ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

最後の国立、FC東京、名古屋に勝てず

2014-04-30 16:34:06 | FC東京とサッカー
最後の国立での試合。

本当に、いろんな思い出がある。

後にも先にも、Jリーグで国立をホームとして試合をしたのは東京だけ。

初めてのJ1リーグで、それも国立をホームとして試合の応援を出来て、本当に楽しかった。

名古屋に勝ったり磐田に勝ったり、東京旋風なんて言われて、楽しくて楽しくて舞い上がっていた。

その後も、年に何回かは国立でホームゲームを戦っている。

そして、ナビスコ2回の優勝、スルガ杯の優勝、天皇杯の優勝。

忘れられない、あの雨の日のレアルマドリード。ベッカムにブーイングして東京サポーター以外の人に睨まれたっけ。

「俺達の国立」 で、勝利の詩を歌いたかった。でも、勝てなかったのも、ある意味、東京らしいかなと思う。

キックオフが早いので、そんなに早くは行かなかった。

たまたま、大江戸線の新宿で知り合いにあった。話しながら現地に着いてビックリ。凄い行列で最後尾がどこにあるか分からない。

入り口では列の整理をしていた。

知り合いが、「仲間が青山に住んでいて、順番を取ってくれているから、一緒にどうぞ」 と言われて、有り難く仲間に入れてもらった。彼女の仲間は、名前は知らないが顔はだいたい知っている。

本当に勝ちたかった。でも、連敗続きの名古屋の方がもっと勝ちたい気持ちの方が勝っていたのだろう。本当に、こういう時に負けるのが、ある意味、東京らしいというか…。

でも、私の中にある名古屋の選手達は直ぐに倒れるという先入観があって、倒れるたびに審判が笛を吹くのが気になってイライラした。

そのたびに試合がブチブチ切れる。審判ももっと流して試合を止めないでと思った。

徳永と交代で陸くんが入って来た時、「どうして」 と友達が言ったけど、最近のトッくんのクロスが酷過ぎる。

今年は陸くんを応援しているので、彼が入って来た時には嬉しかった。陸くんは私の娘の夫に何となく似ているのだ。娘に言わせると「ヒゲだけでしょ」 と言うが。

何回かチャンスはあったのだが、決めきれなかった。

結局、名古屋サポーターに 「国立 国立 俺達の国立」 を歌われてしまった。悲しい。

次は、浦和。

浦和だけには絶対に負けたくない。浦和には大きく負け越している。最初の頃は負けなかったのに、どうして苦手になったのだろう。最近はまた負け無くはなってきてはいるが。

浦和に李くんがいる。李くんには東京に残っていて欲しかった。李くん、東京以外で活躍してね。

天気も良さそうだし、楽しみだ。

ガンバレ! トーキョー!



さよなら国立。




































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FC東京、マリノスを完封

2014-04-26 20:27:40 | FC東京とサッカー
午前中は、娘夫婦との用があったので、行くのが遅くなった。

娘夫婦は、マリノスの応援。婿殿は、武蔵小杉の駅で電車を待つ間にユニを着た。

「私も着ようかしら」 でも、それはスタジアムに行ってから。

新横浜で、お弁当を買ってタクシーでスタジアムに向かった。そうでないと間に会わないから。

婿殿は、寄る所があるからというので付いて行った。

地下の方に降りて行き、関係者ブースという所に行った。そこでは、飲み物とポップコーンを提供していた。私ももらった。

「頑張って応援をお願いします」 と言われ
「すいません。私は反対側で応援しますので。本当にすいませんが、今日は勝たしてもらいます」 
「いえいえ、マリノスが勝たせてもらいます」 と笑顔を返された。

