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8月28日: 最初の月ベースの望遠鏡の追憶

2019年08月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

月自体は刺激的な目的地であるが、アポロ16飛行士達は、宇宙の奥深くを見るためのプラットホームとしてそれを使った。月着陸船パイロット チャールズ M デューク Jr. と指揮官ジョン W ヤングは、1972年4月に、3日未満を月で過ごした。彼らのお陰で、初めて、望遠鏡が他の天体の表面から広大な宇宙を探査した。遠紫外線カメラ/分光器と呼ばれるこの望遠鏡は、我々の目には見えない放射線の一種、紫外線光で遠いオブジェクトを調べた。ヤングはそのビニール袋から望遠鏡を取り出し、月着陸船の近くに三脚で立てた。このため、この機器は直接日光には当たらない。宇宙飛行士達は、滞在の間に数回望遠鏡を再適合させたので、彼らは空の異なる部分を見ることができた。この月ベースの望遠鏡は新しい星が生まれているだろうガスやダストの雲の星雲とともに様々な星の集団を調査した。宇宙飛行士達は大マゼラン雲にもそれを向けた。 それは「カメラ/スペクトログラフ」と呼ばれる二つの調査機能を持っていた。一つは通常のカメラからの直接的なイメージであり、一つは天文オブジェクトの原子と分子の指紋を探す分光計である。  

<出典>: 「地球の月(Earth’s Moon)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 地球では特に周波数の高い放射線は大気によってブロックされるが、大気がほとんどない月ではこれらの放射を地上で観測することができる。

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