創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨遊 俳句

2009-09-11 17:21:39 | Weblog
墨遊 俳句

Kの俳句二句書く

 秋日和大極殿のしび眩し

  平城京遷都1,300年に向けて平城宮跡の
  大極殿の復原工事が急ピッチで進んでいる。
  澄み切った秋空に大屋根のしびが日輪を浴びて
  燦然と煌いていた。悠久の時の流れに忘我した。

 秋風や一山失せて町現るる

  宅地開発の波が里山にも押し寄せている。
  いつも眺めていた小高い山がしばらく見ぬ間に
  忽然と消えており、戸建の
  町並が出現していた。複雑な心境。
  
今日は秋日和の中、久しぶりに奈良町を散策しました。
TVドラマ「鹿男」の撮影に使われたと言う、若くして逝った
歌手の家族がなさっているカフェで一服。
あちこち見て廻って健康の有り難味を噛みしめながらの
午後の至福のひとときを過ごしました。