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9月 1日(日):台風シャンシャン、日本を連打する

2024年09月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>:台風シャンシャン、日本を連打する 

2024年8月下旬、台風シャンシャン(Shanshan:日本の呼称台風10号)が日本上陸した。この強力な嵐が、列島の北東に移動し続けたため、既に日本の南部で地滑り、停電、洪水を引き起こしていた。

8月27日、シャンシャンが上陸する前の大雨が、蒲郡市で致命的な地滑りを引き起こし家を埋めた。気象庁は緊急事態を発令し、九州の大部分と中央日本の一部で、何百万人もの住民にその地域から避難するよう勧告している。

イメージ右上は、8月28日に台風が列島の主要島に接近したときの台風を示し、風速は時速約185キロメートルの、カテゴリー3のハリケーンに相当する。8月29日の朝、九州の南端上空にある。風は時速135キロメートルに弱まり、カテゴリー1のハリケーンに相当し、嵐は内陸部に突入した。

イメージ右下は、上陸から約5時間後に九州上空を移動したシャンシャンである。何れのイメージも、NOAA-20 衛星の可視赤外線画像放射計 VIIRS で撮られた。

嵐は、8月31日と9月1日に、大阪や京都など日本の中東部に接近するにつれて弱まると予測されている。

<付記>: 日本における呼称は台風10号であるが、国際的には台風にも特定の名が付される(ここではシャンシャン)。アメリカのハリケーンの強度の分類は、カテゴリ1から5まで、カテゴリ5が最も強い。米国東海岸ではハリケーン4レベルの嵐はしばしば見られる。つまり、台風10号は強さではさほどでなく、列島の南の海水温の高さから、広域の激しい雨台風として分類できるのかもしれない。

<イメージ>: 右上の比較イメージは源ページから。右下のイメージの大判はイメージのリンクから。

<出典>: Earth Observatry

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