全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

皆さんどう思いますか

2014年06月01日 21時17分49秒 | Weblog
トヨタ企業の恥です!
 アイシン機工(株)従業員の吉田さんの労災認定裁判で、勝訴の判決が出たにもかかわらず、機工側が不服として、補助参加を申し出てきたことを既にお伝えしました。2か月の経過が立ったのにもかかわらず、今だ名古屋高裁の判断が示されていません。
 ところで、アイシン機工は、補助参加の理由に「労災として認められると、次々年度以降の保険料が増額される可能性があるから、会社として損害の影響があり、損害を阻止するために補助参加は必要である」と述べています。
 なるほど、私の勤務していたT社でも、入院しなければならないほどのけがだったのに、毎日送り迎えをして出勤させていたことを思い出しました。休業災害になると保険料が増額されるから、それを防ぐためだったのか。
 これじゃ、労災隠しではないですか。犯罪です。こんなことをどこの企業でも考えているとしたら、労災隠しが日常的に行われていることになります。当労組への相談でも、現場で起きた災害なのに、通勤災害にしてくれと頼まれた話がありました。派遣先の会社からおとがめがあるのでそれを防ぐためだそうです。誰だって、怪我をしたくって仕事している労働者はいないのです。
 しかし、仕事している以上巻き込まれることは避けられません。万が一怪我をした労働者を救済しないで、何のために労災保険制度があるのでしょうか。こんな企業のエゴを許すような司法であってほしくないです。
 
コメント (30)
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