シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

いや~~~な気分・・「運命の女」

2006-07-17 20:05:06 | Weblog
なぜか今日もエイドリアン・ライン監督作だ。

昨日テレビ放映で見た「運命の女」

主演はダイアン・レイン、リチャード・ギア、オリヴィエ・マルティネス。

ダイアンとリチャードは夫婦。経済的にも安定しており郊外のステキなおうちに住む。9歳の男の子も素直に育ち、文句のない人生。

しか~~し、或る日ひょんなことからダイアンはオリヴィエ演じる本のブローカーと出会い、超セクシーな彼に強烈に惹かれてしまう。

そして、まあ、想像つくでしょ、ふたりがどこまでいっちまうか・・

だってこの監督だもんね。

このオリヴィエ・マルティネスって人はフランスのブラビなんだって。まあちょいとラテンも混じっている色男だが、いかにも女にもてもて風、こういう男に惚れたら、女はそれなりに腹をくくらなければいけないよね。

自分以外にも絶対に他の女とデートしている・・とか何人かのガールフレンドとうまくやっている・・とか、そのへんは覚悟しなきゃ。

なのに、ダイアンさんは彼が他の女性と仲良く歩いているのを見るや、飛び掛って「この女何よ!!!」

おいおい、あんたは亭主もちだろ~~が!男が一番「ひく」タイプだな。

しかも~~彼女は彼にメロメロになってから下着や靴を新調。夫であるリチャードが「あり?」って見ていることにも気づかない・・何かね~~夫以外の人に恋するにしてもマナーとか思いやりってあるんじゃないのかね~~

でも、逆に言えば、それだけこの奥さんは「浮気慣れ」していないウブな人ってことになるか・・

この映画は、とにかくいやな気分になる映画でしたね。ストーリーはテレビのワイドショーねた、週刊新潮の「黒い報告書」ねた。でもそれなりの役者がやっているので、やはり「息苦しい」緊迫感を感じましたね。

でもさ、映画上ではオリヴィエは「年下の男」(リチャードは「あんな子供と何度も寝たなんて!!」と怒る)と設定されていますが、ダイアンは65年生まれ、オリヴィエは66年生まれ。ふたりは1歳しか違いません。

これは演技力によって「年の差」を感じさせるカップルとして見えていたのでしょうか?それともダイアンが老けている・・だけなのでしょうか?

彼女、足は美しいですが、額のシワが老けて見えますね・・