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8月13日: 一千万の星達のパズル

2019年08月13日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このイメージのオブジェクト、オメガ・ケンタウリは、肉眼では、不明瞭な、かすかな星として現れる。しかし、我々がここで見る青い塊は、実際には一千万の星達の集合である。全てを数えることはできないが、この鮮鋭な美しいイメージに、このユニークな集団をつくりあげる明るい光の多数のピンポイントのいくつかを見ることができる。このイメージは、7月の皆既日食を観測するためのチリへの最近の訪問の間に、ヨーロッパ宇宙天文センターのソフトウェア・エンジニアによってとられた。オメガ・ケンタウリは球状星団の絵に描いたような見事な例であり、重力できつく結ばれ、その中央に非常に高密度の星達を、またほぼ完全な球面の形を持っている。球状星団(globular cluster)の名前は、ラテン語の小さな球(small sphere, globulus)に由来している。それは、地球から約 15,800 光年のミルキーウェイのハローに住んでいる。他の球状星団のようにオメガ・ケンタウリは非常に古い星達から成り、集団の星の形成を長く止めたことを示してガスとダストに欠けている。(以下略)

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック。

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