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9月25日(水):NASAの木星探査の八つのこと

2024年09月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: NASAの木星探査ミッションについて知っておくべき八つのこと

地球の向こうの海の世界を調査する、NASA初の宇宙船であるエウロパ・クリッパー(Europa Clipper)は、氷に包まれた衛星エウロパが居住可能かどうかを調べることを目指している。

エウロパクリッパー宇宙船は、NASAが惑星ミッションのためにこれまでに建造した中で最大のものであり、フロリダのケネディ宇宙センタから、興味深い木星の氷の衛星であるエウロパまで、29億キロメートルを移動する。宇宙船の打上期間は10月10日木曜日に始まる。

NASAの過去のミッションのデータは、科学者達に、凍った月の表面の下に巨大な塩の海があるという強力な証拠を提供してきた。エウロパ・クリッパーは木星を周回し、49回月への接近フライバイを行い、厚い凍った地殻の下に生命を維持できる場所があるかどうかを判断するために必要なデータを収集する。

以下はミッションについて知っておくべき八つのことを、項目のみ取上げている。

1、エウロパは、地球外で現在居住可能な条件を探すのに最も有望な場所の一つである。
2、この宇宙船は、太陽系で最も過酷な放射線環境、つまり太陽に次ぐ環境の中を飛行する。
3、エウロパ・クリッパーは木星を周回し、月のそばを何十回も飛行しながらエウロパを調査する。
4、宇宙船は、NASAのこれまでで最も洗練された科学機器群を搭載している。
5、アンテナと太陽電池アレイが完全に展開された宇宙船は、NASAが惑星ミッションのためにこれまでに開発した最大の宇宙船である。
6、木星までは長い旅である。木星は地球から平均して約7億 7000 万キロメートルにある。何れの惑星も動いており、宇宙船が運べる燃料の量は限られている。エウロパクリッパーは火星と地球の重力支援を得て、年間29億キロメートルを旅した後、2030年に木星の周りの軌道に入る。
7、米国とヨーロッパの機関が宇宙船に貢献している。br> 8、8260 万以上の人々の挨拶が、「Message in a Bottle」と呼ばれるミッションキャンペーンの一環として、宇宙船で運ばれている。

<ひとこと>: 記事は一部省略しています。大判はイメージのリンクから。右上のイメージのリンク先は動画 Youtube です。

<出典>: Jet Propulsion Laboratory

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