21年前、我々の世界のエネルギーの大部分が、星達または銀河達でなく、宇宙そのものと結ばれていることを示す初めての結果が提供された。宇宙論者達の言葉で大きな宇宙論的定数、暗黒エネルギーが、新しい遠くの超新星観測によって直接示唆された。現代の相対論的な宇宙論の出現以来存在した宇宙論的定数の提起は新しくなかった。そのような主張は、当時、天文学者達には一般的ではなかったが、二十年を経て、天文学者達の独立したチームが、暗黒エネルギーの存在を確かめ、現在の宇宙の膨張速度の結果を覆すデータを蓄え続けた。2011年、このチームのリーダーは、それらの作業によってノーベル物理学賞を与えられた。1994年に渦巻銀河の周辺で起きた超新星のこの写真は、これらの協業の一つとしてとられた。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: イメージをクリック。
<お知らせ>: 今日8月30日午後7時から2時間、JAXA による、「こうのとり」10周年記念イベント、近未来宇宙予測会議の中継があります。視聴はホームページの「国内機関による中継とビデオ」 から。