歌野晶午の短編集「ずっとあなたが好きでした」読了。感想…第⑪話「女!」:さいご!十條??!第10話「舞姫」の主人公とおなじ?同一人物?でも、社会人になる直前だから、時系列としてはこっちの話の方が先とゆーことになる。てことはジョジョが日本に残してきた彼女が、このどっちか、ってことか。これは今後のさらにどんでん返しが期待できる流れ。第⑫話「錦の袋はタイムカプセル」:読み始めてすぐ「フランスで調理の修行」という他己紹介で、すぐピンときました。これは前々回の短編「舞姫」の主人公だと。しかし名前が、馬渡。十條じゃない。でも読みすすめるうちにこの主人公が「遠い初恋」の主人公であることもわかり、この感じだと、もしかして全てのストーリーの主人公は同じ人物なのかと察し始めました。そして読んでいくとやっぱりそう。いやほんとはね、途中でちらっと思ったこともあったんですよ。そうじゃないかって。でもなにしろ主人公の名前が違うからその考えはすぐ消去しまってたんだけど。苗字や住んでる土地が違うのも読者を欺くためのトリックだったわけです。主人公、とにかく惚れやすいし、それでいてある程度歳とったあとの彼は、口がうまいとゆーか一方的に惚れたら強引なとこがある。それはたしかに今までの話である程度共通してる気がする。どの話か忘れたけど、中年でチラシ配りのバイトのおじさんの割に、なんか学のある考え方してるなとチラッと感じたことあったけど、まさかほんとに学歴はそれなりにあったとはね。第⑬話「散る花、咲く花」:治?馬渡大輔ではなくて?…てことは美由紀の昔の話?なのかなと、思い読み始める。でもこれも結局、認知症老人の前で治のふりしてた馬渡大輔だった。「糖尿病由来であちこち異状をきたしており退院の目処は立っていない。認知症は糖尿病とは関係なく、数年前に発症し、悪化している。」いや、関係ありますから!糖尿病と認知症は。⑭まとめ。短編集とみせかけてじつはひとりの男の半生の色恋沙汰を、時系列デタラメに並べ替えた小説だったわけ。すべての短編がそこそこに大(いや、中か)どんでん返しを含んでいながら、最後にまさかのスーパー巨大どんでん返しが待ってるとゆートリック。歌野晶午イズム爆発。
2021年1月から仮店舗に移転しオープンした来福軒。ただ仮店舗に移っただけなのに新規オープンのような客の多さ。元々駅近だったけど、今回はほぼ駅と一体化してます。この日は雪が降って市内バスが完全に運休になっていました。
電車待ちの間に入店し、けっこー時間に余裕あったはずが、客の多さのため店員さん回っておらず、時間かなりギリギリになりラーメンも味わう余裕もなく1分くらいでカきこんでしまいました。過去記事※※
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