今、話題になっている映画「アイ・アム・レジェンド」が、昔見たチャールトン・ヘストンの「オメガマン」のリメイクだという。
昔のチャールトン・ヘストンは大好きだった。彼の映画はよく見た。「オメガマン」も彼の映画だから見に行った。もう、いつ頃の事が忘れてしまったが。でも、この映画は、ヒットしなかったのだろうか。私の周りで見たという人に会った事が無い。どんなに映画大好き人間に聞いても知らないと言う。
すぐに忘れてしまう映画もあるし、いつまでも心に残る映画もある。「オメガマン」は、不思議と冒頭のシーンが忘れられない。時々、フッと思い出す。
主人公が早朝の町をジープ(だったと思う)で走っている。聳え立つ高層ビル群。どこまでも、どこまでも走るジープ。動くものはそのジープと風に舞う紙くずだけ。斜めの朝日のあたる窓にも、道にも生き物の気配は無い。ただ、ひたすらジープが走る。運転している主人公の顔はまるで歓喜の表情を浮かべているように記憶しているが、本当はどうだったのだろう。
私がそのシーンを忘れられないのは、延々と走るジープのシーンの長さ。その、間、映画の撮影された舞台の大都会(ニューヨークではないのは確か、ロサンゼルスだったか?)を、たとえ早朝といえども、無人にする事が出来る映画の力に感心したからだ。
今と違いCGなんて無かったから、実写で表現しなければならない。そして、映画の為に協力するアメリカ人を凄いなと思った。
その映画を見た若い時、果たして日本で、東京を舞台にして、このような映画を作れるのだろうかと思った。映画の為に手を抜かない映画人達と、それに協力する一般の人達。若い時、そんなアメリカに憧れた。そして、アメリカ映画にのめり込んで行った。日本映画を見なくなった。それが今でも続いている。
日本映画でも時々「博士の愛した数式」のような素晴らしい日本映画に出会う事もあるが、どこか、がっかりして映画館を出る事も多い。
「アイ・アム・レジェンド」を見に行こうかと思う。
昔のチャールトン・ヘストンは大好きだった。彼の映画はよく見た。「オメガマン」も彼の映画だから見に行った。もう、いつ頃の事が忘れてしまったが。でも、この映画は、ヒットしなかったのだろうか。私の周りで見たという人に会った事が無い。どんなに映画大好き人間に聞いても知らないと言う。
すぐに忘れてしまう映画もあるし、いつまでも心に残る映画もある。「オメガマン」は、不思議と冒頭のシーンが忘れられない。時々、フッと思い出す。
主人公が早朝の町をジープ(だったと思う)で走っている。聳え立つ高層ビル群。どこまでも、どこまでも走るジープ。動くものはそのジープと風に舞う紙くずだけ。斜めの朝日のあたる窓にも、道にも生き物の気配は無い。ただ、ひたすらジープが走る。運転している主人公の顔はまるで歓喜の表情を浮かべているように記憶しているが、本当はどうだったのだろう。
私がそのシーンを忘れられないのは、延々と走るジープのシーンの長さ。その、間、映画の撮影された舞台の大都会(ニューヨークではないのは確か、ロサンゼルスだったか?)を、たとえ早朝といえども、無人にする事が出来る映画の力に感心したからだ。
今と違いCGなんて無かったから、実写で表現しなければならない。そして、映画の為に協力するアメリカ人を凄いなと思った。
その映画を見た若い時、果たして日本で、東京を舞台にして、このような映画を作れるのだろうかと思った。映画の為に手を抜かない映画人達と、それに協力する一般の人達。若い時、そんなアメリカに憧れた。そして、アメリカ映画にのめり込んで行った。日本映画を見なくなった。それが今でも続いている。
日本映画でも時々「博士の愛した数式」のような素晴らしい日本映画に出会う事もあるが、どこか、がっかりして映画館を出る事も多い。
「アイ・アム・レジェンド」を見に行こうかと思う。