スタジアムで、友達の所に行き、お腹がすいたのでお弁当を出したらユルネバ。

ユルネバを歌い終わってから、急いでお弁当を食べた。

私達は、ゴール裏でも、いつもメーン寄りなので、ほとんどの人が座って応援している。でも、今日は皆、気合が入っているから応援の声も出ているし、手拍子も途切れない。

大事な先制点が早い時間に入った。前半は、攻守の切り替えも早く、そんなに危ない場面は無かった。

ところが、後半は、防戦一方な戦い方になった。

ゴンちゃんのキックは、ほとんどマイボールにならない。去年なら、ゴンちゃんはDFに渡して、パスパスで前に出て行ったが、今年は、全部、前線にキックしていた。

友達と、監督の戦術なんだろうね、と話していた。たとえ、マイボールにならなくても前に蹴る事になっているのだろう。

後半マリノスは、何回も大きくサイドチェンジして、揺さぶって来て、ウチの選手達は随分と走らされている。暑いし疲れるな、と思いながら応援していた。

去年だったら、こんなに防戦一方なワンサイドな試合だったら、いつか守りが決壊して同点か逆転にされていただろう。

しかし、今年のチームは最後まで集中してゴールを許さなかった。

マリノス戦での眠らない街を歌う事の快感! 最高だった。

後の坊やが、ロスタイムに入る頃から、「もう、終わりにして。早く終わって」 と祈るように言っていた。だから、終了後、後を向いて可愛い坊やに
「勝って良かったね。ボクが一生懸命に応援してくれたからよ」
と、ハイタッチし、お母さんともハイタッチ。

直ぐに帰り始めた坊やに、「お疲れ様。又ね、バイバイ」 と手を振る。

私達の前にいたおじさん (おじいさんに近いが) は、初めからハイテンションで、立って応援の歌に合わせてウロウロ (ウロウロとしか見えない) していた。

そして、その合間に、ビールをグイグイ。5杯も飲んだ。ロスタイムでは椅子に座っていたが、いつの間にか頭が下がり、とうとう試合が終わるまで、ずっと寝ていた。前半の応援に疲れたのと、ビールの飲み過ぎだねと、友達と笑う。

でも、東のゴールは見れたし、ワッショイワッショイも出来たし、気持ち良くビールを飲んで昼寝も出来たし最高だよね、おじさん。

帰り、歩きながら友達に言った。
「第三者が見ていたら、後半はきっとつまらないゲームだっただろうね」
「本当に一方的なゲームだったものね。シュートは0だったんじゃない。去年だったら同点にされていたか、逆転されていたかも知れないよね」
「守備のいい練習になったんじゃない」 と笑った。

確かに、いい守備の練習になったんじゃないかしら。小平での守備の練習よりも、実戦での守備の練習をさせてもらう事なんて、そう無いから(笑)

今日の試合のように、こんな試合も出来るんだ、こんな守備で終わる事も出来るんだ、何か、ウチの選手達が上手くなったように感じた。

セレッソ戦に勝って、待ち遠しかった今日の試合。

そして、またまた次の試合が待ち遠しくなった。今度は、直ぐに、国立での最後の試合がある。

空模様が気になるが、今日のように最後まで集中して勝利しよう。

ガンバレ! トーキョー!




シャーをやる監督。





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ジャガイモの芽かきとサトイモの植え付け

2014-04-25 17:59:57 | 南ちゃんと南山
今日は畑で、ジャガイモの芽かきとサトイモの植え付けを行った。

ジャガイモは2本を残して引き抜き、ついでに草取りをした。

まだまだ、草もそんなに生えていないので、今のウチに綺麗に取る事にした。



朝は、ちょっと涼しかったが、日差しが強くなり、「今年の夏も熱くなりそうね」 と話す。

お昼は、林の中の木漏れ日の中で、楽しくおしゃべりタイム。

午後は、サトイモの植え付けをした。



腐葉土をバケツに入れていると、カブトムシの幼虫がゴロゴロ。

「ちょっと、どいてね」 と避けると、モソモソと腐葉土の中に潜り込んでいった。去年から今年にかけて集めた落ち葉囲いの中にも沢山いるのだろうな。

久しぶりに、目一杯に働いたら疲れた。

帰りは、一の森に回り、植樹した木々をチェック。





タクマくんが移植した山つつじが、満開に咲いている。桜の広場もそうだけど、今年はツツジの花付きがいい。今年はつつじ年だねと仲間と話す。



ニョキニョキと芽を出して来たクズ、プチプチと千切って回った。本当に、去年は、とんでもないほど、クズに覆い尽くされてしまった。今年は、早いうちにクズ退治をしなければ。ついでに芽を摘んでテンプラにしょう。


