外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

阪神淡路大震災から20年

2015-01-16 11:10:55 | ビジネス
阪神淡路大震災から20年。
テレビ・新聞で組まれる特集に触れていると、当時の記憶が蘇ってきます。

まずセンバツ高校野球。
聖地 甲子園球場が被災地にあるため、当初は大会開催も危ぶまれました。
しかし、応援団の公共交通機関利用(球場周辺道路での工事関係車両の通行最優先のため)、そしてブラスバンド自粛(被災住民への配慮のため)を条件に開催されました。
ちなみに、優勝は観音寺中央、準優勝は銚子商業でした。

プロ野球では、イチローや田口の在籍していたオリックス・ブルーウェーブが「がんばろうKOBE」のワッペンをユニフォームの袖に付けて、快進撃。
見事にリーグ優勝を達成しました。

また、オールスター戦では、ボビー・バレンタイン監督の呼び掛けに応じて外人選抜vs.日本人ドリームチームというチャリティー試合も行われました。
なお、外人選手に捕手がいなかったため、定詰選手が「ジョー」、大久保選手が「デイブ」と名乗って、外人選抜チームに加わりました。

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震災発生当時、私は邦銀の本部で地域開発プロジェクトの審査を担当していました。

自宅で大震災を知り、急ぎ出勤。
すると、まず面会予定のあったデベロッパーや金融機関から次々と予定キャンセルの電話が入ってきました。
どこも自社の被害状況の把握が最優先であり、息の長い案件である地域開発プロジェクトは後回し、というわけです。

次に、私の勤務する邦銀でも、被害状況把握の作業が始まりました。
関西にある自行の支店や行員・家族の状況
取引先の本社・事業所
担保物件の種類と設定金額
融資残高と債権保全状況
リース物件と金額

これらの作業は、銀行本体にとどまらず、関連の信用保証会社・リース会社・抵当証券会社・クレジットカード会社に及びましたし、まだデータベースの電子化が進んでいない時代でしたから、膨大な手作業が発生しました。
※この個人的な経験は、外国銀行への転職後、東日本大震災における初動に大いに役立ちました。

この作業に没頭している時、私の上司が呟きました。
「これで大蔵省にも関西の地域金融機関を潰す大義名分ができたな……」

1995年は、すでにバブル経済が崩壊していて、どこの金融機関も不良債権を抱えて四苦八苦していました。
しかし、まだ大蔵省による「護送船団方式」の金融行政が維持されていた時代。
関西を拠点とする金融機関の中にも、実質的に大蔵省の管理下に入って息を長らえているところがありました。
担保不動産や保有有価証券の処分可能価額も暴落し、債権回収への展望は真っ暗で、大蔵省も日々の資金繰り維持の支援が精一杯。銀行経営の健全化への道筋は全く立っていませんでした。
果たして、それらの金融機関は、私の上司が呟いたとおり、ほどなく整理・統合の対象となり、消滅したのでした。

阪神淡路大震災で、徳政令 すなわち債務の一律免除が行われなかったことも特筆されるべきことです。
このことが、地震大国・日本に対する海外投資家の信頼を高めることに結びつきました。
「ひとたび地震が起きたら借金は棒引き」という国には安心して投資できませんから。
この教訓は東日本大震災の際の政策立案にも引き継がれ、「徳政令」は発布されず、個人債務者再生手続きの枠組みでの対応となりました。

また、民主党政権下での事業仕分けで槍玉にあがった各種の特別会計ですが、この特別会計があったが故に、阪神淡路・東日本の二度の大震災に我が国の損害保険制度が支払い不能に陥ることなく耐えることができたと言われています。

ことさように、リスク管理とは多様な視点からの検討を必要とする実に難しいものです。
2015年の主要課題である原発問題、基地問題を含む国家の安全保障、どちらも高度なリスク管理の領域なんですよね……



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兼業主婦

2013-01-26 19:22:02 | ビジネス
大急ぎで読み込まなければならない本が何冊かあって、この週末は図書館通いです。
でも、何時間か読んでいると目がショボショボしてきてしまいます。
気持ちは若いのですが、身体は年齢相応です。
(T_T)

私の部署に聡明な女性が1人います。
東京外語大学の出身で、英語とロシア語に堪能で、金融ビジネスにも精通していますから、いわゆるキャリアウーマンです。

彼女には可愛い娘さんが1人いまして、この4月から小学生です。
子育ての一つの区切りを迎える彼女にお祝いの言葉を伝えたのですが、彼女の表情が今一つ冴えません。

理由を聞きました。すると、
「子供が小学生になると、託児所などのサポートが制約されてしまい、これまでと同じように働くことが困難になってしまう」
「シンガポールあたりに引っ越して、メイドを雇う選択肢を考えている」

