ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

一人笹刈り

2017-11-29 18:12:46 | 南ちゃんと南山

今日は、いい天気。

久しぶりに一日、用がない。

そうだ、山に笹刈りに行こう。

最近、南ちゃんの活動日に行けなかったり、他のイベントがあったり、小屋の整理だったり、あまり下草刈りをやっていない。

12月の、活動日も参加出来ない。第一日曜日は、J3の最終日なので応援に行くし、第三日曜日は、恒例の家族の誕生会を都内のレストランでするし。

だから、笹刈りしたい。

それで、洗濯を干し、布団も干して、熱々のお茶もお菓子も持って山に向かった。

まず、一の森に行った。多分、富士山が見えるだろうと。

しばらく、座って、富士山を見つめる。

富士山を見ていると、亡くなった人たちの事が思い出される。数々の思い出と共に。だから、信仰の山、と言われるのか・・・。

畑の小屋から道具を持ってクヌギ林に上がり、道の近くで笹刈りをしていたら、保育園児たちが散歩に来た。

その保育園は、最近、クヌギ林の隣を購入し、その管理を「東京稲城里山義塾」という団体が行っている。

その団体は、私達の“南やんの会”の一人が、地元の男性達と立ち上げた。

私達と同じように、里山の下草刈り・保全の仕事をするが、それにプラスして、里山を利用して遊ぶ事を目的としている。

彼らは、私達と知り合いだし、一緒に楽しむ事もある。

でも、何と、漢字だけの堅い名前、笑ってしまった。さすが、中年の男性達!

私達の正式な名前は、「里山プロジェクトみなみ」。でも、通称で立ち上げた時の“南ちゃんの会”と言っている。

子供たちが危なくないように、綺麗に刈られた場所で、子供たちがドングリを拾ったり、キャッキャッと遊ぶ声を聴きながら、笹刈りをした。

子供たちは、帰る時に、道から見える私にバイバイしながら、「ドングリを沢山拾ったよ。あした工作するの」 と教えてくれた。

時々、熱いお茶とお菓子を食べながら、お昼まで作業をした。

帰りは、大根を収穫して、桜の広場からカエデの広場への道を歩いて山を下りた。

太陽に照らされて、カエデの広場の、黄金色に燃え上がるカエデが、本当に綺麗だ。

何と、豊かな秋の風景だろう。どこに行かなくても、南山の紅葉で十分。

 

そして、下界に降りて、その無粋なたたずまいに悲しくなる。

私が引っ越しして来た時には、街路樹のケヤキ並木は、夏には豊かな緑を、秋になれば黄金色に輝いていた。

マンションのベランダから見下ろすと、そのケヤキ並木は、緑色に、あるいは黄金色に、川のように坂を下り向陽台へと登って行く。

私は、表参道の会社に勤めていたことがあるので、このケヤキ並木と里山の風情に一目惚れして住み始めた。

でも、いつ頃からだったか、ケヤキ並木は夏が終わると、紅葉の前にバッサリと切られてしまうようになった。落ち葉がじゃまなんだと言う。

役所は、落ち葉の掃除が大変だから切って、の声には答えるが、切らないでの声は無視される。

丸坊主にされたケヤキが、春には枝が伸びてそれなりに緑色の葉を付けて日陰を作ってくれる。でも、ケヤキの枝は、まっすぐに空に向かって伸びて行くのに、このケヤキはまるで柳の木かと思うような枝が伸びて来て、「あなたは誰?」と問いかける時がある。

稲城のあちこちで林や森が無くなり、見事は屋敷林を持つ農家が無くなり、無味乾燥な庭の無いような小規模住宅が増えて行く。

悲しいけど、どうしょうもない。

 

あらっと思った事。

南ちゃんが里山の作業をやり始めた頃、丈高い篠笹で薮になった所を、開墾して畑にした人がいる。

少しずつ少しずつ広げて、立派な畑にした男性。

いつも一人で、もくもくと畑仕事をしていた。

通りすがりに、時々は立ち止まって私達は話をした。

去年、畑に雑草が生えて来て、どうしたのかと思っていたら、病気になって入院したという。

心配していたが、そのうちに、また、雑草が綺麗になり始めていて、ホッとしていた。

でも、今年、畑は、草ぼうぼうになり、山に帰って行くのだろうか、と思われるたたずまいになって来た。

今日、一の森に行く時にそこを通ったら、草刈り機で作業をしている後ろ姿をみた。

何か、とっても嬉しくなった。

また、綺麗な畑になって、作物が育つ所が見れたらいいな。

 