春の花たち。
















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マーマレードジャムのラベル張り

2014-04-23 19:38:30 | 南ちゃんと南山
市民祭で売るために作ったマーマレードジャムにラベル張りをした。

おしゃべりをしながらの作業は、楽しい。

ラベルを張る人、綺麗な和紙や布で頭を包む人。

もう何年もしているので、慣れたもの。

タッタッタと200個ほどは、そんなに時間がかからなかった。

終わればお茶タイムでおしゃべり。

全部売れてくれればいいな。













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仲間の葬儀に

2014-04-21 19:40:57 | Weblog
今日、南ちゃんの会の仲間のゴトーさんの葬儀があり、皆で行って来た。

毎年毎年、何で、こんなに悲しい別れがあるのだろう、と思う。

今年も、母との別れがあり、そして、大切な仲間との別れ。

たくさんのお花に囲まれて、遺影のゴトーさんはほほ笑んでいた。

この頃、すっかり私は涙もろくなってしまった。

無宗教の葬儀、ゴトーさんらしい。

静かに、チェロの調べが流れ、順番にお花を手向ける。

息子さんの弔辞に、「ビールが好きだった父。ビールを飲んで音楽を聞き、ビールを飲んで本を読み、愛する故郷を思いビールを飲み…。」

そう、ゴトーさんはビールが大好きだった。南ちゃんでお食事会をしても、いつも、美味しそうにビールを飲んでいた。

そして、知らなかったゴトーさんの事を知る。

出版社に勤め、リタイアした後も、絵本の編集に携わっていたという。私でも知っている絵本作家の本も編集していたという。

海が大好きで、船の免許はもっていたが、ヨットで外洋にも出るために、去年、免許を取るための勉強をしていたという。

そして、大好きな故郷の串本へ、近々帰るつもりだったという。

幸せな人生だったと、奥さんが語っていたゴトーさん。

ユーモアたっぷりに話し、ダンディだったゴトーさん。

さようならゴトーさん、また会う日まで。

それまで、私の夫の話し相手をしていて下さいね。



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第三日曜日は南ちゃんの活動日

2014-04-21 18:06:02 | 南ちゃんと南山
第三日曜日は、南ちゃんの活動日。

主な作業は、シイタケの菌打ち。集合は、シイタケ山。

集合時間にシイタケ山に行くと、いつもよりも人数が多い。

新しく南ちゃんの活動に参加したいという新人さんが何人もいた。

それで、新しい人にシイタケの菌打ちをやってもらい、私を含めて4人がカエデの広場の下草刈りをする事にした。

初めてシイタケの菌打ちをする人は、楽しそうに説明を聞いていた。







私達は、道具を持ってカエデの広場へ行き、笹刈りをした。真冬と違い、種々の山野草が出てきて、それを避けての笹刈りなので、なかなかはかどらない。

やっぱり、笹刈りは真冬が一番ね、と話し合う。

お昼は、全員、桜の広場に集まりおしゃべりしながらの楽しいランチタイム。



午後は、2時ごろまで笹刈りの作業と、男性陣は枯れた木々を切り倒す作業。

作業に行こうとしたら、一人の若者が来た。大学院生の2年生という。私達の活動に参加したいという。

私達は大歓迎。今年大学生の男性や、26歳の男性もいるし、若い人は大歓迎。

体験に一緒に笹刈りをした。

作業をしながら、南ちゃんの成り立ちからどんな活動をしているかを話す。

第一・第三日曜日が活動日。もっとやりたければ、火曜日と金曜日に。その時は畑仕事もあり、野菜等のお持ち帰りもあるよ、と。

2時に作業を終わりにして、桜の広場でのミーティング。その若者のタクヤ君にも参加してもらい、その後一の森に移動。



次の日曜日に、一の森を借りたというグループがいるので、落ちそうで落ちない折れた木の枝を取り除く作業をした。

手の届かない上の方なので、ロープに重りの木を結んで、投げあげて巻き付けれ引っぱる事にしたが、なかなか上手く行かない。



私達は、クズの芽を摘んだ。去年、あっという間にクズだらけになって、それを取り除くのに難儀した。それで、今のウチに出来るだけクズの芽を摘む事にした。摘んだ芽の先はテンプラにすると美味しいというので、少し持って帰ってテンプラにした。

やっと、折れた枝を取り除いて、畑に戻り、のらぼうを収穫する。もう、これでお終いかな。毎日毎日、あきもしないで、のらぼうを食べた。食べれなくなるのは、ちょっと寂しい。

一日、よく働いた。

でも、楽しかった。


















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FC東京、セレッソに快勝

2014-04-20 20:08:59 | FC東京とサッカー
飛田給からスタジアムに続く道は、八重桜が咲き誇っていた。





桜吹雪の鳥栖戦は、東京が勝利した。

そして、八重桜が満開の昨日は、ピンクのセレッソが見事に散った。

4万から入ったスタジアムは、入場者の列がアミノバイタルの隣の芝生の敷地を、グルグルと回っていた。



スタジアムの待機列に向かって歩いている時に、たまたま、隣を歩いていた青年と話をした。彼は、一般入場だけど、早く来たと言う。ちゃんと東京の姿をしているので、「来年からは、ソシオになりなさいよ。早く入れるし、今日みたいに沢山の観客が来て、どんなに行列が長くてもソシオ入り口から入れるよ」 と。

