あの 「安全地帯」 のコンサートに行って来た。
チケットを申し込む時に、ちょっと迷った。東京がナビスコカップの準決勝に進んだら、同じ日にダブってしまう。東京の応援にも行きたいし、コンサートにも行きたいし。娘に 「安全地帯のコンサートに行く?」 と聞いたら 「嫌いじゃないから行ってもいいよ」 という。
電話をかけたら、「残り一席です」 との事。迷ったのがいけなかった。それで、私一人で行く事にして、もしも何かあって行けなかったら、娘が行く事にした。
「安全地帯」 のコンサートに行くのは、これで3回目。
もう何年前か分からないが、「安全地帯」 が再結成してのコンサートに、会社の女性と武道館に行った。2階の最前列の中央寄りで、ゆったりと堪能した。
その時は、玉置くんは 「ピーちゃんが、ピーちゃんが」 と奥さんの事のおしゃべりが多かった。おしゃべりよりも、もっと歌を、と思ったのを覚えている。
2回目に行ったのは、もう無くなった新宿の厚生年金会館。この時は、途中で休憩をはさみ、おしゃべり無しのノンストップで、ガンガン歌ってくれた。アンコールも無し。
今回は、芸能ニュースの賑わいとコンサート中止とかあり、ある意味楽しみに出かけた。
やっぱり、今回もお客さんは私の年代が多い。彼等と一緒に私達も年齢を重ねて来た。そして、やっぱり女性の方が多いのかな。
前半はガンガンのノリで、全員立って手を振り、手拍子。髪の長い女性が客席から半身をステージに上がり、玉置くんは「好きさ、好きさ」 と、しばらく抱きしめながら歌った時、会場がちょっとざわついた。その女性は、その後、通路を通ってどこかに消えた。
中盤、メンバーが半円に椅子に座り、「無事に始まりました。イロイロあったから。人間、生きていればイロイロありますよね。のってますよ!!」 と客席を笑わせた。
そして、静かに歌い始めた。客は、皆、椅子に座り静かに耳を傾ける。
青いスポットライトの中、静かに虹色の雪がチラチラ降る中を、玉置くんが、「かあさんが 夜なべをして 手袋編んでくれた……雪が降る 遠いふるさと・…」 と歌い出した。
玉置節が、シーンとした会場に流れると、私は胸が一杯になった。目をつむれば、その詩がそのまま私の小さい頃の原風景だからだろうか。遠く遠くへ流れ去って、二度と見る事も会う事も出来ない子供の頃の諸々の思い出。
後半は、また、ノリノリにガンガンと歌い始めた。
アッというまの2時間。休憩なしでおしゃべりも無しで、ガンガン歌い、名残惜しく彼等は、暗闇の向こうへ消えて行った。
歌い方は昔とは違うけど、声も昔とは変わって来たけど、でも、「安全地帯」 は 「安全地帯」 そして、玉置浩二は玉置浩二。
声が出なくなって、辛い治療を一杯受けたけど、今は、全部止めて、自然に任せると言っていた玉置くん。
又、コンサートに行きたい。今度は娘も夫も連れて行きたい。感動したから。
チケットを申し込む時に、ちょっと迷った。東京がナビスコカップの準決勝に進んだら、同じ日にダブってしまう。東京の応援にも行きたいし、コンサートにも行きたいし。娘に 「安全地帯のコンサートに行く?」 と聞いたら 「嫌いじゃないから行ってもいいよ」 という。
電話をかけたら、「残り一席です」 との事。迷ったのがいけなかった。それで、私一人で行く事にして、もしも何かあって行けなかったら、娘が行く事にした。
「安全地帯」 のコンサートに行くのは、これで3回目。
もう何年前か分からないが、「安全地帯」 が再結成してのコンサートに、会社の女性と武道館に行った。2階の最前列の中央寄りで、ゆったりと堪能した。
その時は、玉置くんは 「ピーちゃんが、ピーちゃんが」 と奥さんの事のおしゃべりが多かった。おしゃべりよりも、もっと歌を、と思ったのを覚えている。
2回目に行ったのは、もう無くなった新宿の厚生年金会館。この時は、途中で休憩をはさみ、おしゃべり無しのノンストップで、ガンガン歌ってくれた。アンコールも無し。
今回は、芸能ニュースの賑わいとコンサート中止とかあり、ある意味楽しみに出かけた。
やっぱり、今回もお客さんは私の年代が多い。彼等と一緒に私達も年齢を重ねて来た。そして、やっぱり女性の方が多いのかな。
前半はガンガンのノリで、全員立って手を振り、手拍子。髪の長い女性が客席から半身をステージに上がり、玉置くんは「好きさ、好きさ」 と、しばらく抱きしめながら歌った時、会場がちょっとざわついた。その女性は、その後、通路を通ってどこかに消えた。
中盤、メンバーが半円に椅子に座り、「無事に始まりました。イロイロあったから。人間、生きていればイロイロありますよね。のってますよ!!」 と客席を笑わせた。
そして、静かに歌い始めた。客は、皆、椅子に座り静かに耳を傾ける。
青いスポットライトの中、静かに虹色の雪がチラチラ降る中を、玉置くんが、「かあさんが 夜なべをして 手袋編んでくれた……雪が降る 遠いふるさと・…」 と歌い出した。
玉置節が、シーンとした会場に流れると、私は胸が一杯になった。目をつむれば、その詩がそのまま私の小さい頃の原風景だからだろうか。遠く遠くへ流れ去って、二度と見る事も会う事も出来ない子供の頃の諸々の思い出。
後半は、また、ノリノリにガンガンと歌い始めた。
アッというまの2時間。休憩なしでおしゃべりも無しで、ガンガン歌い、名残惜しく彼等は、暗闇の向こうへ消えて行った。
歌い方は昔とは違うけど、声も昔とは変わって来たけど、でも、「安全地帯」 は 「安全地帯」 そして、玉置浩二は玉置浩二。
声が出なくなって、辛い治療を一杯受けたけど、今は、全部止めて、自然に任せると言っていた玉置くん。
又、コンサートに行きたい。今度は娘も夫も連れて行きたい。感動したから。