 

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南ちゃんの会の交流会

2017-11-25 17:48:45 | 南ちゃんと南山

いい天気に恵まれて、今日は“南ちゃんの会の交流会”が行われた。

食べ物、飲み物、その他、持ち寄りで。

そして、南ちゃんの畑の里芋を使っての大鍋で芋煮も作る。

畑に、テントを張り、トイレも組み立てて、ロケットストーブを用意して鍋に材料を入れて煮始める。

そのうちに、ジャンベさん達も到着して、まずは、里山の、まだ早いが秋を歩く。

クヌギ林を上がって、桜の広場へ。

そして、一の森へ行き、青空に白くクッキリと頭を見せる富士山を望む。

また、桜の広場に戻り、ジャンベさんの演奏と歌を楽しむ。

ジャンベは、自然の中での演奏がピッタリ。爽やかに木々の間を、アフリカの音楽が流れて行く。

そして、ペンさんの歌も楽しむ。

途中で、マイクの携帯用電源の電池が無くなり、生の声での歌。

その後、畑に下りて食事。

熱々の芋煮の美味しい事。

それぞれの持ち寄りのお料理のおいしい事。

飲める人達は、美味しそうにビール等を飲んでいる。

ポカポカの暖かい日差しを浴びて、のんびりとおしゃべりが弾む。

何とも幸せな風景。

来年の今頃は、ここで南ちゃんの会の10周年記念が開かれる。

畑も盛土してかさ上げされ、どんな景色になっているか知らないが、今日のような穏やかな天気だといいなと思う。

帰りは、大根を一本、引き抜いて帰る。

まるで、小鳥が止まっているのように見える葉っぱ。

作り物だけど、ピッタリ。

 

 

 

 

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J3 FC東京U-23を応援に行って来た

2017-11-19 19:25:29 | FC東京とサッカー

夏ごろの予定では、鳥栖に行くはずだった。知り合いにも、一緒に行こうと言われていた。

でも、行くのを取りやめた。

最近は、ホームの試合には行っているが(来なくなった友達もいる)、アウェイにはいかなくなったな・・・。

以前は、FC東京ファーストだったので、絶対に用を入れなかったが、今は、用を入れてしまう。

DAZNでいいや、と。

スカパー!の時には、行っても行かなくても、勝っても負けても、必ず録画を見ていた。

今は、負ければ見ない。

何か、凄く東京へのモチベーションが下がっている。

そして、U-23の方は、勝っても負けてもDAZNで見ている。面白いのだ。

今年、東京は本当に楽しくない試合をしていて、見直したいと思える試合をしていないし、東京の選手がいない代表の試合への思いも最近は落ちている。

だから、今年、U-23があって、本当に良かったと思う。東京への気持ちを繋ぎ止めていてくれる。東京を嫌いになりたくない。

ピッチの上で青赤のユニフォームの選手が戦う姿を見たいのだ。

それで、相模原は行ったこと無いけど、応援に行く事にした。

以前、行った知り合いが、「歩いて15分っていうから、歩いて行ったら、坂道を登って、本当に分かりずらかった」 と言うので、タクシーで行く事にした。

でも、友達から「車でママと行くから、途中、拾っていくよ」 と連絡が来たので、良かった。

友達は、カーナビは付けてないし、私と一緒でガラケー。

だから、車で出かける時には、いつも道路地図を見ながら行く。だいたいは、目的地に着くが、時には間違って楽しいハプニングがある。

今回は、グーグルで予習をして来たそうで、しっかりメモって来た。スムーズに予定よりも早くにスタジアム近い駐車場に着いた。

待機場所が建物の中なので、カンカン照りの夏や雨の日にはいいなと思った。

芝生席ものんびりしていていいけど、私達は、見やすいバックスタンドにした。

時間があるので、スタジアムを一周して、子供たちのサッカーの試合をしばらく観戦。

スタジアムの周りには、ジョギングコースがあった。

ガミちゃん。ガミ茶を無料で配っていた。

プッチンプリンか、ヨーグルトか、シューアイスのどれか一つをいただける。

そしてバモバス。

スタジアムの周りに工事の塀が出来ていたので、隙間から覗いたら、照明のスタンドを建てるのだそうだ。そういえば、スタジアムに照明設備が無かった。設備が整っていないと、J2には上がれない。

