ふみさんの日々雑感

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「すずめの戸締まり」を観て

2022-11-15 20:25:11 | 映画
新海誠さんのアニメが好きな友達と、「すすめの戸締まり」を観てきた。

上映時間は長かったが、退屈しないで本当に面白かった。
娘にラインで「面白かったよ」と送ったら「ゆなが観たがってる」と言うので「観ても面白いと思うけど、小学2年生には長すぎるかな」と。

何の先入観も無く、ただ、あの東北震災も関係するアニメらしい?くらいしか分からなかったので、私の想像を超えていた。

でも、結構、笑うシーンもあったり、子どもたちが喜びそうな楽しいシーンもあった。最後の方ではジーンとするシーンもあった。

そしていつも思うのは、空の描かれ方が綺麗。青空も雲の流れるシーンも雨の降るシーンも星空のシーンも。素敵だなって思う。

すずめがゴム紐で髪を結う指、靴紐を結ぶ指、扉に鍵をかける指、必死に走る時に揺れる髪、ハアハアと自転車を漕ぐ姿・・・何かそんな細かい描かれ方まで感動してしまう。

白猫に、草太は、すずめの子ども椅子に閉じ込められてしまった。その椅子を抱えて白猫を追いかけ、九州から東北へ向かうすずめ。

その道中は観ていて面白いシーンが多い。また、後ろ戸を閉めるハラハラなシーンもある。

このアニメの中に「要石」が出てくる。扉が開かないように災厄が出てこないように封印する「要石」。

そして思い出した。友達とサッカーの応援に鹿島に行った時のことを。
友達が香取神社に行きたいと、そしてそこにある「要石」を見たいと。

地震を鎮めるための「要石」。地中深くのナマズを押さえつけている石。何か、私のこの映画への因縁を感じる。

このアニメでは禍々しい赤黒い巨大なミミズが伸び上がり街を覆っていく。それはすずめと草太にしか見えない。

すずめと椅子になった草太とで、ミミズが出てくる扉を締めて鍵をかけながら、東北へと向かう。

どうして題名が「すずめの戸締まり」なのかが、最後に分かる。

幼い頃のすずめが開けてしまった扉。

幼いすずめが扉の向こうへと消えて行き、今のすずめが「後ろ戸」を閉めて鍵をかけ、すずめと草太で要石を打ち込み、ミミズを封印する。

本当に面白かった。


余談だけど、映画が終わる2時の10分くらい前に、2分間隔くらいで2度おしりがムズムズした。地震かなって思った。
映画が終わって友達に言ったら「私も地震かなって思ったけど、下を走っている電車の振動かな」と。
でも、今までそんな事なかったし。

遅めのランチを食べ、コーヒーを飲みながらおしゃべりをして6時頃の電車に載ったら、「地震で電車の遅れが出ています」とのアナウンス。

地震?あれは地震だったのかしら。でも、時間的には合わないし。
家に帰ったら、不思議な地震があったらしい。
震源地近くで揺れなくて、遠く離れた場所で揺れたそうだ。

「すずめの戸締まり」を見た後なので、なんとなく不思議な気持ちになった。







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1 コメント

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Unknown (倉庫番)
2022-11-16 17:40:24
こんばんわ(@^▽^@)🎵。 私も映画「すずめの戸締まり」を観賞しました。 私もシートが揺れたように感じましたが、館内の大迫力の音による振動かと思います。 でも、映画館で揺れる経験はあまりないので、映画関係者の皆さんに感謝でしょうか❔
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