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2月11日:南極大陸の変化するラーセン氷棚

2017年02月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ラーセン氷棚は、この惑星の最速の温暖化地点の一つ、南極半島の北東部海岸に沿って存在する。過去30年に氷棚(ラーセンAとB)の二つの大きな部分が崩れた。第3のセクション(ラーセンC)は、間もなく新しい氷山が切り離され、同じ道筋にあるように思われる。この合成は、ラーセン氷棚の北部に中心を置き、2016年1月6日と8日に、ランドサット8のオペレーショナルランド画像装置(OLI)によってとられた四つの自然色衛星画像から成っている。ラーセンAと海氷の非常に薄い層によって覆われた北の小さな湾に加えて、ここではラーセンBの残骸も示している。残りの棚は、その中のいくつかの深い亀裂によって白く見える。海岸線または氷棚に繋がれた海氷によるエリアは明るい青であり、そこは、融けた水と白で覆われまた風による雪で覆われている。海は暗くほとんど黒く、そこは海の氷によって覆われていない。氷河が海に出会う白いエリアは、近くに陸地の氷から裂けた小さな氷山の多数を持っている。

<出典>: 「Earth」

<大判>: 大判はイメージをクリック。左のイメージはラーセンB付近、注釈付きマップは こちら から。


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