人生アラカルト

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指揮者のわがままに付き合う

2016-02-21 22:02:15 | 80はミステリーゾーン
題名のない音楽会で、面白い実験をしていた。
番組の司会者が佐渡裕さんから五嶋龍さんに代わって
益々面白くなった。

オーケストラ指揮者のわがままをいう、とはー
リハーサルなし
暗譜する
配置ばらばら
歌う

リハーサル無しでは、you tubeで、ひどい演奏を見たこ
とがある。一流のオーケストラが最初はひどいものであ
った。あれはきっとやらせだろう。デュトワさんが、し
れっとした表情で指揮していた。

「題名」では、いきなり名演奏だった。プロならいきな
り原石から削って行くわけでなく、ほぼ完成品から修正
してゆくのだから。

暗譜はピアノ協奏曲で、いつも感心する奏者の暗譜力だ。
あの膨大で長時間にわたる五線譜をよく覚えるものだ。
オーケストラもプロ中のプロ。暗譜するのは、難しいこと
ではないと思うのだが。

オーケストラの配置がばらばらだったら。打楽器の位置に
座ったコンサートマスターは「時間差のあるなかで、打楽
器の人達はよく全体の音をつかんでいらっしゃること」

小生の乏しい経験で、かつて合唱団の端っこでピアノを
背に、フルートを吹いたことがあった。

強烈なピアノの音量に圧倒されつつ、遠く離れた人の声が
かすかに聞こえる程度だった。なるほど、指揮者の役割が
よく分かった。

暗譜する。膨大な曲を暗譜するピアニストにいつも感心す
る。だから、他の楽器でもできるはず。しかし、長い曲で
たまに演奏する場面で、緊張するだろうな。

歌う。フルートの先生は教えるときはいつも歌っている。
指揮者は歌うしかないもんな。歌が一番相手に伝わる。で
超有名指揮者で声の悪い指揮者がいた。いい加減やめてく
れ、とならないかしら。


リハーサルは舞台裏。客にやたら見せん方がよいと思うの
だが。



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1 コメント

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わかるけど (もしかして爺)
2016-02-22 04:51:57
イメージ壊れたりして
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