

それにしても、あーでもない、こーでもないと政治家と軍人が決断を躊躇している わずか数日間だけでも、ソ連参戦と長崎への原爆で数万人もの犠牲者が生じてしまったという史実の重いことといったら………。

なお、終戦のご詔勅が出された後でも徹底抗戦を訴える陸士・海兵出身の高級将校が少なからずいたようですが、小隊長クラスに配置されていた一般大学出身の将校たちの多くが 終戦に向けて冷静に対応したため、彼らの部下たちから無駄な死者を出さずに済んだと、NHKの番組で知りました。

やはり一般教養は大切です。

=========

さて、明後日は福井でのオール早慶戦。
OB選手は宇高選手(今治西出身。日本生命)、東條選手(桐光学園出身。JR東日本)の名前が聞こえてきています。
現地の天気予報は、曇り時々晴れ、最高気温32度ということですから、試合は問題なく行われるでしょう。










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ナショナルキッド

2015-07-21 10:45:02 | 映画、テレビ、漫画
梅雨明けして、ひどく暑い日が続いています。
こんな時は、お気に入りのDVDを観るのが一番。
いま私は「ナショナルキッド」に夢中になっています。


ナショナルキッド DVD-BOX デジタルリマスター版
クリエーター情報なし
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

ナショナルキッドは、1960年8月から1961年4月に日本テレビ系列で放送された特撮ヒーロー番組。
その名のとおり、松下電器が単独スポンサーで、主人公ナショナルキッドの使うエロルヤ光線銃と同型の懐中電灯が販売され、ナショナルキッドを呼び出すためにはトランジスタ・ラジオを使う設定という、いかにも関西商人らしい徹底ぶりでした。

当時わたしが住んでいた富山県滑川市は民放チャネルが1つしかなかったのですが、幸運なことに、その唯一のチャネルで放送されていました。
"ナショナルキッド National Kid" を YouTube で見る


加えて、ナショナルキッドは、定期講読していた漫画月刊誌「ぼくら」にも連載されたので、テレビでも漫画でもナショナルキッドを堪能できる仕組みでした。


1963年4月、父の本社転勤に伴い、家族揃って富山から東京に戻りました。
すると嬉しいことに、ナショナルキッドが繰り返し再放送されました。
この再放送のおかげで、ストーリーが完璧に記憶に刻み込まれました。
1963年 8月16日 - 1963年10月 9日(17:25-17:55)
1963年10月15日 - 1963年12月 4日( 7:50-8:20)
1965年 1月30日 - 1965年 3月16日( 7:45-8:15)
1966年 7月21日 - 1966年 8月29日(10:00-10:30)

ナショナルキッドは海外でも放送されました。
南米ブラジルでも大人気となり、サッカーのジーコ選手が日本でプレーすることに決まった際、「ナショナルキッドの国に行く」と記者会見で語ったという逸話があります。

神宮の応援仲間 Kさん(東海高校ー早大)は、「ナショナルキッド」「七色仮面」「まぼろし探偵」が当時のテレビ番組のベストと主張されます。
2歳年下の私が挙げるならば、「ナショナルキッド」「少年ジェット」そして「忍者部隊月光」あたりでしょうか。

ともあれ、画面に登場する昭和30年代の東京都内の住宅街やオフィス街、そして当時のパトカーや消防車などは、なんともいえず懐かしいものです。
それらを眺めるだけでも、このDVDは価値があります。
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The King and I

2015-04-30 17:41:08 | 映画、テレビ、漫画
ブロードウェイ・ミュージカル「王様と私」(The King and I)の主演を務める渡辺謙さんが、トニー賞 ミュージカル部門の主演男優賞にノミネートされたと報道されています。

トニー賞(Tony Award)は、アメリカン・シアター・ウィングおよび全米劇場プロデューサー連盟により授与されるアメリカ合衆国の演劇およびミュージカルの賞で、とても権威のあるもの。

日本人は、どうしても英語の発音がネイティブ並みとはいかないことが大きなハンディとなりますし、そもそも、ブロードウェイ・ミュージカルは週9回公演(月:休み、水・土・日:昼と夜の2公演、火・木:夜のみ)という過酷さ。
俳優さんたちは、プロスポーツの選手のように身体を連日酷使しなければなりません。

ですから、そんなブロードウェイで熱演する渡辺謙さんのノミネートは、本当に価値があります。

YouTubeに「王様と私」の予告編があります。
ちなみに名曲「Shall we dance?」は、このミュージカルの中で歌われて有名になりました。
"Show Clips: THE KING AND I on Broadway Starring Ken Watanabe, Kelli O'Hara, Conrad Ricamore and More" を YouTube で見る