そんな会話を交わしていたところに金融財政事情の今週号が届き、「専業主婦」ならぬ「兼業主婦」という記事がありました。
それを見た時の彼女の深いため息に、私は言葉を失いました。

日本経済が停滞する大きな原因の一つに、彼女のような有能な人材を活かすことのできない社会の状況があります。

優秀な学生には奨学金があります。
有能な働く女性に奨労金の給付があっても良いのではと思いました。
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連日の会議

2012-12-06 23:24:34 | ビジネス
今週から来週に、マネジメント・レベルの重たい会議が集中的に予定されています。

もちろん、手ぶらで出席するわけではありません。
会議資料の事前準備、会議終了後の宿題の処理で、フラフラです。
(T_T)

もっとも、明日はオフ会仲間との食事があります。
遅刻せずに参加できるよう、頑張ります
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屋上ビア・パーティー

2012-07-25 22:32:19 | ビジネス
恒例の屋上ビア・パーティーに参加しました。

とても蒸し暑い夕方でしたが、その分、冷たいビールが美味しいの何の。
(^^)/▽☆▽\(^^)


明るいうちに飲むお酒は、少しばかりの後ろめたさを感じます。
授業をサボって喫茶店で飲むコーヒーのようなものといいますか…

一杯やってしまえば、丸の内の摩天楼で働く人々に、「今日は、僕らの分まで頑張ってくださいね」という心持ちとなりました。



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すっかり酔っ払ってしまった私は、早々に帰宅し、DVDでフィールド・オブ・ドリームスを観ました。
素晴らしい作品で、何度観ても、そのつど感動を新たにします。

その映画の影響を受け、早稲田大学の教職員の方々には申し訳ないのですが、酔った私は一つの妄想を抱きました。

現在の図書館を取り壊して野球グラウンドを再生したら、石井藤吉郎さんや蔭山さんたちが、バットを片手に、ひょっこり現れるのではないかと。
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高値と安値

2012-07-11 23:42:41 | ビジネス
今日の日経夕刊によれば、魚の価格が世界的に値上がりしているそうです。

カツオ、シラスの卸値は前年比二倍、アナゴも3割高ということです。
したがって、魚っ食いの私としては影響大…

この背景には、欧米でも新興国でも健康志向が高まり、魚の需要がグローバルに伸びていることがあります。

近未来のお寿司屋さんには、握りは玉子、巻き物はカッパ、かんぴょう、お新香、、そして太巻きぐらいしかないという事態になるかも…
(><)

そうなる前に、今のうちに、食べたいお寿司を気の合う仲間たちと食べまくりたいと考えています
(^^)v

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さて、高値を更新し続けるものもあれば、安値を更新し続けるものもあります。

例えば、野村證券の株価。
今日の終値は276円。
この5年間で約80%も値下がりしてしまいました。

確かに、様々な三面記事にも野村證券の名前が登場しましたから、株価の低迷は仕方がないのかもしれません。
しかし、我が国の証券業界、そして投資銀行業務を牽引してきた野村證券の苦しむ姿は、日本の産業界の不振、そのままだと私には思えてしまいます。

これは、実に悲しいことです。

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振り返れば、欧米の大手投資銀行に互角に戦う可能性を秘めていた日本の金融機関は、日本興業銀行と野村證券であったろうと思います。

バブル経済の崩壊で、日本の金融業界は予想もしない展開となっています。
しかし、古今東西、政府系金融機関が幅を利かす国家に、ろくな国はありません。

また、郵貯や多くの邦銀が国債引受機関のようになっている現在の姿は、異常です。

野村證券には、世界をまたにかけて頑張ってもらいたいと私は思うのです。
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銀行よ、何処へ行く

2012-03-16 00:49:59 | ビジネス
今週は、とてつもなく忙しい毎日を送っています。
(T_T)

もちろん、浦添に行くために、先週の木曜日と金曜日に休暇を取ったことも少しばかり影響しています。
また、いくつかの外国銀行で日本撤退、あるいは一部業務の停止が決まったために、それらの銀行の口座保有者が続々と資金を移動してくださっている影響もあるでしょう。

しかし、そのような一過性の要因を考慮しても、現在の忙しさは説明がつきません。

金融分野に対する行政の監督スタンスが、ワールド・ワイドに変わる、そんな潮目の変化を実感するのです。
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あくまでも個人的な印象ですが、これからの金融ビジネスは、医療分野に準じるレベルの行政からの監督を受ける業種となっていくのではないかと。

