ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

偽装請負が横行

2006-07-31 22:14:45 | Weblog
「偽装請負」と呼ばれる違法な労働形態が広がっていると、新聞が報じていた。特に製造業で。そして、日本を代表する企業で。

大企業の膨大な収益は未来の日本人を食い物にした結果だった。そして、結婚をし、子供を育てる人間としてのささやかな基本的な幸せさえも否定する働き方を強いるとは・・・。

「昼休みは40分。食堂へは片道10分。疲れて行く気になれないので、空腹を我慢して横になり、午後の仕事にそなえる」「相場よりも高い寮費と光熱費。給料日の前にはパンと水で過ごす」「求人広告では22万と言っていたのに実際は16万。そこから社会保険料とか家賃とか引くと3,4万とか残らない」等々。文句を言えば、すぐ首。ずっと同じ仕事だから、キャリアを積めれない。

TVでも、この問題を取り上げていたが、これほどとは、胸が痛くなった。そして、TVでは以前、合理化を徹底的にして収益を上げ女性でもちゃんと実力があれば、差別無く昇級できると、そのすばらしいシステムを取り上げられていたキャノンもが・・・。カイゼンで有名なトヨタまで・・・。

昔、若者は“金の卵”ともてはやされて、中学を卒業すると日本全国から集められ様々な工場や零細企業に就職させられた。そして過酷な労働をしいられた。でも、まだあの頃は未来があった。親方にしごかれ腕を磨いて立派な職工になった人もいる。勉強して独立して何とか自分の店や工場を持った人もいる。ほとんどの人が家庭を持ち、子供を育てた。社会の底辺にいても、いつかは俺だってと、夢を見れる時代であり、実現できる時代でもあった。

でも、今は少数の正社員と、圧倒的多数の「偽装請負」の労働者。正社員なら結婚し子供が出来ても、共稼ぎ出来るように環境がととのいつつある。でも、かれらは結婚さえ出来ない。

使い切れない膨大なお金をもうけた人は、踏みつけた人々に1円たりとも還元したくないと、儲けさせてもらった日本に税金を払いたくないと外国に住居を移す。

結局、少子化問題も愛国心問題も、一番の問題は若者ではなく、そういう人々なのだと思う。本当の意味で日本の未来を考えて、未来の設計図を書き、実行できる指導者はいるのだろうか。

“日本沈没”が又ブームになっているが、日本が内部から沈没して行かなければいいが。






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グダグダFC東京

2006-07-29 22:38:42 | FC東京とサッカー
何だろう、このやる気のないようなゲーム内容は。見ていて本当につまんないゲーム。こんなに沢山のお客さんが入ったのに。ホームでこれでは次も見に来たいという人がいるだろうか。

J2の時から一緒に応援してきた仲間の一人が、今日久しぶりに見に来た。彼女はいつからか、来なくなった。去年は2度程、見に来たことがある。それも、負け続けていたとき。

「ごめんね、こんな試合で。コレに懲りないでまた来て。楽しいサッカーを見せてあげる予定だったのに・・・」。彼女が「もう、見に来るの止めようかなと思った事ない?」と言った。

どうなんだろう。去年も負け続けたときも応援に行くのは止めようとは思わなかった。時間になれば仕度をして電車に乗った。今年も、腹が立ったり、情けなくなったり、悲しくなったり・・・それでも、やっぱり時間がくれば仕度して電車に乗る。

仲間が言った。「去年の今頃よりは成績がいいのよ。勝点は21だし、去年は10のちょっと上だったはずよ」と。「でも、今年は随分、勝っていないような気がする。いつもいつも、こんな試合を見せられているような気がする」

去年は負け続けていても、選手の勝ちたいと言う一生懸命さが、伝わって来たような気がする。それに、負けてもスピード感もあり、なによりも攻撃サッカーは楽しかった。やっぱり、サッカーはオシムさんの言うように走らなくては。

そう、今年はあまりにもスピード感がない。ゴール前まで手間がかかり過ぎる。相手から見たら、全然怖くないのではないか。それに比べて、佐藤寿人くんのスピードと点取るためのうまさが目立った。

今日の東京は、すっかり佐藤くんの引き立て役だったな。広島に比べて、スピード感が全然感じられないし・・・。佐藤くん、ぜひ代表で頑張ってね。

次はソウル。そう韓国に行くのだ。友達二人と。もう一人は会社を休めないので、自力で土曜日に一人で行く。「現地で合えるかしら」と言うから、「大丈夫、東京のゴール裏で固まっているからお互いに探せばわかるよ」と。

今日のような内容だったら、「Jリーグなんてたいした事ない」と言われそう。ううう・・・。


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FC東京、大量得点で勝利!