ニューヨークタイムスのレビュー記事には、渡辺謙さんが歌うビデオ画像が付いています。
とても良い声ですし、堂々とした歌いっぷりですよ。
レビュー記事へのリンク

「ニューヨークに行って、実際に観てみよう」という方は、こちらのサイトでチケットが事前購入できます。
The King and I Tickets | Broadway.com


========

昨日、野球マンガ「バトル・スタディーズ」を話題にしました。
実に興味深い内容なのですが、その一方で、私世代の感覚でいうと、バトル・スタディーズの画風が若者好みというか、現代風というか、正直なところ、しっくりこないところがあります。

野球マンガといえば、不朽の名作『巨人の星 』(川崎のぼる)少年マガジンに連載 (1966年-1971年)を誰もが思い浮かべると思います。

もっとも私個人としては、『巨人の星』が登場する前の時期の野球マンガの方が親しみを感じ、思い入れが強いのです。

思いつくままに、当時の野球マンガを挙げてみました。
皆さんがお読みになった作品はありますか?

『スポーツマン金太郎』(寺田ヒロオ)
少年サンデー 1959年ー1963年


『ストップ!にいちゃん』(関谷ひさし)
(月刊)少年 1962年-1964年


『ちかいの魔球』(ちば てつや)
少年マガジン 1961年-1962年


『黒い秘密兵器』(一峰大二)
少年マガジン 1963年-1965年


『九番打者』 ※連載の途中から『ミラクルA』に改題(貝塚ひろし)
少年サンデー 1964年-1966年


こうやって眺めると、この時代のマンガの画風の方が 私には しっくりきます。
当時は、セリフを暗記するぐらい読み返していたのですから、それも当たり前なのですが
\(^^)/
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ウルトラマン・スタンプラリー

2015-01-29 20:50:23 | 映画、テレビ、漫画
東京圏の天気予報では、明日の未明から降雪が予想されています。

内陸部に位置する東伏見は、都心よりも気温が低いため、積雪が心配。
ひょっとすると、週末の全体練習に影響があるかも知れません。

=========

JR東日本の駅頭で、1月13日から2月27日の期間、ウルトラマン・スタンプラリーが開催されています。
JR東日本 来たぞ我らの!ウルトラマンスタンプラリー2015:JR東日本


人気のある怪獣を挙げると、カネゴン(金町駅)、レッドキング(信濃町駅)、バルタン星人(尾久駅)、ガラモン(我孫子駅)、ウー(新宿駅)、ペギラ(代々木駅)など。

ちなみに、早稲田のお膝元である高田馬場駅は「赤色火炎怪獣」バニラ

新大久保駅は「友好怪獣」ピグモンです。


この企画に心を動かされている怪獣ファンは、相当数いるのではないかと想像します。それも幅広い年齢層で。


ウルトラ怪獣といえば、「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」など、日曜日のゴールデンタイムに放送されたメジャーな番組に登場して、多くの子供たちを夢中にさせました。

しかし、平日の夕方に放送されていた「ウルトラファイト」という番組のことは、あまり知られていません。

「ウルトラファイト」は、1970年9月から1971年9月までの月曜日から金曜日、午後5時30分から5時35分までの僅か5分間だけTBSで放送されました。

1970年9月といえば、私は中学3年生。
高校受験のために3年生は揃って部活動を引退しており、午後5時までには自宅に着いていました。
そこでテレビのスイッチを入れて、「あれ? 妙な番組をやってるぞ」と気がついたわけです。

当時は第一次怪獣ブームも去り、さしもの円谷プロも苦境に陥りました。
そこで「1円も現金支出のいらない怪獣モノを作ろう」ということになり、制作されたのが この番組。

シリーズ前半は、放送済みのウルトラ・シリーズの中から格闘シーンを抜き出し、そのフィルムの切り貼りのみで、新たな撮影なしで5分の番組を作りました。
そしてシリーズ後半は、撮影用あるいはアトラクション用の怪獣の着ぐるみを使って、即興に近い形で野外で格闘シーンが撮影されました。
その結果、不条理かつ怪しげな寸劇をウルトラセブンと怪獣たちが演じることに。

その寸劇は、あまりにもくだらないストーリーで特撮も撮影セットも皆無。
コスト節約 ここに極まれりという安普請のドタバタ格闘シーンに、名物アナウンサー鈴木二郎さんのプロレス風の実況も相まって、一部のファンから逆に「これは面白い」と注目を集めることとなりました。

YouTubeから、いくつかの画像を拾いました。
いま改めて観ても、全くもって くだらない内容です。
皆さんは、この くだらなさを面白いと感じるタイプでしょうか。
それとも……
(^^;;
怨念! 小島の春