試合前の練習を見学できる。

試合は面白かった。0-0の引き分けだったけど、やっぱり、一生懸命にゴールに向かって走るサッカーは見ていて楽しい。

トップチームと違って、サイドが走り切るのがいい、そして、クロスを上げるのがいい。東京の原点はサイドだと思っている。

その、サイドの代表のナオくんが引退するのが寂しい。

今は、室屋が走るようになった。だから、左を走る小川くんを使った欲しい。

ゴール裏の芝生席の雰囲気が凄くいい。

一生懸命に応援する人もいるし、シートに座っている人もいるし、小さい子が走り回っているのもいい。何かいいな。

試合が終わって、ゴールを守っていたヨシカツくんが、東京のゴール裏や、私達のいるアウエィバックスタンドに向かって挨拶した。

私達も、拍手で答える。

昔、彼と私達のゴール裏とは、試合中でも楽しんだ。

ヨシカツ、串カツ、トンカツ・・・もう、彼との楽しかった時を覚えている人も少なくなったのでは。

今回は、ヨシカツくんからゴールを奪えなかったけど、彼からは、笑っちゃうようなゴールをもらった事もあった。

「楽しかったね、さあ帰ろうか」とフッと上の方を見たら、知っている人がいた。

それで、そっちへ行って「久しぶり」と挨拶する。

彼は、ずっとスタジアムでボランティアをしている。頭が下がる。私も誘われたけど、私は試合が見たいからボランティアは出来ないな・・・ 。

帰りは、「ラーメン食べたいね」という事になった。サッカー応援の後は、なぜかラーメンが食べたくなる。ホームでの観戦の後では食べないけど。

それで、友達が、「町田に美味しいラーメン屋さんがあるから、そこに行こう」と。

ところが、まだ早すぎて準備中だったので、向かいのラーメン屋さんで食べた。美味しかった。

帰りの道中もスムーズだった。

楽しかった。

次は、トップチームの最終戦とU-23の最終戦を応援に行って、今年のサッカー観戦は終わる。

 

 

 

 

 

 

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幼稚園の芋掘りの手伝い

2017-11-18 17:16:46 | 南ちゃんと南山

親しくしている農家さんが、都心の幼稚園と契約していて、毎年春と秋の2回観光バスで幼稚園児達が来る。

そのお手伝いを“南ちゃん”が頼まれている。

今回は、さつまいも、里芋、大根、ニンジン、みかんの収穫。

バスを降りて、途中の公園でトイレ。先生も、お母さん先生(つきそいのお母さんたち)、そして私達も。

畑に着いて、農家のお兄さんに話を聞いて、いざ、楽しい芋掘り。

株によっては、芋が少なかったり多かったり。

ここの幼稚園は、少なかったら入れてやり平等に、という事はしない。

大根だって、大きい大根の子もいれば、小さい大根を引っこ抜いた子もいるが、それはそれ。

多くても、少なくても、大きくても、小さくても、子供たちは、そんな事は気にしなくて、ただ、土を掘る事が楽しい。

私達も、土を掘ったり引っ張ったり、楽しい。

収穫した野菜たちは、農家の人が車で観光バスまで運んでくれる。

子供たちは、お弁当を食べてから、山の中をドングリを拾ったりして散策。

春に来た時には、土手滑りをして楽しんだのを覚えていて、「滑り台する?」と聞く。

でも、秋は、山の中は、すぐに太陽が陰って寒くなるので、土手滑りは無し。

子供たちは残念そうに、土手滑りをした場所を通って山を下り、駅でトイレを使い、バスに乗って帰って行った。

子供たちと遊ぶのは楽しい。

カブトムシの死がいを見つけた。

 

 

 

 

 

 

 