2006-07-26 21:48:43 | FC東京とサッカー
今日はTV放送が無く、他の試合を見ながら、携帯の速報を見ていた。更新したらセレッソの先制点。あ~あ又かと思った。どどーーーと落ち込みそうになった。

でも、気を取り直して念を入れて更新しながら、速報を読んで行った。そして、ルーカスの同点!梶山の勝ち越し点!

1点差では、心配。どういう内容か映像で見れないので、分からなくまだまだ心配。

えっコンちゃんのゴール!そして、ユータ、ナオくんとゴール!

終わってしまえば、5点!得点力不足がウソのような、梅雨が終わってカラっとした夏が来たような大量点。

でも、相手が最下位のセレッソ。実力と喜んでいいのか、まだまだ不安。

次回のホームゲームでこそ、すばらしいゲームを見せて欲しい。皆、欲求不満が溜まっているから。

ワッショイ、ワッショイと花火を楽しみたい。
気持ちよく“眠らない街”を歌いたい。
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京王線の事故

2006-07-25 22:16:14 | Weblog
帰り、新宿から純特急に乗る。つり革につかまりながら本を読む。次の調布のアナウンスがあってから、電車が止まる。

「柴崎と国領の間で前の電車で人身事故がありました。連絡が入るまでしばらくお待ちください」柴崎の駅に電車が半分くらいかかり止ってしまった。

外を見ると丁度踏み切りだった。人も車も止まっていた。皆キョロキョロしている。

「この電車の運転手も救助に向かっています。情報が入るまでお待ちください。」

「トイレに行きたい人や気分の悪くなった方は前の方にお越しください。ドアを開けてありますので、ホームに降りれます。」

「柴崎の駅にはバスもタクシーもありませんが、つつじヶ丘にはバスもタクシーもあります。歩いて15分ほどで着きます」

「冷房を入れていますので、寒い方は窓を開けて下さい。」

アナウンスが度々あるので、そんなにイライラしなかったし、本を読んでいたので退屈もしなかった。しかし、駅員さんは大変だ。

結婚前、朝の通勤電車で今のように前の電車が人身事故を起こした事があった。その時、私は一番前で前方の景色を見ていた。そして、目に入って来たのは、駅員さん達がバケツに拾い集めている姿だった。ううう~。

何十年たっても、その時の光景は忘れられない。跳ね飛ばされたならいいけど、車輪に巻き込まれたらとっても悲惨だ。

今回の事故の人は助かったのだろうか。


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調布の花火

2006-07-23 23:24:45 | Weblog
今年も調布の花火を見に行く。雨が降るのか降らないのか、どうしようか迷った。でも、大丈夫みたいなので、4時ごろ敷物を持って場所取りに行く。

稲田堤で降りて、多摩川の土手に行く。もう随分の人出である。ずーーと色とりどりの敷物が並んでいる。去年も座って見たナイヤガラの近くに場所を取る。

一度、家に帰り夫と一緒に食べ物と飲み物を仕入れて行く。沢山の人が出ていた。時々パラパラと雨が降ってくるが、傘をさすほどでもなく川の側なので涼しい。

一万発の花火は見ごたえがある。あちらこちらから、感激の声や拍手が湧き上がる。私も思わす感嘆の声で手を叩いた。

多摩川の向こうからこちら側に渡されたナイヤガラが素晴らしい!!拍手と感激の大合唱。

調布の花火では毎年、FC東京も参加している。メイン会場の側ならアナウンスでわかるのだが、川のこちら側では聞こえない。でも、必ず、東京の応援歌が流れるので何となく分かる。