いつも、バックスタンドでの観戦だったが、中央がエリア指定になったので、友達とゴール裏に移る事にした。お気に入りの場所が取れなくなったので、ゴール裏のメインに近い方の場所に決めた。

遠くから来る友達は、いつもギリギリに来るので、入り口から近いからその方が嬉しいという。

以前、時々はその場所で応援した事があるが、ほとんど座って応援していたが、さすがに昨日は周り中が立っての応援だった。

後に高校生達が数人(制服を着ていた)座っていて、始まる前にちょっと話をした。一人がソシオで、後は連れられてきたそうだ。ソシオの子が、選手を一人一人説明していた。

だから、ゴールが決まった時には、後を向いて、彼ら全員とハイタッチ。2回も。終了の笛が鳴ってからも、勝利を祝ってハイタッチした。

昨日は、本当に楽しかった。

始まるまでにやっと辿り着いた友達が
「電車が通勤並みの満員だった。駅に着いて、改札出たら、当日券は無いって看板を持った人がいて、それを見た女の子が何人も泣いていたよ。試合見たい!チケット欲しいって。スタジアムまでの道路も凄い人だった」 と。

去年のセレッソ戦に、招待券をあげた知り合い夫婦が、チケット交換に時間がかかって入ったら試合が始まっていたから、今年は違う試合に行くといっていた。

満員のスタジアムは気持ちがいいし、コレオも綺麗だったし、ユルネバの声も迫力があったんじゃないかしら。



カメラマンのほとんどは柿谷・南野・フォルラン狙い。

セレ女だけの応援の声は、東京の野太いブーイングに消された笑ってしまった。

横断幕の“ランラン フォルラン” にはもっと笑ってしまった。

ジョナさんのスタメン予想と外れたスタメン達の献身的な守備に頑張れ!と声を出し、ボールを奪えば素早くゴールへ向かう東京選手達に楽しい!と思う。

「結構ハードに走っていて、後半疲れないかしら」 と友達。
「ウチは大丈夫。疲れていると思えは監督が直ぐに変えるから。それよりも、セレッソの方じゃない、きっと、後半ガクっと来るよ」 と話していた。

そして、何といっても嬉しいのは、私達の目の前でネットが揺れた事。

誰が点を取っても嬉しいが、やっぱり取るべきFWが決めるのが一番盛り上がる。

エドゥーが交代の時に、後の方で、「変えるのは平山だろう」 と言っている人がいたが、私達は平山は必要だよねと話していた。その通りになった。

ヨッチの連続ゴールも嬉しい。

味スタでの、ワッショイワッショイ、そして、眠らない街。

去年の満員の味スタでの屈辱が、今年は歓喜の満員の味スタになった。

今年は、選手達が楽しそうに躍動しているように感じて、私自信も楽しい。

次の試合が待ち遠しい。








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残りのマーマーレードジャム作り

2014-04-18 19:16:03 | 南ちゃんと南山
今日も、一日、夏ミカンのジャム作りをした。

今日は、この間よりもちょっと少なめだが、それでも一日かかった。

もう、手慣れたもの。何もかもがスムーズに運ぶ。

おしゃべりしながら、ミカンの皮や袋をトントントンと刻んで行く。

それらを煮こぼす人、ビンを煮沸消毒する人、材料を煮詰める人、出来上がったジャムをビンに詰める人、それを又煮沸消毒する人…。

分担を決めなくても、あうんの呼吸でそれぞれがやるべき事をやる。もう何年も作っているから当たり前か。

最後の煮沸消毒が終わった時には、使った沢山の鍋やボール、ザル等、諸々の物が全て、綺麗に元の場所に収まった。そこは、主婦。ガステーブルも水回りも、調理台も、全てが綺麗に拭きあげられている。