白い殺意

怪獣餓鬼道







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映画の話題など

2014-11-19 23:07:26 | 映画、テレビ、漫画

俳優 高倉健さんがお亡くなりになりました。

東映の、いわゆる任侠映画で売り出した高倉健さん。
私個人は任侠映画が大の苦手なので、高倉さんが東映を離れてからの映画での演技が記憶に残ります。

TVニュースで「海外でも報じられている」というので、検索してみたら、英語、中国語など様々な言語でニュースとなっていることに驚きました。

↓ニュージーランドの報道です
Japanese actor Ken Takakura dies aged 83 | Entertainment | 3 News


高倉さんは明治OB。
早稲田でないのが残念ですが、慶応とか立教という感じではないですね。
(^^;;

折しも、届いたばかりの早稲田学報12月号では、早稲田出身の俳優、脚本家、演出家などが特集されていました。


「早稲田で演劇やジャズのサークルに熱中すると、4年で卒業できないぞ」
そんな声を、入学当時に聞いた記憶があります。
早稲田学報に登場する俳優さんたちの経歴に少なからず「中退」と記されているので、私が記憶する40年前の声は現代にも当てはまると言えるでしょう。
(^^;;

二十歳前後の集中力は、一生の間で最も充実していると思います。
その集中力をもって没頭すれば、学業、スポーツ、演劇、音楽…… どんな分野でも周囲が驚かせるような成長を遂げることができるというものです。

大隈講堂の脇で演劇グループが行う発声練習
文学部キャンパスの隅から聞こえるジャズ研のサックスやドラムスの音色

これらの響きも、早稲田の杜に欠かすことできない彩りです。

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ロイヤルズが敗れる

2014-10-30 14:15:46 | 映画、テレビ、漫画
青木宣親選手の所属するカンザスシティ・ロイヤルズが、残念ながらワールドシリーズ第7戦で敗れました。

チャンピオンの指輪は逃しましたが、青木選手は実に貴重な経験を積みました。

こんな記事もありました。
青木くんも感動したと思います。
メジャーリーグの応援

ブリュワーズからロイヤルズへの移籍は大正解でしたね。
早稲田で同期の鳥谷選手も、さぞかし羨ましく思っていることでしょう。


ところで、中学・高校・大学で同窓のピアノ弾きSくんに、ミュージカルの音楽監督のような仕事が舞い込んだとのこと。
ところが、Sくんは「話している途中で歌い出すなんて、不自然だろう」と、これまでミュージカルを遠ざけていたようなのです。
かたやミュージカル好きの私などは、セリフから歌に移行すると「待ってました!」という感じですから、人それぞれです。

そんなSくんを応援するために、私の持っているミュージカル映画のDVDを貸すことにしました。

納戸を探してみると、ミュージカルに分類されるであろうDVDが次々に出てきました。

オクラホマ!
コーラスライン
アニーよ銃をとれ
マイ・フェア・レディ
ラ・マンチャの男
王様と私
ポーギーとベス
アニー
雨に唄えば
グランド ホテル
くたばれ!ヤンキース
レント
キス・ミー・ケイト
屋根の上のバイオリン弾き
サウンド オブ ミュージック
ファニー・ガール
グリース
ウエストサイド物語
回転木馬
南太平洋
ショウボート
キャバレー
エニシング・ゴーズ
シカゴ
ハロー・ドーリー!
フォッシー

きちんと探せば、もっと出てきそうです

ただ、明らかにブロードウェイ・ミュージカルに偏っていて、ロンドン系(例えばレ・ミゼラブル、キャッツ、シェルブールの雨傘など)が1枚もないところが参考資料として問題といえば問題なのですが、私の趣味で集まったものなので、そこは致し方ありません。

上記の中から何枚か見つくろって、11月に予定される高校のクラス会でSくんに渡すつもりです。
仕事なのですから、Sくんも好き嫌いを言っている場合ではありません。
(^_^;)

せっかくの機会なので、私の生まれた1955年(昭和30年)に公開された「オクラホマ!」の一場面を紹介いたします。
歌われているのは、ジャズ・ヴォーカルのスタンダードにもなっている名曲「The Surrey with the Fringe on Top」(邦題:飾りのついた四輪馬車)です。
素晴らしく美しい映像が、実に60年前に撮影されたものだなんて信じられますか?
飾りのついた四輪馬車

オクラホマ州は、ロイヤルズの本拠地のあるミズーリ州に接しています。
「オクラホマ!」の物語の中でも、早くから都会であったカンザスシティでのモダンな生活を、オクラホマの田舎町に帰ってきた男が友人たちに自慢するシーンがありますよ。
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コンプレックスの裏返し

2014-09-30 17:23:55 | 映画、テレビ、漫画
BSでワールドニュースを眺めていたら、俳優のジョージ・クルーニーさんの結婚式を報じていました。
ジョージ・クルーニーさん、ベネチアで挙式 - (1/2)