今回も僅かに“BAMOS TOKYO”が風に乗って聞こえてきたような・・・。多分、この青と赤の賑やかに楽しそうなのがそうだろうと思った。

そして、あっという間のフィナーレ。

花火大好き人間の私だけど、最近はこの調布の花火しか行かなくなった。土曜か日曜はサッカーを見に行く為に、ナカナカ、行けなくなった。

昔は隅田川にも東京湾にも、わざわざ冬の花火を河口湖まで見に行った事もある。真冬に焚き火に当たりながら、見たっけ。

父親が花火が大好きだった。小さい時、父親のオートバイの後ろに乗って毎年見に行った。きっと遺伝なんだろう。

でも、今年はあともう一回、FC東京のファイヤーワークスナイトの花火を見る。




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FC東京と調布の花火

2006-07-22 23:48:36 | FC東京とサッカー
明日は調布の花火。毎年見に行っている。FC東京の初期の頃は、サポーター仲間と大勢でどこかの駐車場で大騒ぎして見た事もある。

今は家族で見に行っている。調布の花火を見に行くようになってから、他の花火は行かなくなった。近場の花火は一通り見に行った。どこも、帰りが難儀する。調布なら近いので帰りも楽だ。それに、他の会場と遜色のない満足する花火大会だ。

今回の東京のホームゲームがどうして松本なのかと不思議に思っていた。やっと再開したJリーグが、それも待ちに待ったホームゲームなのに。

Jリーグの予定が決まった時、丁度、調布の花火の日と一緒だったらしい。調布市では多くの観客動員が予想されるイベントを同時に開催することが出来ないので、FC東京のゲームが已む無く松本での運びになったらしい。

ところが、調布の花火の開催日が変更になったが、もう松本の開催が決定されたためどうしょうもなかったらしい。

あ~あ、今更どうしょうもないが、もしも、味スタでのゲームだったなら・・・。本当の意味でのホームゲームだったなら・・・。もしかしたら・・・もしかしたら・・・。まだ、グズグズと落ち込んでいる。
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FC東京ー鹿島戦

2006-07-22 21:41:33 | FC東京とサッカー
終わってしまえば2-4の負け。もしかしたら、今日は勝てるのではないかと、期待するような前半だった。

ロスタイムに入る時、「この時間帯にゴールされる事が、よくあるのよね」と言っていたら、鹿島のゴール・・・。

ロスタイムとか、前半・後半の立ち上がりに失点と言う事がよくある。「気をつけて!」とTVに向かって言っていたのに・・・。

個々に見ればいいんだけど、どこかチグハグな所がある。しっかり守っているかと思えば、どこかポカっとあいている。

攻めて攻めているのに、どうしてもゴール出来ない。クロスの精度が悪いのか位置取りが悪いのか、ナカナカ合わない。

危険な場面はこの前の福岡の方が多かった。でも、雨にすくわれたのか、向こうの決定力が無かったのか・・・。

鹿島はチャンスをキッチリと決めている。後半に深井が入って来たとき、「やばい!」と思った。深井は彼が高校の時から、あの一生懸命な走る姿が好きだった。そして、キッチリとゴールを決める姿も。大学の時も、よく日本選抜の試合を見ていた。そしてやっぱり、やられてしまった。

ナカナカ、ガーロさん、結果が出ませんね。もっと、泥臭くてもいいから、ボロボロでもいいから、何でもいいから、勝ち点がほしい。どうして勝てないのだろう。

今日は、ガックリと落ち込んでしまった。次もアウエのセレッソ大阪、TV観戦。ナビスコのアウエ福岡戦から、ずっとスタジアムで応援してない。もし、次のセレッソでも、勝てなかったらホームの広島戦に行けるだろうか。気持ち的に立ち上がれないような気がする。

松本に応援に行った仲間からJ2の頃の選手達が何人も来ていたとメールがあった。私も会いたかったな。あの頃は楽しかったと、後ろを振り向きたくはない・・・
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オシム監督

2006-07-21 21:25:43 | FC東京とサッカー
オシムさんが日本代表の監督に正式になった。とっても楽しみだ。

一度だけ、すれ違った事がある。去年、FC東京とジェフの試合での事。抽選でフェアプレーフラッグを持って入場した試合。

終わって、引き返して来た時、オシムさんが奥から出て来た。誰もいなくて、オシムさんだけが一人で歩いてくる。“わー、オシムさんだ。どうしょう、どうしょう”と思った。別にどうしなくてもいいのだが。