信用リスク、事務リスクの両方を管理する立場の私としては、実に頭の痛い話ではあります。

しかし、そんな時代だからこそ、高いハードルを越えることのできたプレイヤーには、その苦労に見合うだけのお客様からの支持をいただけるのだと信じて、部下を叱咤激励しています。

残業嫌いと定評のある私が、どれだけ説得力のある檄を飛ばすことができるのか、我ながら半信半疑ですが…
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ともあれ、この週末に予定されるオープン戦の応援は、難しいかも知れません。



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T.G.I.F

2012-02-24 22:52:32 | ビジネス
激動の二週間でしたが、明日からの休日出勤は、1日で済みそうです。

明日か明後日で天気の良さそうな日に東伏見に行こうと思います。

ともあれ、
Thank God! It's Friday!!!

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さて、一昨日はソニーを話題にしました。

ソニー銀行、セブン銀行のように、日本を代表する事業会社が銀行を設立したときの最大の懸念は、親会社の業績や格付けが悪化した時に、その影響が子会社の金融機関に及んでしまうことです。

格付けの悪化は、市場からの調達金利、調達可能金額に直接的に制約を招きます。
それは、米国のGM(ジェネラル・モータース)やGE(ジェネラル・エレクトリック)の金融子会社が苦労した歴史を振り返れば、一目瞭然です。

加えて、単なるノンバンクや保険会社ではなく、「銀行」として日本で業務を行なうとなれば、その社会的責任はとてつもなく重いものとなります。

金融庁がソニーやイトーヨーカ堂に銀行免許を与えた時期には、誰もが予想もしなかった環境の変化。

彼らには、この局面をきちんと乗り切っていただきたいです。
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ハードとソフト

2012-02-22 22:47:12 | ビジネス
ソニーの新社長である平井一夫さんは、レコード会社のCBSソニー(現在のソニー・ミュージッ ク・エンターテイメント。SME))の社員から、プレステのソニー・コンピューターエンターテ イメント(SCE)を経て、親会社であるソニーの社長に登りつめたという異色の経歴をお持ちです。
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ソニーは、永らく「ハードとソフトの融合」というビジネス・モデルを追求しています。

ここでいう「ハード」とは、ソニーが製造する電子機器類、「ソフト」とは、ソニー・グループが 保有する映画、音楽、ゲームなどのコンテンツを指します。

その意味で、平井さんの社長への抜擢は、このビジネス・モデルの方向性に適ったものだといえる でしょう。

確かに、プレーステーションという「ハード」と、ゲームという「ソフト」の融合という成功体験 が、ソニーにはあります。

しかし、最近の経済誌の報道を読んでいると、この「ハード」部門と「ソフト」部門との間に利益 相反があるという指摘がされています。

すなわち、電子機器類を販売する部門は、ソニー・グループの有する映画や音楽のコンテンツに よって差別化したいと考えている。

一方、映画や音楽のコンテンツを売る部門は、ソニー製品を持つ人だけに顧客層を限定されてしまうのは、正直なところ迷惑な話。

あらゆるコンテンツに対してオープンなスタンスをとるアップル陣営の好業績をみる限り、ソニー の掲げる「ハードとソフトの融合」という戦略は、言葉の美しい響きとは裏腹に、その実現は簡単 なことではないように思えてきます。
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ところで、「ハードのソフト化」という表現を、最近の新聞で読みました。

ここでいう「ソフト」は、コンピュータやスマートフォンで利用されるソフトウェアを指します。

すなわち、これまで電子機器として個々に製造・販売されていた携帯電話、デジタル・カメラ、携帯用音楽プレーヤー、携帯ラジオ、、電子辞書、電子手帳などのハードウェアの機能が、スマートフォン上のソフトウェアで代替されてしまい、それらのハードウェアをユーザーが個々に買い揃えようとしなくなった。
すなわち、それらのハードウェアの市場の大半が消滅してしまった現状を、「ハードのソフト化」と表現しているわけです。

上記の商品群を眺めてみると、まさにソニーやシャープなどの日本の電子機器メーカーが得意としていたものばかりだと思いませんか?
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日本の電子機器メーカーの業績不振が話題となるとき、多くは円高、新興国の追い上げなどが原因として挙げられます。

