シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

見た年齢が低すぎました・・「ゴッドファーザー」

2005-09-28 22:39:51 | Weblog
72年フランシス・Fコッポラ監督作「ゴッドファーザー」
これはリアルタイムでロードショーで見ました。確か母とふたりで・・
13歳でしたね。

なので~~~ほとんど価値がわかりませんでした。猫に小判とはこのことです。

何度かテレビでも放映され、年を追うごとに、これってやっぱりすごい映画かもと思えるようになったかな~

だから~~映画って見るにふさわしい年齢ってのがあるんだよね。

「ゴッドファーザー」は男の人にとってバイブルみたいな作品らしい。
「ユー・ガット・メール」の中でもトム・ハンクスがマーロン・ブランドのものまねしてたしね。「月曜、火曜、木曜、水曜・・・」「ゴー・トゥ・ザ・マットレス」とか

私の父がどちらかというと、主人公のドン・コルレオーネ型の男で、一代でビジネスを興し、一族の面倒を見て、名づけ親となり、ボスとして君臨した。

だから20代で見たときは、ドン・コルレオーネと父親の姿がかぶった。

今見たら、どんな感じがするのかな?
印象に残っているシーンはたくさんあるけれど、やはりドン(マーロン・ブランド)の死のシーン。畑で孫と遊ぶうちに心臓発作で倒れる。
静かな音のない世界、草のすれあう音と孫の笑い声のみの世界・・

ここは素晴しかった!!

今一度、見てみたい!きっと素晴しさを感じることができるに違いありません。

同じ理由でロシア製作の「戦争と平和」もまったく良さがわからず、「ただただ長い」としか記憶なし。リュドミラ・サベリーエワのナターシャが初めて登場するシーン以外、何も覚えていない私であった・・
情けなや・・