思わず「頑張ってください」と、言ってしまった。ジェフが頑張ったら困るでしょ、東京が勝たなくてはいけないのに。

オシムさんは、微笑みながらうなずいた。大きな人だった。

この試合は嬉しい事に、梶山と阿部チャンのゴールで勝った。

オシムさんの初戦の国立には夫と見に行く。代表の試合のチケットを、行きたくて買ったのは久しぶりだ。ジーコ監督の時は、最初の頃は国立か横国の時には行っていた。だんだんつまらなくて行かなくなった。

誰が選ばれるのだろう。それも楽しみだ。

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豪雨のFC東京戦

2006-07-19 22:08:29 | FC東京とサッカー
Jリーグが再開された。本来なら福岡まで応援に行っていたのだが、夫が病気になった為、取りやめた。TV観戦となった。ナオくんがやっとピッチに立てるというので、本当は行きたかった。

でも、すごい雨!TVにはっきりと雨脚が見える。ゴールは失速して止まる。選手がアップになると、皆、見ずらそうに眉と寄せている。

せっかくのナオくんの華麗な走りが見れなかった。BSのJ速報でみたら、激しい豪雨はウチの試合だけだった。そして、引き分けもウチの試合だけだった。本当に引き分けで良かったナと言う試合内容だった。

ナオくんのワントップは無理があるように思う。今日はピッチ状態が最悪なので、機能したのか良くわからなかったが。ナオくんは、やっぱり右サイドの方が生きるような気がする。スピードを上げるスペースがある方が見ている私達も楽しい。

今日は豪雨に助けられた試合だったし、向こうの決定力の無さに助けられた。

次回は、今回も負け試合だった鹿島。今日のような気持ちでは難しいと思う。防戦一方の試合では、鹿島相手では無理だ。

長期予報では次回も雨になる。今日のような豪雨でない事を祈る。
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文庫「燃える氷」高任和夫著

2006-07-17 21:12:12 | 映画・ドラマ・小説・マンガ
上を読み始めたとき、小松左京の「日本沈没」の映画が上映される事を知る。この本も似たように進むのかと思った。

でも、この本は日本は沈没しないが、富士山が大噴火するのである。そして、。富士山が噴火するだけで、日本経済は沈没してしまうのである。

日本は資源が少ない。そして膨大なエネルギーを消費する現代。その源が輸入に頼っていると言う事は、豊かな経済生活や発展の為には、大変なリスクとなる。

そして、ここに夢のようなエネルギー“メタンハイドレート”が登場する。高圧力と低温の状態でしか安定しない、扱い方によっては地球環境に致命的影響を与えるかもしれない恐ろしいエネルギーでもある。

日本の海の底に眠る膨大なメタンハイドレートを取り出すために、国家プロジェクトが秘密裏に動き始める。その為に立ち上げた委員会で全員一致の賛成を受け、政財界が手を結び、ハイピッチで商業化に向けて走り出した。

国や地方自治体が何か新しい事業を始めようという時、全員一致で賛成とはとても胡散臭い。つまり、あらかじめ反対の人は委員会に選ばれないし、反対したら外される。官僚はそうやって自己保身をして来た。国民の未来よりは自分の地位や権力を。そして、その為に政治家を操って行く。

メタンハイドレートのガスキックによる暴噴が原因なのか東海大地震が先だったのか。そして、それにより誘発されたのか、

“富士山大噴火”それによる被害の圧倒的なリアリティ!

国家プロジェクトに反対して更迭された室田教授の富士山噴火の予知を信じて、反対を押し切り10万人の避難を噴火前に完了させた市長の決断。それをスムーズに実行せしめた魅力的な人材。

こういう小説では、権力者は頑固で自己保身の狡猾な中年男性。そして、危機を救う知恵と統率力と勇気と実行力を持つ人は、人間的に魅力的な若者と美しい女性と決まっている。

過去から天文学的な国家予算をつぎ込んで来たダムや高速道路や鉄道等々の土木工事も、ひとたび自然災害が起きれば全てが無になってしまう。あるいはそれらがあった為に、余計に被害が広がってしまうかもしれない。

人々の幸せの為に、政治経済のトップに立つ人達はもっと未来への想像力を持ってほしい。特に少子化で、日本の人口が急速に減って行く未来を。1億強の人口が7千万くらいになるかも知れない未来を。そうすれば、国家予算はどのように使えばいいのか、おのずと考えられるはずだか。
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