人生アラカルト

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胃がんで死ぬとは…

2014-04-08 22:29:21 | がん治療
蟹江敬三さんが胃がんで亡くなった。
好きな俳優だっただけに、がっかりした。
それにしても、早期に見つければ死ぬことは
まずないのが胃がんと言われるだけに、もっ
たいないと思う。
私自身は4年前、二度目の胃がん手術を受けた。
初期がんであったが、再発を恐れて胃を
全摘した。胃を失うことに、当時は悩んだ。
結局、残りの人生を心配で過ごすかどうかを天
秤にかけて、「えい、やー」と気合を入れて、
胃を取ってもらった。
この判断は正しかった。
がんはもう一つ、食道にもあったので、これも
初期で、内視鏡による手術で取ってもらった。
ところが、ほっとけばがんになるらしい異物の
出現で、胃カメラを飲むたびに、異物の模様が
気になる。いよいよ、異物を取り除こうと、決
心した2月、手術の必要なしとの健診結果に飛
び上がるほどうれしかった。
その間にも、親しい朝日の友ががんでなくなっ
ている。
がんはこわい。
がんに取りつかれて、20年以上経っているが、逃
げ回ってなんとか生きながらえている。
持ち合わせているのは、運ではなく、感謝だけで
ある。




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