結婚のお相手は、女性弁護士さん。
文字どおり才色兼備の女性です。

才色兼備といえば、以前も話題にしたことがありましたが、ジョージ・クルーニーさんのお母上はローズマリー・クルーニー。
彼女も、歌が得意で類い稀なる美貌のハリウッド女優でした。

映画 White Christmasの一場面

島国で育った日本人の多くは、ハリウッド映画を通して欧米人の容姿や暮らしぶりを知ることになりました。

黄金時代のハリウッドで活躍した美男美女の役者さんたちの華やかな映像を眺めながら外国人のイメージを醸成したのですから、大半の日本人が欧米に対する憧れ、そして同時に悔しさ、あるいはコンプレックスを抱くようになるのも無理からぬところですね。

一方、その欧米人コンプレックスの裏返しで、同じアジアに住む人々を「近代化の遅れた後進国の民」と蔑視する気持ちも日本人の心の中に芽生えてしまいました。

日本人としての誇りは、例えば「常に紳士たれ」と自らを謙虚に律する形で表現すべきものだと思うのです。
ヘイトスピーチなど他民族の人々を罵り蔑む、Japanese onlyの垂れ幕、そんな屈折した方法で誇りを表現しようとするのは全く感心しません。

早稲田マンとしての誇りについても、似たようなことが言えますね。
早明戦で連敗し、Facebookなどで選手や監督に対して敗戦の憤りをぶつけて、憂さ晴らしというか、悔しさを紛らわそうとする書き込みが散見されます。
残念なことです。

ともあれ、私は1954年公開の不朽の名作「White Christmas」でローズマリー・クルーニーさんの美貌に酔いしれて、東大戦に向けて気持ちを立て直すことにいたします。
季節的には少々早すぎますが……
(^^;;

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サッカー漫画

2014-06-18 20:39:49 | 映画、テレビ、漫画
世はサッカーW杯のニュースで持ちきりです。
サッカー関連の報道が広がる中で、漫画「キャプテン翼」も脚光を浴びています。

1981年から少年ジャンプ連載が始まった「キャプテン翼」はサッカーブームの火付け役になり、現在のジャパンの選手たちの多くも少年時代に影響を受けた作品だそうです。

「サッカー漫画」でネット検索すると、「赤き血のイレブン」(1970年ー1972年、少年キング)がサッカー漫画の草分けとされています。

しかし、1955年生まれの私は、「赤き血のイレブン」が連載された時期には少年向け漫画週刊誌を卒業していまして、同作品は読んでいません。

「サッカーを描いた漫画」と言われて真っ先に思い浮かべるのは「ハリスの旋風(かぜ)」です。
「ハリスの旋風」は、1965年から1967年にかけて少年マガジンに連載された作品。
ちょうど私が小学校4年から6年生であった時期にあたり、それこそ暗記するぐらい熱心に読みました。

ハリス学園に転校してきた主人公の石田国松は、勉強は苦手ながらも、ケンカが強くてスポーツ万能。
ハリス学園の剣道部、野球部、ボクシング部、そしてサッカー部に次々に助っ人となり大活躍するという実に楽しいストーリーでした。
作者のちばてつやさんは、この作品でスポーツ漫画を描く腕を磨き、不朽の名作「明日のジョー」で結実したのだと思います。

こんなことを書いていたら、電子ブックで読みたくなってきました
(*^^*)



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42 The Jackie Robinson Story

2014-04-15 12:57:50 | 映画、テレビ、漫画

本日4月15日を、"Jackie Robinson Day"とMLBが定めています。

すなわち、1947年4月15日、ジャッキー・ロビンソン選手が1900年以降で初めての黒人選手として大リーグ出場したという記念日です。

そして、彼の背番号42は、大リーグ全球団の永久欠番となっています。

 

アメリカで黒人に参政権が与えられたのが1965年。

黒人と白人が一緒に野球することを禁止する条例も珍しくありませんでした。

それより18年も前の1947年に黒人選手を大リーグで起用しようとしたのですから、球界における拒絶反応は想像を絶するものだったそうです。

オーナー会議では、ロビンソンの所属するドジャース(当時はニューヨークのブルックリンが本拠地)を除く全球団が反対し、相手チームが対戦拒否を表明したり、黒人とのプレーを拒否してトレードを希望する選手が現れるなどの事態となりました。

 

それでも、MLBコミッショナー、ドジャースのオーナー、監督らの毅然とした態度、そして何よりもジャッキー・ロビンソン選手の立派な立ち振舞いにより、アメリカ社会に蔓延していた人種差別の一角が、遂に崩れたのでした。

 

映画「42 世界を変えた男」は、容赦ないバッシングに耐え抜いてMLBを変えた偉大な選手 ジャッキー・ロビンソンを描いた作品です。

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