創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨遊 俳句

2011-01-07 16:19:21 | Weblog
墨遊 俳句

Kの俳句二句書く

 初釜の湯呑に天目浮き出づる

  正月明け早々の窯出しは期待と不安の一瞬だった。
  初めての土いじりから成形と素焼き、そして釉薬をかけての
  窯入れは緊張の連続だったが、いよいよ出来栄えが試される瞬間。
  小雪の舞う中、手にした湯呑はほんのりとした温かった。
  恐る恐る眺めると、焦げ茶色の肌に点々と茶色の無数の天目が
  天空の星のように浮かんでいた。感動しきりのひとときだった。

 餅つきの杵に遊ばる童かな
  
  こどもを招いての餅つき大会を手伝った。
  殆どの子は経験がなく、幼児にはボランティアの方が手を添えて
  杵の上げ下ろしをしていた。小学生の低学年の子は元気いっぱい
  挑戦していたが、杵の重みを支えきれずふらふらと危なっかしい。
  ユーモラスな光景ではあったが、彼らは貴重な体験をしたと思う。
  
新年が明け石切神社へ初詣をしました。
境内は沢山の人たちでごった返していました。
手を合わせて真剣に拝んでいる人、おみくじを引いて悲喜こもごもの若い男女、
お札やお守りを求めての長い行列、絵馬を求めて真剣に願い事を書いている受験生、
寒い中みんな幸せを求めてやってきています。

今年は少しでも景気が良くなって、みんなが幸せな暮らしができ、平安な年で
ありますように、、、、、、。

今年もおみくじを引きました。 吉でした。