シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

ビーストがいまいち恐くない・・「美女と野獣」

2006-07-11 22:26:45 | Weblog
「リトル・マーメイド」の後、ディズニーアニメが完全復活を果たした記念すべき作品「美女と野獣」(91年)

個人的な好みとしては「アラジン」などの方が好きだけど・・

でも当時「美女と野獣」のCGによるダンスシーンにはビックリしましたね。今では、まんず当たり前だが、あのころはね・・

ビーストの声は青春恋愛映画の名作「ジェレミー」(過去に記事でアップしちょります)で主人公ジェレミーを演じたロビー・ベンソン。彼は声優として活躍なさっていたのですね。

この作品は魔法をかけられビースト(野獣)に姿を変えられてしまった王子が、真実の愛を告白されれば、人間の姿に戻してもらえるって話で、しかも期限つき。

バラの花びらの最後の1枚が落ちきるまでに「愛してる」と言われないと、終生ビーストのまま。

家来たちもティーカップや、ロウソク立てのまま、一生を終わることになってしまう。

彼に無理やり近づけさせられたのが、村の聡明なかわい子ちゃんベル。15歳って設定に無理ないすか、この顔は。まあ、ええやろ。

ラスト、ビーストが王子に戻るシーンはなかなかに感動的で、いつもほろっとしちゃう。結局美男美女ってカップリングにはちと反発しちゃうけど。

この映画は妹が大好きで、封切りすぐ後に嫁に行くことになり、結婚式でかける曲の中にこの「美女と野獣」の主題歌を選びたいと言ったので、「え~~それまずいんじゃないの?」と言った。

「なんで~~??いい話だし、いい曲だし」
「だってさ~~男が野獣だよ、野獣。曲だけ聴いてもわからん人がほとんどだろうけど、知っている人が新郎側にいるとやばくない?」
「え~~そうかな」
「反対のパターンを考えてみなよ、「王子とブス」とかさ、そんな映画の主題歌かけられたらイヤでしょ」
「う~~~ん、だって~~~」

とゴニョゴニョ言っていたが、何とかあきらめさせた。ふ~~~世間知らずは困ります。