墨遊
短冊「俳句」Kの俳句二句書く
「初蝶の舞に草花色めけり」
蝶の初めての訪れに、草花が浮き足立って
ざわめいているように感じた。
「枯山水僧水の音も五月雨るる」
京都の詩仙堂を訪ねた。濡縁に端座して
五月雨に煙る庭園をながめては、
一定の間隔で響く僧水(獅子脅し)の音に
日常を忘れた。
短冊「俳句」Kの俳句二句書く
「初蝶の舞に草花色めけり」
蝶の初めての訪れに、草花が浮き足立って
ざわめいているように感じた。
「枯山水僧水の音も五月雨るる」
京都の詩仙堂を訪ねた。濡縁に端座して
五月雨に煙る庭園をながめては、
一定の間隔で響く僧水(獅子脅し)の音に
日常を忘れた。