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今日は母の月命日

2017-11-10 19:08:55 | 家族

今日は、母の月命日。

ロウソクが燃え尽きるように、静かに息を引き取った母。

作られて日にちも浅い綺麗な、安城市の老人ホームで最後を迎えた。

年に何回か、新幹線で会いに行っていた。

姉が亡くなって、こっちの老人ホームに連れて来ようと、夫とあちこちに足を運んだ。

こっちに連れて来れる目途が立った矢先に、夫が病気で入院した。

医者には、「覚悟を決めてください。早ければ今週末かも知れないし、1カ月、2カ月、3カ月になるかも知れませんが」 と言われ、子供たちと茫然自失。

母を連れて来る状態ではなくなった。

夫が亡くなって、母を連れて来ようと思えば連れて来れたけど、精神的に無理だった。

そして、施設からの連絡で駆け付けた時には、母はもう深い眠りに入っていた。

ある日、突然、食事も水も拒み、眠りに入ったという。

私は、二晩、施設に泊まり込み、母を看取り、姉の子供達と一緒に、母を柏崎へ連れて帰った。

そして、身内だけでの葬儀を行った。それでも、実家の近所の人達や母と近しくしていた人たちが参列してくれた。

何となく、今日は心が苦しくなったので、一日用の無い日だったこともあり、山に入る事にした。

こんな日は、山の中で笹刈りをするのが一番。

キノコ山の山道で、保育園のお散歩の子供たちに会った。

この、南山は、駅の周りにある保育園の散歩コースになっている。

子供たちが元気に、「ドングリだよ。一杯集めるんだよ」 と口々に教えてくれた。

先生が、「この間来た時にも、ドングリ拾いしたので、今日は、袋を作ってきました」と、子供たちが、それぞれぶら下げている手作りらしい袋を見せてくれた。

小さい子がいたので、「何才?」「3才!」。

他の子供達も、口々に「4才」「5才」と教えてくれる。

ここが、子供達の一番のお気に入りの遊び場なんだという。

何だか、私も楽しくなった。

道具を持って森に入り、取り敢えずポットの熱いお茶でお菓子を食べる。

そして、心の中で、母たちとの思い出の旅に出る。

お昼になり、畑に下り、道具をしまい、畑の嵩上げ工事を見つめる。

来年には、どんな風景になるのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

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森もりフェスに行って来た

2017-11-04 20:27:03 | Weblog

稲城に隣接している、川崎の森を管理している「森もりクラブ」が開催した集まりに行って来た。

南ちゃんの会との交流もある。

それで、お誘いを受けて私とクニコさんと行って来た。

クニコさんの車で、稲城の奥の平尾地区へと向かった。稲城に20年くらい住んでいるが、初めて行く所。

昔は、田んぼや牧場やブルーベリー農園があったり、森が広がっているのどかな所だったらしい。

でも、クニコさんが車でグルグル回ってくれたが、ビックリ。

あちこちで、住宅地造成工事をしているのだ。いったい、どれだけの住宅が立ち並ぶのだろう。

そして、隣接している川崎でも、森を取り崩しての住宅地を造成する事になり、反対運動があったそうだが、一度、決まった事は覆すことはできない。

それで、何とか、少しでも森を残したいと、市と話し合い、市が土地を購入してくれて、そこを「森もりクラブ」の人達が管理しているのだそうだ。

森の中を歩いたが、小道があっちこっちに伸びていて、「あれ、さっき通ったっけ」。

 

面積が小さいので、広く見せるために、多く歩き回れるように道を作ったのだそうだ。

そして、私達のように下草を綺麗にすると、すぐそばに迫っている家々が見えるから、薮にして刈りこまないようにしているのだろうと思った。

森もりクラブでは、市がかかわってくれているので、学校での自然観測の勉強の一環として、この森へ来るそうだ。

森もりクラブのお兄さんに、小学生たちがいろいろな説明を受けて、子供達も質問をしていた。

そんな姿を見ていて、ちょっと羨ましかった。私達も、子供たちとこんな関わり合いも持ちたいと思った。

稲城でも、市が、もう少しかかわってくれたらな、と思う。

自然を守って行くには、やっぱり行政の力が必要だと思うが、地権者たちとの開発の関係もあるし・・・。

自然を守って行くには、いろいろな方法があると思う。私達は私達なりに楽しんで行こうと思った。

 

 

 

 

 

 

 

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