今日は姉と裏山に登る。今頃はワラビが出ているので軍手を持って行く。
ウグイスが鳴き、そよ風が心地よい。夏と違い、草もはえていず虫もいず本当にさわやかだ。
細い山道は車の通る立派な道になったが、補修がされて無く、アチコチ崩れたりして痛んでいる。
春の花々が咲き、ワラビが沢山出ている。話ながら、ワラビを取りながら、ユックリと登る。
静かで、平和で、過去から未来へ、揺るぎ無く流れる時間を感ずる。上を見上げ揺れる若葉の光る梢に目を細める。
“この世は事も無し”
日々の憂いも、人の世の争い事も、全てが異次元に思えて来る。時間が止まったように柔らかい日差しが降りそそぐ。
姉とこんな時間が持てるから、この時期に毎年来たくなる。そして又、日常に戻ったら元気でやって行こうという気になる。母の介護問題もなるようになるよ、と。
昔は五月の連休の頃は田植えの真っ最中だったのに、今は、まだまだ“シロカキ”の段階。姉と、「どうして、こんなに遅くなったのだろう」と言いながら、田んぼの中の道を帰る。
やっぱり、故郷はいいものだな…。たとえ、父母が住んでいなくても。
ウグイスが鳴き、そよ風が心地よい。夏と違い、草もはえていず虫もいず本当にさわやかだ。
細い山道は車の通る立派な道になったが、補修がされて無く、アチコチ崩れたりして痛んでいる。
春の花々が咲き、ワラビが沢山出ている。話ながら、ワラビを取りながら、ユックリと登る。
静かで、平和で、過去から未来へ、揺るぎ無く流れる時間を感ずる。上を見上げ揺れる若葉の光る梢に目を細める。
“この世は事も無し”
日々の憂いも、人の世の争い事も、全てが異次元に思えて来る。時間が止まったように柔らかい日差しが降りそそぐ。
姉とこんな時間が持てるから、この時期に毎年来たくなる。そして又、日常に戻ったら元気でやって行こうという気になる。母の介護問題もなるようになるよ、と。
昔は五月の連休の頃は田植えの真っ最中だったのに、今は、まだまだ“シロカキ”の段階。姉と、「どうして、こんなに遅くなったのだろう」と言いながら、田んぼの中の道を帰る。
やっぱり、故郷はいいものだな…。たとえ、父母が住んでいなくても。