テレビやパソコンの場合は、そのとおりでしょう。

でも、携帯音楽プレイヤーなどの上記商品群での敗因は、日本メーカー各社が個々の商品カテゴリーの中で多機能化を競っているうちに、ふと気づいたら、そのハードウェアがソフトウェアに代替されて、市場の大方が消滅していたということなのだと私は思います。
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行政やメディアが、日本の中小企業を支援しようというとき、「日本のモノづくり」という表現を、よく使います。

そのときの「モノ」とは、ハードウェアなのでしょうか。
コンテンツなのでしょうか。
あるいは、ソフトウェアななのでしょうか。

いずれにしても、時代の潮流を見据えた的確な事業戦略が各社にあってこそ、その意義があるというもの。

その戦略が的外れなものであれば、いくら行政が支援して現場が心血を注いでも、「支援策」は単なる「延命策」に終わるしかありません。

供給者の論理ではなく、また日本国内のユーザーをみるだけでなく、あくまでも先進国から途上国にわたる多様なユーザーの目線で、より安全に、より便利に、そして、より快適にするには、どうしたら良いかを、とことん突き詰めていく。

そんな不断の努力が求められる、実に厳しい大競争時代となったのですね。
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ソニー格下げに思う

2012-02-09 22:47:40 | ビジネス
今夜は、早稲田OBの京都のOさんと一杯やる機会に恵まれました。

私が足元にも及ばない、熱い早稲田スポーツファンのOさん。
本当に楽しい時間を過ごすことができました。

新幹線の終電を乗り過ごしてしまいそうになるギリギリまで、お付きあいくださって、感謝感激です。

Oさん、
お会いできて嬉しかったです。
これからも、宜しくお願いします。
m(__)m
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ところで、米国の格付機関スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、ソニーの長期格付けを「シングルAマイナス」から「トリプルAプラス」に引き下げたと発表しました。
主力事業の業績低迷が続き、収益力の本格回復が遠のいたという判断に基づくもののようです。

ソニーがA格の長期格付け失うのは初めて。
子供の頃からSONYブランドが大好きだった私としては、ソニーの苦しむ姿は残念至極です。
何としても、かつての創造力と革新性を取り戻し、情報化社会に生きる世界中の人々のライフスタイルに影響を与えるような、魅力的な製品を生み出してもらいたいと思います。

ソニーは本来「家電業界」にカテゴライズされる企業ではなかったはずだというのが私の理解なんですが…

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消費者から銀行マンへと視点を移すと、ソニーの苦しむ姿は、そのまま輸出立国を目指してきた日本の製造業の苦悩を象徴しているように思えて、本当に悔しく感じます。

家電産業の頑張りと成長が、数多くの中小企業にもビジネスチャンスを生んできました。
裏をかえせば、家電産業の不振は、全国各地の中小企業まで影響が及ぶということです。

中小企業にとって、海外進出とは、文字どおり社運を懸けた、そして役職員の人生を懸けた、乾坤一擲の勝負とならざるを得ません。
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そんな苦しい局面ではありますが、日本企業には、社員ぐるみ、家族ぐるみで、海外に挑戦していただきたいと私は思います。

ブロークンではあっても、そこそこに英語で外国人と話すことができる

眼の色、肌の色が違っても、決してビビらない

私たちの世代が苦労したとしても、その苦労を間近に見て育ったお子さんたちは、きっと逞しく育ってくれるはずです。
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NYC:5日目( おまけ)

2012-01-23 17:29:49 | ビジネス
みぞれが降っているために、ジャズバー行きを断念して、ホテルの自室でテレビを観ながら一杯やっています。

たまたま合わせたテレビ・チャンネルでは、フランスのサルコジ大統領と、ドイツの外務大臣がユーロ危機に関して、ワシントンで記者会見を行う模様を、一時間以上に渡って放送しています。

2人の要人の一語一句を聞き逃すまいと、大勢の報道陣が注目する緊迫感が、テレビ画面からヒシヒシと伝わってきます。

2人の要人も、一言の失言が世界を大きく揺るがす事態を招くだけに、会見場で和やかな雰囲気を維持しつつも、とても慎重に言葉を選びながら話しています。

世界経済の行方が、フランスとドイツの双肩に懸かっている待ったなしの現状が、ここにあります。
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私が働く銀行業界においても、高い失業率を背景に各国政府の異なる対応や行政の介入が銀行業界に行われています。
銀行の経営環境の先行きを見通すことは不可能というしかありません。

現在の外国為替市場をみると、金融不安は小休止かと思われるような動きです。
しかし、足元の楽観ムードに油断することなく、より一段の前進が鮮明となるまでは慎重なスタンスが引き続き求められる。

アルコール漬けでボヤける意識の中で、そんな気持ちになっています。

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