シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

かわいい愛すべき映画・・「クール・ランニング」

2006-07-02 23:12:50 | Weblog
93年ジョン・タートルトーブ監督作「クール・ランニング」

88年のカルガリー冬季オリンピックに実際に出場したジャマイカのボブスレーチームを描いた作品で、公開当時アメリカではすごいロングヒットとなった。

ジャマイカでボブスレー?だって彼ら、雪も見たことないのに???

彼らがカルガリーに到着、空港から出る(出れない)シーンがめちゃ笑えます。

だって外はものごっつ寒い!見たこともない雪が降っとるし~~~

生まれた土地では決して見たことのないものが、他の世界では当たり前って、本当に面白いことです。

20年近く前、初めてインドに行ったとき、街中を牛が歩いていることに大ビックリ!だってさ、田舎じゃないんだよ、ボンベイだよ、ボンベイ!

日本で言ったら大阪駅近くを牛が歩いているってこと・・

この映画でコーチ役を演じたジョン・キャンディにとっては生前最後の大ヒット作。彼は本作公開後、44歳の若さでこの世を去っている。

いい役者だったのにね、「おじさんに気をつけろ」など好きでしたが、肥満は短命のもとですね。

「クール・ランニング」はスポ根要素あり、コメディ要素あり、でも最後は感動もでき、とてもかわいい映画。後味がいいので、良い気持ちになれます。

オリンピックへの資金かせぎに女の子へのキスを売るシーンが大好きでした。

ジャマイカというと知人で日本人レゲエバンドのマネージャーをやっていた男性が、ジャマイカの聴衆を前に「じゃ~~まあ~~い~~か~」と駄洒落ですべったことを思い出します。日本語は通用せんやろ~~