外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

週べ今週号

2009-07-14 20:29:37 | 大学野球
平成12年から14年までの3年間、東京六大学野球は、いわゆる松坂世代の好投手たちが各校に揃い、高いレベルで凌ぎを削っていました。

早稲田に和田(ソフトバンク)、慶応に長田(西武)、法政に土居(横浜)、そして立教には多田野(インディアンス-日本ハム)。
明治の二学年下には一場(楽天)も。

どの対戦カードでも、一回戦のエース対決は本当に見応えがありました。


その一人、多田野投手があわやノーヒットノーランの快投を見せましたのは7月10日のこと。(写真は週べからお借りしました)

多田野くんは、上記のような投手が居並ぶ中で、平成13年春にはベストナイン、そしてリーグ歴代7位となる奪三振334を記録している素晴らしい投手です。

とにかく私は、立教戦が近づくたびに、「ああ、また多田野と対戦しなきゃならないのか。あのキレキレのスライダーは、見たくもないよ」と、田中、青木、鳥谷、比嘉、武内らの最強打線を早稲田が誇っていた当時ですら、心底から脅威に思っていました。

メジャーから日本ハムに移籍し、大学時代の投球スタイルからも随分変わったように感じます。
でも、彼が頑張ってくれると、あの時代の六大学野球のレベルの高さを証明してくれるように思えて、本当に嬉しいです。

これからも、パリーグの強打者たちが、「うわぁ、今日は多田野か。」と嫌がるような投球を見せてくれることを期待したいと思います。

ところで、石田雄太さんが、ご自身のコラムで、江川卓・西本聖の対談を特集したテレビ番組(TBS系、7月20日・海の日の夜9時から)を予告されています。

たった一つだけのエースの座を競い合った二人には、凄まじい競争があり、その頃の心の中に刺さったトゲが現在まで残っていたそうです。

三連休の最後の夜。
このテレビ番組は見逃せません。
Comments (2)
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