2018年6月21日はヨーロッパのコペルニクス環境計画の立上げが署名されてから20年を印す。軌道では既に七つのセンチネル衛星が毎日何テラバイトものデータを届け、コペルニクスは世界の地球観測データで最も大手の提供者である。
<出典>: 「コペルニクス(Copernicus ESA)」
右のイメージは日本に関するセンチネル3Aのデータから:
センチネル3Aは、5月12日に、この疑似カラー・イメージに日本の一部を捕えた。太平洋環状火山帯にある日本は地震の傾向があり、2011年の東北地震と以降の津波は広範囲にわたる損害を与え、 15,000 を超える住民が犠牲になった。このイメージには、この国の南の、主として北東に走る断層のシステム、中央地殻構造線の南西の位置を見ることができる。断層ラインそのものを見ることはできないが、これらの流域に、ライン、フィールド、建物に沿って形づくられた川を見ることができる。
<大判>: イメージをクリック。
<ひとこと>: コペルニクス計画はセンチネル1から5までから構成され、それぞれが地球観測の異なるミッションを有し、それぞれ複数の衛星から成る。このイメージでは、日本の主たる河川の河口付近の流出部が鮮明に見え、河の存在位置を明確に示している(大判参照)。