次は、出来上がった200個ほどのビンにラベルを付ける仕事が待っている。

それも又楽しい。









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授かる命と旅立つ命

2014-04-17 19:45:59 | 家族
先月、私と娘の誕生会を都心のレストランで家族で祝った。

その時娘が
「お母さんプレゼントがあるよ」
「あ、この間、もらったから、良いのに」
「ビックリしないでね」 と。

それは、超音波写真の胎児だった。

「ほら、まだ、米粒だよ」
「本当に、米粒だね」

本当に、それは米粒そのものだった。

娘の友達に、赤ちゃんが欲しく何年たっても出来ない人や、不妊治療をしている人もいる。

娘も、「もう年だし、出来るかな…」 と言っていた。私は、自然に任せておけばいいよ。出来なければ出来なくても、それなりの人生があるんだから。

次の写真は、そら豆になっていた。

この間の土曜日に、お産をしょうと思っていた病院に、予約を兼ねて診察に一緒に行って来た。

診察室に入って、しばらくして看護師さんが、「お母さんもどうぞ」 と言うので中に入って、超音波映像を見た。

10週目とのことで、今度はちゃんと人間の形をしていた。頭も手も足もある。心臓も動いている。

先生が、上から脇からと写す方向を変えると、まるで自分でクルクル回っているみたいで、娘と笑った。

ズームにしているから大きく見えるが、それでも、大きさはイチゴだという。

何とも、不思議な気がした。

出産予定日が、私の父の命日と一緒だった。それも不思議な気がした。


そして…。

“南ちゃん” の仲間の一人が、彼岸へ旅立って行った。

入院していて、快方に向かっていると聞いていた。

でも、火曜日の南ちゃんの活動日に、もみじさんが見舞いに行ったら、具合が悪くなって違う所に移って会えなかったと言って、皆で心配していた。

毎年毎年、悲しい別れが続いているので、今年こそは、無事に一年が送れますようにと初もうでで、しっかりとお祈りしたのに、お正月明けには母が亡くなっている。


彼がいなかったら、あの南ちゃんの小屋は出来ただろうか。

最初に2年の予定で借りた畑に小屋を建てる時に、「別の所に移っても大丈夫なように、バラして又組み立てやすいように設計したから」 と。

確かに、そこを立ち退く時に、彼の指示通りにバラして、新しく借りた畑に持って行って皆で組み立てた。

お正月明けには、彼の指示で、ペンキの塗り直しもしていた。

知り合いの農家の人から、雨水を溜める大きなタンクをもらったので、屋根にトイを付けて雨水を溜めている。小さな小屋でも、雨が降ればそれなりに溜る。それも、彼の指示で。

去年、「半年、南ちゃんを休むから」 と、何かのお勉強をしていた。絶対に教えてはくれなかったが。

そして、去年の終わりに、「やっと終わったから、来年からは南ちゃんの仕事をするよ」 と言っていた。

今年の始動日の山開きの日には、元気に来て、お神酒を山に捧げていたのに。

とっても、悲しくて寂しい。

今頃は、向こうの世界で私の夫と積もる話をしているだろう。







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満月の夜は

2014-04-15 20:04:43 | Weblog
昨日、夕飯をつくっていて用意が出来たから食べようかなと思った。

台所には、東方向に窓がある。その窓が明るくなったように感じ、ふと見ると、真ん丸のお月さま。

あ、満月だ! (本当は、満月は翌日の今日だが)

満月を見ると、ここに越して来て初めて見た満月を思い出す。

私は、都心の会社に通っていた。

私が住み始めた頃の、稲城駅の周りにはお店は何もなかった。

電車を降りて階段を上り改札を出ると、目の前には何も遮るもののない風景が、パノラマのように遠く都心まで広がっていた。

満月の夜、改札を出ると、目の前にまん丸の大きな黄色のお月さまが浮かんでいた。

初めて見た時には、ビックリした。何とも不思議な気持ちになった。

その時間に、目の前に浮かぶお月さんを見るのは、満月の夜だけだった。

今は、お店が出来て、そんな情景を見る事は出来なくなったが。

その代わり、満月の夜には、その時間に家の玄関を開けて正面に浮かぶ満月を見よう、と思っていても忘れていて見た事はない。

ベランダに面している和室に、私は布団をしいて寝ている。

マンションの上の方なので、覗かれる心配はないのでカーテンも開けはなして寝ている。

満月の夜、フッと、夜中に目が覚める事がある。

そして、私の全身を、前の里山へと傾いた月が照らしている。

こうこうと眩しく輝く月。

手をかざすと、青白く輝き、「ああ~、私は変身するのかしら」 と空想と妄想の世界に入ってしまう。

物音のしない静かな外には、目覚めて地上に出て来たゾンビ達がうろついていたりして…。

昨日も、夜中に目覚めてしまい眠れなかった。

今日が、本当の満月。

今日も、夜中に目が覚めるかしら。






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