創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨遊 俳句

2009-07-12 17:54:36 | Weblog
墨遊 俳句

短冊 Kの俳句二句書く

 宵山の格子戸窓越し屏風絵や

  今年も祇園祭の季節。本祭りもいいが、趣向を凝らした山鉾が
  誇らしげに明日の出番を待つ宵山の風景は格別である。
  旧家の格子窓は開け放され、秘蔵の屏風や調度品がこれ見よが
  しに並べられているのも京ならではの風情だ。

 蟷螂の躍る山鉾めぐり来し

  長刀鉾や月鉾など数ある山鉾のなか蟷螂鉾はユニークで目立
  つ。
  大かまきりが目玉をギョロつかせ大振りの鎌を構える格好は
  ユーモラスであり、本祭りでの巡行が楽しみだ。

いつの間にか夏が来て、祇園祭を迎える季節になりました。
元気な時はいつでも行ける、いつでも見られると思っていたことが
人間の生には限りがあることを痛感しました。
これからの人生は後悔のないよう、少しだけペースを落としながら
好きな「創造のよろこび」を続けたいと思います。