創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨遊 俳句

2010-09-03 14:04:53 | Weblog
墨遊 俳句

Kの俳句二句書く

 手花火の松葉に柳に菊の花

 散り菊のあとは空しき花火かな

   花火の季節は過ぎたが、花火の句を二句。
 
   残暑未だ厳しい先頃、孫にせがまれて庭で線香花火に興じた。
   線香花火には小さな赤い火の玉から素朴で慎ましやかで可憐な
   火花が発して刻々と形を変える様は見飽きない魅力がある。
   松葉から枝垂れ柳に、そして菊花へと紋様を移して闇が戻ったら
   切なさと寂しさと空虚の入り混じった微妙な感覚を味わった。

花火大会の大掛かりな仕掛け花火から、庭先の花火まで夏の風物詩も
漸く終わってしまいました。
きゃあきゃあと騒いでいた子供達も新学期を迎えました。

何時までも続く今年の猛暑から早く解放されたい気持ちで
いっぱいです。